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国連安保理 北朝鮮ミサイルで非難声明  ~日米韓共同会見 決議の必要性強調~(NHK NEWSWEB)

2016年02月08日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
国連安保理 北朝鮮ミサイルで非難声明 (抜粋記事)
NHK NEWSWEB 2月8日 2時45分

 日米韓共同会見 決議の必要性強調

 安全保障理事会の緊急会合のあと、日本、アメリカ、韓国の3か国の国連大使が共同で会見し、核実験に続いて弾道ミサイルの発射を強行した北朝鮮に対する新たな制裁決議の必要性を強調しました。

 このうち、日本の吉川国連大使は「今回の発射は北朝鮮が人工衛星と呼ぼうとも明確な長距離弾道ミサイルの準備で、安保理の決議に明らかに違反している。安保理はさらに厳しい措置を含む新しい決議の採択に向けて取り組まなければならない。今回の北朝鮮の行為は、日本や
 
 韓国のほか、アメリカを含むその他の国々にとって現実の脅威であることを深刻に受け止めなければならない」と述べました。
韓国のオ・ジュン(呉俊)国連大使は「ピョンヤンの町で人々が祝う様子を見て、悲しく、あわれに思っている。なぜなら今回の発射実験にかかる費用は1000億円近くで、その額があれば、北朝鮮の人々を1年間食べさせられるからだ。安保理にとって断固たる決議を採択することは緊急課題だ」と述べました。

 また、アメリカのパワー国連大使は「重要なのは、安保理の結束で、中国は重大な役割を担っている。中国が地域の平和と安定への深刻な脅威を理解するとともにキム・ジョンウン(金正恩)氏の予想を上回り、新しい段階に踏み出すための前例のない厳しい措置をとることの重要性を理解することを望んでいる。決議に厳しい内容を含むだけでなく、極めて迅速に行動することが重要だ」と述べました。そのうえで、新たな制裁決議の採択の時期については、「できるだけ素早く行う。これは緊急で、すでに機は熟しきっている」と述べました。

 一方、制裁決議に厳しい追加制裁を盛り込むことに慎重な立場をとってきた中国の劉結一国連大使は記者団に対して、「新しい決議に向け、安保理は結束して取り組む必要がある」と述べるにとどまりました。


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