「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県美里町 「 霊台橋 」

2014-02-17 06:29:41 | 熊本の石橋



上流側から見た霊台橋






中央部が盛り上がった綺麗な曲線を描いている






石組を二段にして壁石を補強している






アーチは綺麗な半円形をしている






アーチの頂部は意外と薄い






現在も歩いて渡ることが出来る






壁石上部の欄干付近からの眺望






新しい橋の袂にある路標






下流側にある趣きのある家






霊台橋のすぐ上流にある「 緑川ダム 」





所在地 / 熊本県美里町豊富・清水
架橋 / 弘化4年 ( 1847年 )
石工 / 宇助ら総数27人
長さ / 89.86m
幅  /  5.45m  高さ / 16.03m
■  / 国指定重要文化財  ( 九州遺産 )


霊台橋は、別名「 船津橋 」とも言われている。
現在は国道218号通り、霊台橋の代わりに新しい橋が架けられたが、
昔はこの付近は緑川流域の中でも難所中の難所であった。
「船津峡 」 と呼ばれる険しい峡谷は、雨が降ると対岸に渡るにも
船も役に立たないほどだったといわれている。

霊台橋は単一アーチの石橋としては日本最大の大きさを誇るもので、
架橋には惣庄屋・篠原善兵衛のもと、峠原の大工棟梁の伴七、宇助ら種山石工と
住民たちの総力を結集して架けられた。
昭和40年代までは大型トラックやバスが通る橋として活躍していたが、
現在は橋を保存するため、すぐ横に新しい橋が設置され、観光用として保護されている。


霊台橋へのアクセス
霊台橋へは、松橋インターより国道218号線を矢部方面に向って約40分ほどで到着する。
駐車場あり、10台可能。

想い出の 「 向日町競輪場 」

2014-02-17 05:07:41 | 競輪・オートレース



























向日町競輪での思い出はこれと言って特別ないが、
成績はコンスタントに優勝戦にコマを進めていたので、
そこそこの成績だったような気がする。
まぁ、特別 ” 良くもなく悪くもなく ” といったところだろう。

競輪以外で思い出に残るのが一つだけある。
それは競輪が終わって帰路につく時に、
競輪場から最寄りの阪急電鉄の 「 東向日駅 」 から乗っていた。
阪急京都線で十三まで出て、そこから宝塚線に乗り換えて、
蛍池駅で下車して伊丹空港まで行くのだが、
東向日から乗った電車の中で、メガネをかけた40代の男性が寄って来て、
「 熊本の○○選手ですよね 」 と言って握手を求めて来た。
なんでも僕のファンだという。
電車の中でそんなことされるのは初めてだったので、
たぶんニヤニヤしながら応えたと思う。
競輪のいろんな話をしながら電車に乗っていたが、
その男性は丁寧に十三で降りて、わざわざ一緒に宝塚線に乗り換えて、
蛍池駅までついて来てくれた。
同じ電車には後輩の売り出し中の選手が2人いたのに、
「 なんでオレなんかに? 」 っていう気持ちだった。



長崎市油屋町白水堂の 「 桃カステラ 」

2014-02-17 05:05:41 | パン ・ ケーキ ・ お菓子


































長崎市電「思案橋」電停近くの親和銀行の横を左に入った右側に 「 白水堂 」 がある。
その白水堂の 「 桃カステラ 」 を買って帰った。

桃カステラは、桃にみたててハート形に切り取ったカステラ又はスポンジケーキ生地の上に、
着色した砂糖をコーティングし、更にマジパン等で作った桃の葉や、餡などで作った枝を添えて、
桃の形にした物である。

その由来は、桃は中国で古くから長寿の縁起物とされており、
点心にも「寿桃」や「桃包」と呼ばれる、桃をかたちどった餡入り蒸し饅頭がある。
桃カステラは、長崎の郷土菓子であるカステラをベースにしてそれを模した物である。
ちなみに同県多良見町の伊木力遺跡から、日本最古とされる縄文時代前期の桃の種が出土している。

長崎では、女児が初節句を迎える家庭から親戚知人にお返しとして送る内祝いの品物として
用いられて来たが、近年は節句の時だけでなく、宮参りや婚礼、
出産祝い等の時にも縁起物として広く贈答されている。
また、県外からの観光客が土産として求めることも少なくないため、
一部の菓子店では年間を通じて販売している。


「 白水堂 」
長崎市油屋町1-3 思案橋電停そば
℡095-826-0145
営業時間:AM9:30~PM19:00