ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

花を生ける ‐ カタリナ便り

2013年05月28日 | カタリナ便り

 カタリナ、一月足らずの無沙汰? に感激と感謝で滂沱の涙!!
 転院から五日目、嬉しくも幾人かの方が見舞いにお越し下さった。

 そんなに簡単に涙を流す女性(ひと)じゃなかったンだけど、それを聞いたペトロ 、恥ずかしくも目頭(めがしら)が濡れて困った・・・。

 Tyabana_2その日も、チャプレンの M神父様が病室に来て下さり、祈りと励ましを受けたと言う。

 その折に、洗礼を授かった神父様を尋ねられたカタリナ、「夙川教会の Y神父様です」と答えたところ、M神父様が姫路のカトリック系の病院の理事をされていて、Y神父様も同じく理事をされていると言う。

 で、その日、たまたま理事会のため姫路まで行かれるらしく、「病中にある Y神父も調子がよければ理事会に出席されるので貴女のことを伝える」との嬉しい言葉を頂いたらしい。

 Y神父様とは、大聖年のイタリア巡礼で何かとご指導を頂いた。
 出発前の慌ただしいホテルのロビーでワインを飲んだり、レストランで食事中に抜け出して路上で紫煙をくゆらしたりとか??

 航空会社のストで、緊急避難的にパリに途中降機した折、Y神父様の流暢なフランス語にびっくり、英知大学のフランス語の教授だったことを改めて思い出し、そのギャップに唖然としたことなどなど、ユニークな神父様だった。

 ところでカタリナ、頂いた茶花を生けながら、「名前を当ててみて」と悪戯っぽく笑う。
 そんなん無理、調べていたら半日や一日あっという間に過ぎて病院に行かれへン!
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.613

コメント
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