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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

北朝鮮ミサイル発射 北朝鮮は国際法の規範を無視した 露外務省 (sputniknews)

2016年02月08日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
北朝鮮ミサイル発射 北朝鮮は国際法の規範を無視した 露外務省
 sputniknews2016年02月07日 17:20


 ロシア外務省は、北朝鮮のミサイル発射を受けて声明を表し、北朝鮮は国際法の規範を挑発的に無視する態度を示し、国際社会の呼びかけに耳を傾けなかったと指摘した。


外務省のホームページでは7日、次のような声明が発表されたー


「北朝鮮が再び国際法の規範を挑発的に無視するような行動を示し、国際社会の呼びかけに耳を傾けなかったことを確認した。」

 またロシア外務省は、北朝鮮の行動について、朝鮮半島と北東アジア全体の状況を深刻に悪化させ、ブロック政治や軍事対立の悪化に期待する者たちに利益をもたらし、北朝鮮自らをはじめとする地域の国々の安全保障に深刻な損害をもたらす恐れがある、と指摘している。
 さらにロシア外務省の声明の中では、「北朝鮮が取っている方針は、強い抗議を呼び起こさずにはいられない。北朝鮮指導部には、国際社会全体を自分たちと対立させる政策が国の利益にかなうものであるのかどうか、深く考えるよう強く勧める」と述べられている。

国営の朝鮮中央テレビは、2月7日に地球観測衛星の打ち上げに成功した、と発表した。一連の諸国が、北朝鮮が打ち上げたのは人工衛星でなく、これは弾道ミサイルの実験である、と見ている。


空母派遣、圧力強化へ ミサイル防衛拡充も 米軍 (時事通信)

2016年02月08日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
空母派遣、圧力強化へ ミサイル防衛拡充も 米軍
( 時事通信 2016/02/08-15:28)

 【ワシントン時事】

 米軍は、米全土を射程に収める潜在的性能を持つ長距離弾道ミサイルを北朝鮮が発射したことを受け、軍事力を誇示しけん制を強めると同時に、ミサイル防衛(MD)体制の拡充を急ぐ構えだ。アジア展開の2隻目の空母「ジョン・C・ステニス」は、3月からの韓国との合同軍事演習に参加。米韓は、最新鋭迎撃システム、終末高高度防衛(THAAD)ミサイルの在韓米軍配備に向け、公式協議に入ることも決めた。

 米軍は先月の北朝鮮の核実験後、空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)にステルス戦闘機F22の戦闘飛行中隊を派遣。F22は今後、韓国に向かう可能性がある。核搭載可能なステルス戦略爆撃機B2が韓国に飛来し、合同演習に参加することも予想される。

韓国国防部 米国とTHAAD配備問題を正式協議へ  (聯合ニュース)

2016年02月08日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
韓国国防部 米国とTHAAD配備問題を正式協議へ
 2016/02/07 15:32  聯合ニュース

 【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は7日、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射を受け、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備問題に関する協議を米側と正式に行うことにしたと発表した。

 柳済昇(リュ・ジェスン)国防政策室長は会見で、「韓国と米国は先ごろ北朝鮮が行った核実験とミサイル発射が韓国とアジア太平洋地域の平和安定に対する深刻な脅威と判断した」と述べた上で、韓米は北朝鮮の脅威の高まりに対応するため、在韓米軍のTHAAD配備可能性に対する協議を始めることを決めたと伝えた。同協議はスカパロッティ韓米連合司令官(在韓米軍司令官兼務)が提案したという。

 また、協議の目的はできるだけ早い時期にTHAADの朝鮮半島配備および作戦遂行の可能性を模索することにあると説明した。 

韓日国防相が電話会談 連携強化で一致 北のミサイル発射 (聯合ニュース)

2016年02月08日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
韓日国防相が電話会談 連携強化で一致 北のミサイル発射
聯合ニュース 2016/02/07 15:26

 【ソウル聯合ニュース】韓国の韓民求(ハン・ミング)国防部長官と日本の中谷元防衛相は7日に電話会談し、北朝鮮の事実上の長距離ミサイル発射を受け、連携を強化することで一致した。韓国国防部が明らかにした。

 両氏は北朝鮮が4回目の核実験を強行してから2日後の先月8日にも電話会談し、協力強化を確認している。

 会談で韓長官は「北の長距離ミサイル試験発射は朝鮮半島と世界平和にとって重大な脅威であり国際社会に対する挑戦。強く糾弾する」とした上で、「相応の代価を払わせるよう、国際社会と協力していく」と強調した。

 中谷防衛相は安保上の重大な挑発行為であり、国連安全保障理事会決議に反するものとして、容認できないとの立場を示した。また、防衛省と自衛隊の対応策を説明し、韓国との協力を強化する考えを表明した。

国連安保理、北朝鮮ミサイル発射を非難 迅速な制裁採択目指す (ロイター)

2016年02月08日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
国連安保理、北朝鮮ミサイル発射を非難 迅速な制裁採択目指す
ロイター 2016年 02月 8日 07:54 JST

 
[国連 7日 ロイター]

  国連安全保障理事会は7日、北朝鮮による事実上の弾道ミサイル発射を受けて緊急会合を開き、発射を強く非難するとともに、制裁措置を科す構えを明確にした。米国のサマンサ・パワー国連大使は、安保理はできる限り早急に、北朝鮮に対して「重大な対抗措置」をとると強調した。

