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●○-風吹く街で-○●

簸川平野のど真ん中「風吹く街で...」
恵みに生かされてるクリスチャンぴーちの日記です。

イエスさまの慰め

2008年01月22日 | 思うこと
17日は「阪神・淡路大震災」で特集番組を見ていた。

昔、NHKの歌のお姉さんだったクリスチャンの森祐理さんは、震災で弟さんを亡くされた。そして今は復興のために、歌で人々を励ましておられる。

私は以前、コンサートに行った事があったので、経緯は聞いていた。また、その歌声も人生も澄んでいた事を今でも思い出す。

正に、私たち家族も谷底を歩んでさまよっていた頃だった。

さて、震災の特集番組に戻るが…私は、少なからずショックを受けた。
それは、スマトラ沖地震でお母さんを亡くした5年生の男の子の涙だった。
「お母さんは、その時にいなくなった。ねぇ、お母さんはどこに行ったの?どこで会えるの?」
泣きながら、父親の手にすがりながら言っていた。まるで、死んだと言う事実を知らないようだった。でも知っているから、会えないから泣いていたのだろう。

私は、一緒に子供になって泣いていた。私には彼が私の知らない、ある国の少年ではなくなっていた。
「お母さ~ん!(涙)」
でも、私には何も出来ない。全く全く!届かないところで起きた出来事なのだ。慰めの言葉も知らない。そばで見守る事も出来ない。

私は泣きながら祈った。
「主よ!あの少年にイエスさまの愛による慰めと励ましを与えて下さい。私には何も出来ないのです。」

私がいつも、誰のためにも泣くことはないし、全ての被災者や、事件の被害者のために祈る事もない。
私は、イエスさまが私に託された人々のために祈って行くんだと思っている。

病気的に敏感な部分があるので、悲しみの全てを抱え込むと不調になって来るが、後は慰め主イエスさまに委ねる事にする。
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「わたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、
あらゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである。
(Ⅱコリント1:4)」