空がようやく明け始めた頃、ジョン・F・ケネディ空港に着いた。
そこで、空港集合組み、15名ほどもいたろうか。と合流、総勢25名ほどに。
ホテル・ハイアットで出会った大阪のご夫婦、カナダで一泊されるらしく、向かう空港も違うようでここでお別れ。
♪ ケネディ空港で搭乗手続きに向かう ♪ バッファロー空港に着いてバスを待つ
セキュリティ・チェック、靴下までも脱がされそうな厳しい検査。
いつぞやフランクフルトのそれで、バスローブ姿のアラブ人グループを見たことがあるが、「ひょっとして、ズボンを脱げ」とまで言われるンじゃないかと小さな胸?を痛めた。
バッファロー・ナイアガラ空港へはジェットブルー航空。
100人乗りほどの小型機、ビジネスアワーでもありほぼ満席、1時間半ほどで着いた。
90分も飛行機に乗りながらここがNY市と同じ州だとはとても思えない、それほど広いということ?
空港からは、小型のバスで西に向かって約30分、エリー湖から流れるナイアガラ川に沿って走り、途中グランド島を抜けカナダ国境へと向かう。
♪ 小型バスでカナダ国境へ ♪ 秋色のナイアガラ川
世界三大瀑布のひとつナイアガラ・フォールズ。
エリー湖からオンタリオ湖へと流れるナイアガラ川のほぼ中間にあり、その川の真ん中がアメリカとカナダの国境。観光客の多くはカナダ側に入るという。
川がほぼ直角に北上する辺りに架かる橋がレインボーブリッジ、その両端にそれぞれの検問所がある。
カナダに入る場合、アメリカ側はフリーパスでゲート(写真左:扇形の建物)を潜り、対岸でカナダの入国審査を受ける。
カナダへの入国はパスポートを見て終わり。
うんざりするほどの観光客を毎日相手にしていれば、「Purpose of your visit? 何しに来たの?」などと、改めて聞くのも阿呆らしくなるのだろう。
ちなみに、アメリカへはこの橋を逆行する訳だが、渋滞で難儀すると聞いた。写真でも右側車線が混んでいるのが判る。
Peter & Catherine’s Travel Tour No.394