早い人はそろそろ起きようかという、未明の4時過ぎ。
NHKに視点というTV番組があること、ご存知の方は少ないと思う。
識者が時の話題を判り易く解し、潜む問題などを顕かにしてくれる真面目な番組で、寝そびれ者が目をしょぼつかせて視るには聊か重く、退屈でもある。
で、海の日(7/21)は、“ 増える女性のアルコール依存症 ” がテーマ。
この症状、20代から30代の若い女性に増えているのだそうだが、女性ゆえに酔って暴力に走ることが少なく、発見しにくいのが特徴なのだとか。
依存に陥る原因は様々だろうが、そのひとつにストレスがあるのは理解(わか)る。
加えて女性の飲酒が社会的に認知され罪悪視されなくなったこと、一般的に男性に比して肝臓機能が弱く、お酒そのものに弱いこともあるらしい。
その飲酒を原因とする交通事故、またぞろ増えているようだ。
数年前に博多で幼い姉弟が巻き込まれた痛ましい事故以来、厳罰化や世論の高まりなどで一時減少したがここにきて増加にあるらしい。
カタリナ
が元気な頃、車があれば稽古に便利と持ちかけたことが幾度となくあったが頑として容れなかった。
酔狂老人、多くは要らないのだが、ちょびっとの量を我慢できないだらしない呑兵衛を慮ってのこと。
話は変わって、ここ暫く何をするにも億劫、飯の用意もうだうだしうなって酒で腹を宥めようかと思うこともしばしば。
だが、酒だけで済ます食事、己を律することが不得手ゆえ癖になりそうで、できればしたくない。
で、態(わざ)と少し遠い大衆食堂、残念なことにこの昔ながらの店が頓に少なくなった。へ、「あそこは酒が置(な)いけど、背に腹は代えられん」と言い聞かせながら車で出かけるのである。小酒呑み?って厄介やなあ、ほんま!
蒸す日曜(8/3)の昼下がり、散歩の途中で肴にいい「オクラ」、大衆食堂と一緒で今や希少種?になった感のある「カンナ」、大汗掻いて家に着いたとたん、どっと雨が来た。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.845