新馬調教班 ～Billy the Kid ～ 21

この日も調教班参加。内容もほぼ一緒で調馬索は左手前をY坂さん、右手前を自分が担当。初めてY坂さんの調馬索を見た。切れの良い『ハイ、ハイ』の掛け声でリズムを取られていた。自分は何度か駈歩発進が出来たのは進歩。次は継続のための効果的なタイミングでの扶助と方法を習得しなければ。

この日もKIDは安定していた。調教班ではF瀬さんが騎乗されたが腰が引けることもなかった。表には出さなかったけれど辛かったのであろうか、KIDの背中で安堵の涙を流されそれを見た泣き虫Y坂さんも貰い泣き。関わった者にしか分からない思いだろうな。最近、KIDの調教班1年になって良かったとさえ思える様になってきた。リアンの時も含めれば1年半やってきてようやく関わり方を理解出来てきたかな。残り3か月他の調教班の方達とも横のつながりもあるし、良いサポートの中アクシデントの無い様に注意深く接していきたい。

終了後は放牧をして丸洗い。好意で丸洗いを譲ってもらえた。何時も手入れはお任せ状態にしてしまうので、たまには良く触れさせて頂こう。全身触ってみたが特に痛みを訴えることもなく腰の張りもない。身体も一回り以上大きくなったが皮膚は薄い。競走馬として期待されていたのも分かる。諦めない性格も健在で前日は放牧場で勝利して、この日はスマキンに勝ちはしなかったが結構戦っていて、スマキンが飽きるまで戦い続けていた。これ、近いうちに勝つのではないのかな？と本気で思った位。

Dressage circuit 2nd stage ①

巷は絶好の行楽日和=必ずしも乗馬に適しているとは言い難い。この日は朝から日差しが強く気温以上に暑さを感じる。

３級経路:アインシュタイン



ガリコさんにお願いしていたゼッケン&イヤーネットが完成。一手間も二手間も増やして無理言って作って頂いた。そのデビュー戦は緑Ver．とてもよく似合っていると思うが、フライシートが残念。。。競技の方は6人馬で少し寂しいけれど、馬場は自分との戦いだから前回の成績を上回れる様に頑張りたい。練習馬場に入るとアインの嫌々が今までで一番強烈。動かせる気がしない。加えて練習馬場に3頭入っているから、あまり思い切ったことが出来ない。自分の順番直前が優先なるのを待ってようやく駈歩ができたが、動かせる気がしないまま入場。それでも思ったよりは動いてくれた。それだけに残念だったのは左半巻きから右手前駈歩の段になって、ビィーーーンとバイクの音がして来たのを嫌って常歩で内に切れ込んだままそちらの方を見ながら行進。ちょうど常歩に落とした絶妙のタイミングで来るものだ。集中させていなかったと言われればそれまでだけれど。。。長蹄跡でやっと戻れたから、巻き乗りは間に合わないかな？と思ったが、上手く発進出来てその後は無難に。最後は少し膨らんでしまいマイナス。S口指導員に以前言われたその日の状態を見てそれに合わせて乗る。と言うのを心掛けていればもう少し上手く乗れたかなと後悔。採点者はH井指導員とO方指導員で前回と同じなので、採点は比較しやすい。動かせなかった影響がもろに出ている点数でH井指導員は-6.5、O方指導員は-3.5であった。一番の課題の半巻きが両手前とも点数がアップしていたのでここは良かった。次また頑張ろう。結果は2位で何とか表彰台確保。



あと一度どこかでポイントを取ることが出来れば、来年のチャンピオンシップには出ることができるだろう。次回の３級は別の子でも出てみようかな。