日々を笑いと共に

日々楽しかったことを綴っていこうかな

南九州の旅③

2015-12-06 10:12:43 | 旅行
旅行3日目のテーマは緩く。2日目までで疲れているだろうから、霧島市内をメインにのんびりと時間にゆとりのある旅にしようと思った。やりたい事は3つ。1つ目はクラブの馬まめちゃんのルーツを訪ねて、霧島高原乗馬倶楽部を訪問すること。2つ目は霧島神宮をお参りすること。3つ目はゆるり観光列車の旅。軽く考えていて、夜中の1時に起き出してサクッと決めてしまおうと思っていたら、最終プランが纏まって切符の予約まで済んだのが朝の5時!あちらを立てればこちらが立たずのせめぎ合い。結局、霧島神宮は次回のお楽しみ。

先ずは乗馬倶楽部を目指す。ホテルを出発して倶楽部までは30分位の距離。途中コンビニで朝食を摂り9時10分過ぎに到着。温泉街を抜ける辺りはとても寂しい感じでこんな所に乗馬倶楽部があるのか?あったとしてどこから通ってくるんだろう?などといらぬ心配していたが、やがて街路樹などが整備されたリゾート地さながらの風情を感じさせる場所た。倶楽部はその一角にあり格調高い外観を伴なっていて、入るのに二の足を踏みそうになった(笑)




紅葉もしていて雰囲気抜群!

事前に電話していたため、すんなりと受け入れて頂けたのは良かった^^少しレッスンを見学しながら施設を見学させてもらい、フレンドリーな馬達と遊そんでいた。初めましてなので、横に並んで十分匂いをかがしてからと何時もの様にやっていたら、K子さんにレッスンの日じゃないんだからと注意を受けた時には時すでに遅し。服はヘイキューブ色に汚れていた^^;






武蔵みたい^^皆なつっこい

ウェットティッシュを出そうとカバンをがさごそやっていたら、今まで顔を出していなかった子たちも顔を出してブブブと大合唱。ごめーん何も持って来ていなかった。。。そうこうしている指導員の方が話をしに来て下さった。内容は既にガリコ体長、しおりさんに報告済みなので割愛。良い話が聞けて満足で、お礼を言って引き揚げた。倶楽部側にしてみれば珍客だったかもしれないけれど、丁寧に対応して下さって感謝の気落ちでいっぱい^^

次はレンタカー返却のために空港店へ。倶楽部から空港までは30分程度の道程で結構近い。7時間早く返すので少し返金があるかなぁ?と期待したが無かった。北海道では2時間分引いてくれたんだけど、それが特別だったのだろうね。。。空港から高速バスに乗って鹿児島中央駅に着いたのは11時半頃。駅前は整備されていて地下連絡通路もありなかなか。渋谷109があったのには驚いたけれど。。。駅のグルメ街でお昼を食べてあれこれしていたらあっという間に電車の時間になった。15分前にホームに降りると既に止まっていたが白と黒に塗り分けられたその風貌はどう見てもたまて箱。




しかし表示幕にははやとの風の文字が。





どうやら宣伝の一環で乗客が少ないために両方の車両を体験させて貰える様で、予約はたまて箱の車両だが走行中にはやとの風の展望席に移った。暫く車窓からの景色を楽しんだが、木の色が明る過ぎて好みの落ち着いた色合いのたまて箱の車両に戻った。この線の見所は桜島を目の前に湾沿いを走るのと、



肥薩線最古の駅嘉例川駅と戦時の機銃掃射を浴びながらも残った大隅横川駅。ここで少し停車して記念撮影してもらい、やがて終点の吉松駅に至る。ホームには既にしんぺい号が停車しており、車両を撮影した後発車まで乗り込んで待機した。




嘉例川駅肥薩線最古の木造駅。時計が時代を感じさせる。




同じく最古の大隅横川駅。この絵画は地元中学生作で爪楊枝で作られている@@機銃掃射の跡が痛々しい






しんぺい号は見どころがいくつかある。吉松駅を出ると最初のスイッチバックのある真幸駅へ。







ホームには”幸せの鐘”があり、ちょっと幸せな人は1回、もっと幸せを願う人は2回、いっぱい幸せの人は3回鳴らすらしいので、3回鳴らしておいた。次に向かったのは矢岳駅。ここの駅ではやる事が大別すると2つで、両方こなすのは時間的に困難。1つはSLのD51が展示されているのを見に行くか、もう一方は事前に駅には地元の方がいるので是非話してみて下さいとのアナウンスがありそれに従ってみるか。




他の駅にはそんな姿は一つも無かったのに、この駅だけは数人の姿が見えるけれど何時も居るのかな。自分は前者で写真を撮ったり、運転席に上って良いとの事で、折角なので上ってみた。K子さんは旅行中ずっと何言っているか分からない位の方言を聞きたい!と言っていたので、ここぞとばかりに犬連れのおじさんと話して写真も撮り合ったそうだ。。。会話は成立したのか興味深い。駅を出発すると途中で列車はある場所で停止する。そこが日本三大車窓の一つで霧島連山を望む。




条件が良ければ桜島が見えるらしいが、この日はそれを見る事が出来たのでまだツキは残っていた様だ。サイトによっては、開聞岳まで見えると書いてあったが実際に見た人はいるのだろうか?ここを過ぎて少し走ったところで再び停止。そこからはるか眼下に線路と駅が見える。



ここがこの線一番の難所でループ橋を下っていく最大の見せ場。残念ながら体感はし難く駅からその様子を眺めている方が楽しいかも知れない。やがて到着する駅は大畑駅でここでも暫く停車。ここの駅はどことなく異国風で雰囲気を壊さずよく整備されていてとても良い感じで気に入った。






石炭で汚れた手を洗うためも噴水や蒸気機関車用の給水施設


くれぐれもこんな雰囲気は想像しちゃダメ。。。

列車は2つ目のスイッチバックをして終点人吉駅へ。



九州横断列車と。これに乗って八代まで行って、九州新幹線に乗ることも検討した。土日にはSL人吉も走る。

折り返しの普通列車の出発時刻まで50分近くあるので、ホームに既に待機していて乗ることもできるが駅舎を出て暫し探索。街並みはあるのだが時間つぶしには至らず、早々に駅に戻って車両で休むことに。この時間になると殆どが隼人駅行きになる。



前方の風景はこちらの方が見やすかったりする(笑)

鹿児島中央駅まで戻るには乗り換えのためホームで30分近く待たなければならない。ここで天秤が登場、左の皿の上には”夜も暖かい予報でコートなしだがこの時点で寒い””宿泊ホテルの最寄り駅が隼人駅”””予定通りなら帰って来るのが23時過ぎ”。右の皿には”黒豚、黒毛牛食べたい”。皿に乗せた瞬間モーレツに左に傾いたのは言うまでもない。駅から徒歩16分だけどタクシーでコンビニに寄ってもらい食べ物を確保!結局旅行中に鹿児島らしいものは一切食べず、まさかのコンビニ2日連続になるとは。。。ちょっとホッとしてたりして(笑)