日曜の夜10時、NHK‐BSのドラマ、「昨夜(ゆうべ)のカレー、明日(あした)のパン」を視ている。
NHKのHPを拝借してプロットを紹介すれば、東京郊外だと思うが、少し田舎びた古い家で、テツコさん(仲里依紗)は7年前に夫・一樹さんを病気で亡くし、老年に差し掛かった気象予報士のギフの連太郎さん(鹿賀丈史)と二人暮らし。
テツコさんは同僚で恋人の岩井さん(溝端淳平)からプロポーズされるが、一樹さんと同じように死別するんじゃないかと、踏み切れないでいる。
一方、岩井さんは、どうして何時までもギフと暮らし続けるのか理解できないでいた。
が、ギフとテツコさんは、周りの思惑などと無縁にほんわかと暮らしてい、それがなんとも面白い。
その四回目(10/26)は、ギフの亡き妻夕子さん(美保 純)の法事が営まれた顛末。
一樹さんの幼馴染、隣家の元キャビン・アテンダントのムムムさん(ミムラ)たちは、その法事の料理を任されるが、魚を捌ける人がいなくてテツコさんの機転で、助っ人として岩井さんが呼ばれる。
ところがその岩井さん、思わぬお客さんと一緒、それは夕子さんの幽霊! ただ、その姿を見ることができるのは霊感鋭いらしき岩井さんだけ。
幽霊騒ぎも収まり、客も帰り一人縁側でお酒を呑み乍ら、♪ 夢でもし逢えたら素敵なことね / あなたに逢えるまで眠り続けたい(夢で逢えたら/詞:大瀧詠一)と口ずさむギフ、「先に逝くなんて狡い」と呟くのだった。
ギフと心情を同じくするペトロ、以下、勝手に創作したんだけれど・・・、
c : 狡いなんて心外、逝きたくて先に逝った訳じゃ!
p : そりゃそうだけど
c : 生きている方が仕合せでしょう?
p : そうでもないや
c : 生きててよかったと心から思える暮らし方をしなくっちゃ、勿体ないぞ!
p : うん、どっちが得だとか損だとかいう次元の話じゃないよなあ
c : そうよ 神様がお決めになったことだから
p : でも、来月は僕が先に逝く番だからね、なんてできないんだから、やっぱ狡いよなあ
何時の間にかドラマを視乍らうたた寝をしていたらしく、「ベッドで寝なきゃ風邪ひくよ」と言う声が聞こえて目が覚めた。
七五三詣で賑わう西宮神社、着飾った参拝客の華やぎをよそに菊花展でわさわさと咲く「菊花」に見入った。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.892
前とイメージがそんなに変わらないようで、違和感を感じないです...私的には。
引き続き楽しみにするね、がんばって。
急がなくても、ゆっくりしてても先生は待っててくれますよ。きっと。