ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

夢プラン ‐ 飛鳥の里で

2011年08月05日 | 茶事/茶会

 初夏の頃、Fさんのご実家の庭で、<ピザ・パーティ>をしたことは書いた。
 そのFさん、国営の飛鳥歴史公園が主宰するボランティアクラブ、「飛鳥里山クラブ」で活動されている。

 春浅き頃、「クラブで炭焼きをしたんですよ。お稽古で使えれば・・・」と、炭を頂いた。
 古くから明日香村に伝わる炭焼き窯で作られた炭が、甘樫(あまかし)のうぶすな炭。

 Photo_7甘樫丘の間伐材、クヌギ、コナラやカシなどを原木に焼かれたものだそうだが、大変香りのいい炭で重宝したのは言うまでもない。
 ちなみに、“ うぶすな ”(産土)とは、生まれた場所、里や村を守る神様のことだそう。

 そのお話とともにFさんから、飛鳥歴史公園の中に五つある地区をステージに、 “ 夢プラン ” と冠をつけた活動があることを聞いた。
 飛鳥歴史公園の管理センタにプランを申請すれば、HPや会報での紹介などバックアップしてくれると言う。

 そこで、チーム奈良の面々、俄然やる気を発揮。
 甘樫のうぶすな炭を焼いて下さった飛鳥里山クラブの方々へのお礼を兼ね、「その炭で点てたお抹茶を差し上げるのはどうだろう?」というプランが出た。

 ご自宅を<リフォーム?>中の S さん邸に伺った折、飛鳥歴史公園を下見。

 Photo_2近鉄飛鳥駅近く、ロケーションが良い高松塚周辺地区の芝生公園(写真上)で、「ゆきま棚」(杉本氏作・Fさん提供/写真下)を用いて行うことで纏まった。

 日時も、10月30日の日曜、11時から14時、生憎の雨になった場合は、同じ地区にある飛鳥歴史公園館のセミナーハウスで「一服差し上げましょう」と、晴雨に関わらず実行することも決め、その日に向けて皆で準備をすることになった。

 10月の終りともなれば、桜紅葉が美しく装い始める頃。
 綺麗に整備された飛鳥歴史公園、高松塚やキトラ古墳、石舞台、甘樫丘など、徒歩やレンタサイクルで古代史巡りの途中、渇いた喉を潤しに気軽にお越し下されば嬉しい。

 “ 夢プラン ・ 飛鳥茶会 ” 。
 ペトロ に言わせれば、「物静かな? 手弱女ばかり」の “ 茶チーム和の輪 ” 、打ち揃って皆様のご来席をお持ち申し上げますゆえ。 (
 Peter & Catherine’s Travel Tour No.361

コメント (2)
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