ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

損得 ‐ 想い出のカタリナ

2014年11月12日 | 想い出のカタリナ

 日曜の夜10時、NHK‐BSのドラマ、「昨夜(ゆうべ)のカレー、明日(あした)のパン」を視ている。

 NHKのHPを拝借してプロットを紹介すれば、東京郊外だと思うが、少し田舎びた古い家で、テツコさん(仲里依紗)は7年前に夫・一樹さんを病気で亡くし、老年に差し掛かった気象予報士のギフの連太郎さん(鹿賀丈史)と二人暮らし。

 テツコさんは同僚で恋人の岩井さん(溝端淳平)からプロポーズされるが、一樹さんと同じように死別するんじゃないかと、踏み切れないでいる。

 一方、岩井さんは、どうして何時までもギフと暮らし続けるのか理解できないでいた。
 が、ギフとテツコさんは、周りの思惑などと無縁にほんわかと暮らしてい、それがなんとも面白い。

 その四回目(10/26)は、ギフの亡き妻夕子さん(美保 純)の法事が営まれた顛末。

 一樹さんの幼馴染、隣家の元キャビン・アテンダントのムムムさん(ミムラ)たちは、その法事の料理を任されるが、魚を捌ける人がいなくてテツコさんの機転で、助っ人として岩井さんが呼ばれる。

 ところがその岩井さん、思わぬお客さんと一緒、それは夕子さんの幽霊! ただ、その姿を見ることができるのは霊感鋭いらしき岩井さんだけ。 

 幽霊騒ぎも収まり、客も帰り一人縁側でお酒を呑み乍ら、♪ 夢でもし逢えたら素敵なことね / あなたに逢えるまで眠り続けたい(夢で逢えたら/詞:大瀧詠一)と口ずさむギフ、「先に逝くなんて狡い」と呟くのだった。

 ギフと心情を同じくするペトロ、以下、勝手に創作したんだけれど・・・、
 c : 狡いなんて心外、逝きたくて先に逝った訳じゃ!
 p : そりゃそうだけど
 c : 生きている方が仕合せでしょう?
 p : そうでもないや
 c : 生きててよかったと心から思える暮らし方をしなくっちゃ、勿体ないぞ!
 p : うん、どっちが得だとか損だとかいう次元の話じゃないよなあ
 c : そうよ 神様がお決めになったことだから
 p : でも、来月は僕が先に逝く番だからね、なんてできないんだから、やっぱ狡いよなあ

 何時の間にかドラマを視乍らうたた寝をしていたらしく、「ベッドで寝なきゃ風邪ひくよ」と言う声が聞こえて目が覚めた。
 七五三詣で賑わう西宮神社、着飾った参拝客の華やぎをよそに菊花展でわさわさと咲く「菊花」に見入った。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.892


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2 コメント

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引っ越し、できましたね! (旅人)
2014-11-12 09:25:17
少しだけのお休み、リフレッシュできましたか。
前とイメージがそんなに変わらないようで、違和感を感じないです...私的には。
引き続き楽しみにするね、がんばって。
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Unknown (ぱてら)
2014-11-12 22:50:45
うんうんと画面を拝見しながら、頷いている自分に笑ってしまいました。先生の口調が思い出されて。ちゃんと、先生の声で聞こえてきましたよ。先生の幽霊がペトロさんの肩の所で、頑張りなさい。とほほ笑んでる様子が浮かんでくるようです。ファイトぺとろさん!
急がなくても、ゆっくりしてても先生は待っててくれますよ。きっと。
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