今年のノーベル平和賞が決まったという。
捻くれ酔狂、これまでのこの賞の選考・受賞者には、誰とは言わないが、腑に落ちないところがあって、素直に祝えないことが多かった。
が、今年の国際NGO 「核兵器廃絶国際キャンペーン・ICAN」の受賞は、拍手を送りたいと思う。
ただ、「ヒロシマ・ナガサキ」であって欲しかった、とちょっぴり思わない訳でもないけれど。
少し気の利いた感想でも書ければいいのだが、望む方が無理なので、小篇 「七夕の夜の贈り物」(17-07-09)を再投稿したい。
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※ 演説に会場が涙 サーロー節子さん、核廃絶求め72年
核兵器の使用や保有などを法的に禁ずる核兵器禁止条約が7日午前(日本時間7日深夜)、米ニューヨークの国連本部で開かれている条約交渉会議で採択された。
日本政府は3月の交渉会議で「北朝鮮の脅威といった現実の安全保障問題の解決に結びつくとは思えない」と表明し、5核保有国などと歩調を合わせてボイコットした。 (記事:朝日新聞ディジタル7/9)
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今回の受賞に対し日本政府はコメントを出さなかったという。
連休明けに公示される衆院選挙、唯一の被爆国がコメントを出せない、こんな政府・与党でほんとうにいいのか? その意味で今回の平和賞、いい機会を与えてくれたと思う。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1400
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