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国連安保理 北朝鮮ミサイルで非難声明 (NHK NEWSWEB)

2016年02月08日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
国連安保理 北朝鮮ミサイルで非難声明 (抜粋記事)
NHK NEWSWEB 2月8日 2時45分


国連の安全保障理事会では、日本、アメリカ、韓国の要請に基づいて、7日午前11時すぎ(日本時間の8日午前1時すぎ)から緊急の会合が非公開で行われました。
およそ1時間半にわたる会合のあと、議長国のベネズエラのラミレス国連大使が「北朝鮮による弾道ミサイルの技術を使った発射は、たとえ

人工衛星の打ち上げだと主張しても、核兵器の運搬技術の開発につながるもので、安保理決議に違反し、強く非難する。核実験のあとの安保理の警告を無視して北朝鮮が新たにとった違反行為に対し、安保理は迅速に決議の採択を目指す」とする報道機関向けの声明を発表しました。

安保理による非難声明は、先月、北朝鮮が核実験を行った際に続くもので、強硬姿勢を崩さない北朝鮮に対して国際社会が速やかに一致した対応を示した形です。
しかし、北朝鮮に対する制裁決議を巡っては、厳しい追加制裁を求めるアメリカや日本などと、北朝鮮の混乱を恐れ慎重な立場をとる中国との間で交渉は難航しており、北朝鮮による事実上の弾道ミサイルの発射という新たな事態を受けて、アメリカと中国が歩み寄れるかどうかが、最大の焦点となります。


日本国連大使 早期の決議採択に期待

国連安全保障理事会の緊急の会合に出席した日本の吉川国連大使は「会合では、北朝鮮のミサイルの発射を受けて、制裁決議の採択を急ぐべきだという意見が相次いだ。北朝鮮は制裁決議をよそに核開発を加速させてきたため、決議の質を変えなければならないという議論があり、協議に時間がかかっている。非難声明で迅速な決議の採択を目指すことで合意が図れたのは意義深い」と述べ、速やかな決議の採択に期待を示しました。

また、北朝鮮に対する追加の制裁に慎重な中国について、吉川大使は「会合での中国大使の発言を聞くと、ミサイルの発射は非難しているものの、制裁に慎重な立場に変わりはない。これから大きく動いていくかどうかは中国政府の対応を待たなければいけない」と述べ、制裁決議を巡る交渉は中国の出方が鍵を握っているという見方を示しました。

 以下省略


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