 2月の安保理議長国ベネズエラのラミレス国連大使は、記者団に対して、北朝鮮の発射は(過去の安保理決議の)「深刻な違反」であり「強く非難する」と述べた。今回の打ち上げと1月の核実験に対する「新決議の採択により重大な措置をとる」ことをあらためて確認した。

 米国のパワー大使は「安保理は重大な対抗措置とることになる。北朝鮮の今回の行為によって、一段と強い対応が必要になった」とし、安保理が「できる限り早急に」決議案を採決することを望む、と述べた。

 パワー大使はまた、制裁決議の採択でカギを握る中国について、「域内および世界の平和と安定に対する深刻な脅威を認識し、前例のない厳しい措置を講じることの重要性を理解することを望む」と訴えた。

国連安保理 北朝鮮ミサイルで非難声明  ~日米韓共同会見 決議の必要性強調~(NHK NEWSWEB)

2016年02月08日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
国連安保理 北朝鮮ミサイルで非難声明 (抜粋記事)
NHK NEWSWEB 2月8日 2時45分

 日米韓共同会見 決議の必要性強調

 安全保障理事会の緊急会合のあと、日本、アメリカ、韓国の3か国の国連大使が共同で会見し、核実験に続いて弾道ミサイルの発射を強行した北朝鮮に対する新たな制裁決議の必要性を強調しました。

 このうち、日本の吉川国連大使は「今回の発射は北朝鮮が人工衛星と呼ぼうとも明確な長距離弾道ミサイルの準備で、安保理の決議に明らかに違反している。安保理はさらに厳しい措置を含む新しい決議の採択に向けて取り組まなければならない。今回の北朝鮮の行為は、日本や
 
 韓国のほか、アメリカを含むその他の国々にとって現実の脅威であることを深刻に受け止めなければならない」と述べました。
韓国のオ・ジュン(呉俊)国連大使は「ピョンヤンの町で人々が祝う様子を見て、悲しく、あわれに思っている。なぜなら今回の発射実験にかかる費用は1000億円近くで、その額があれば、北朝鮮の人々を1年間食べさせられるからだ。安保理にとって断固たる決議を採択することは緊急課題だ」と述べました。

 また、アメリカのパワー国連大使は「重要なのは、安保理の結束で、中国は重大な役割を担っている。中国が地域の平和と安定への深刻な脅威を理解するとともにキム・ジョンウン(金正恩)氏の予想を上回り、新しい段階に踏み出すための前例のない厳しい措置をとることの重要性を理解することを望んでいる。決議に厳しい内容を含むだけでなく、極めて迅速に行動することが重要だ」と述べました。そのうえで、新たな制裁決議の採択の時期については、「できるだけ素早く行う。これは緊急で、すでに機は熟しきっている」と述べました。

 一方、制裁決議に厳しい追加制裁を盛り込むことに慎重な立場をとってきた中国の劉結一国連大使は記者団に対して、「新しい決議に向け、安保理は結束して取り組む必要がある」と述べるにとどまりました。

国連安保理 北朝鮮ミサイルで非難声明 (NHK NEWSWEB)

2016年02月08日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
国連安保理 北朝鮮ミサイルで非難声明 (抜粋記事)
NHK NEWSWEB 2月8日 2時45分


国連の安全保障理事会では、日本、アメリカ、韓国の要請に基づいて、7日午前11時すぎ(日本時間の8日午前1時すぎ)から緊急の会合が非公開で行われました。
およそ1時間半にわたる会合のあと、議長国のベネズエラのラミレス国連大使が「北朝鮮による弾道ミサイルの技術を使った発射は、たとえ

人工衛星の打ち上げだと主張しても、核兵器の運搬技術の開発につながるもので、安保理決議に違反し、強く非難する。核実験のあとの安保理の警告を無視して北朝鮮が新たにとった違反行為に対し、安保理は迅速に決議の採択を目指す」とする報道機関向けの声明を発表しました。

安保理による非難声明は、先月、北朝鮮が核実験を行った際に続くもので、強硬姿勢を崩さない北朝鮮に対して国際社会が速やかに一致した対応を示した形です。
しかし、北朝鮮に対する制裁決議を巡っては、厳しい追加制裁を求めるアメリカや日本などと、北朝鮮の混乱を恐れ慎重な立場をとる中国との間で交渉は難航しており、北朝鮮による事実上の弾道ミサイルの発射という新たな事態を受けて、アメリカと中国が歩み寄れるかどうかが、最大の焦点となります。


日本国連大使 早期の決議採択に期待

国連安全保障理事会の緊急の会合に出席した日本の吉川国連大使は「会合では、北朝鮮のミサイルの発射を受けて、制裁決議の採択を急ぐべきだという意見が相次いだ。北朝鮮は制裁決議をよそに核開発を加速させてきたため、決議の質を変えなければならないという議論があり、協議に時間がかかっている。非難声明で迅速な決議の採択を目指すことで合意が図れたのは意義深い」と述べ、速やかな決議の採択に期待を示しました。

また、北朝鮮に対する追加の制裁に慎重な中国について、吉川大使は「会合での中国大使の発言を聞くと、ミサイルの発射は非難しているものの、制裁に慎重な立場に変わりはない。これから大きく動いていくかどうかは中国政府の対応を待たなければいけない」と述べ、制裁決議を巡る交渉は中国の出方が鍵を握っているという見方を示しました。

 以下省略