薫風の一日、奈良の F さんのご実家に集う。
Fさんから、「ピザの釜を作ったの」と、写真を見せて貰ったのが発端。
美味しく簡単に焼けると聞けば、“ 見たい、手作りを食べたい ” と、好奇心旺盛な皆さん、すぐに、“ ピザ・パーティーをしましょう! ” と、なった。
のどかな里に、ピザ釜にはすでに薪が燃え上がっていて、メンバーを迎えてくれる。
200個のレンガを積み上げた F さんのお知り合いの手製とか。
釜の上には、そらまめや人参、たまねぎのホイル蒸など、着々と準備が進んでいる。
主婦ばかりなので、手際よくピザ種を丸め、発酵させる。
その間に、トッピング用の野菜やサラダを準備する人。
生地を上手に伸ばし、畑にあるバジルを使い、載せる具材に変化をもたせたピザが出来あがる。
F さんお手製の、ピザを釜に入れる手の長い大きな団扇? ピザピールと言うらしいけど、大活躍。
珍しいバナナのピザも焼く。
釜の温度も上がったのか、釜半分の炭は奥に集められ、ピザを焼く場所が出来ている。
焼きあがると、「どんな具合?」 と試食を繰り返した私、いざ「頂きましょう」の時にはお腹は満杯になっていた。
デザートは、N さんお手製ムース。
最後は、お茶の仲間のパーティーだから、もちろん、茶箱点前で一服。
主菓子は、U さんお手製の薯蕷(じょうよ)饅頭。
一服頂いている間には、残った生地に材料を挟み込んでパンが焼き上がる、お見事。
“ ピザ・パーティー ” お天気にも恵まれ、わいわいと賑やかなうちにお開きとなった。
楽しいお仲間の皆さんに感謝。()
Peter & Catherine’s Travel Tour No.331