曽津高埼の先端を平場に立つ灯台
高さ16mあるが径が大きいのでそんなに高く見えない
険しい崖道は約700mも続く
崖の斜面に野生の山羊が生息している
先につれてだんだん道幅が狭くなっていく
灯台までの最後の登りはかなり急だ
単閃白光で毎15秒に1閃光の灯器が設置されている
初点が明治29年とかなり古い歴史がある
明治29年にこの場所にあったことを示す記念の碑銘
かつて灯台があった敷地
左下は断崖絶壁である誤って墜ちれば 「 ハイ!サヨナラ 」 だ
灯台から山の斜面に来た道が見える
海から見た曽津高埼灯台 1
海から見た曽津高埼灯台 2
海から見た曽津高埼灯台 3
海から見た曽津高埼灯台 4
灯台表番号 / 6950 ( F4780 )
ふりがな / そつこうさきとうだい
標識名称 / 曽津高崎灯台
所在地 / 鹿児島県大島郡瀬戸内町 ( 曽津高埼 )
北緯 / 28-15-17
東経 / 129-08-14
塗色 / 白色
灯質 / 単閃白光 毎15秒に1閃光
光度 / 実効光度 210,000カンデラ
光達距離 / 21.5海里
地上~頂部の高さ / 15.97m
平均水面上~灯火の高さ / 139.58m
地上~灯火の高さ / 13.01m
業務開始年月日 / 明治29年11月1日
現用灯器 / LB-M30
曽津高埼灯台は奄美大島の瀬戸内町の最西端にある灯台で、
灯台までの道程はかなり厳しいものがある。
そんな悪条件の岬に立つ灯台の初点は明治29年の11月とかなり歴史も古い。
現在の灯台下にその敷地があり、それを示す碑銘が立っている。
この場所にはたくさんの野生の山羊が生息しており、
山の斜面や山肌に生える草を食むので地盤が緩み、地すべりや土砂崩れが懸念される。
何れにしても明治の時代にこんな困難な場所に灯台を造ったことに敬意を表したい。
曽津高埼灯台へのアクセス
曽津高埼灯台へは、名瀬から国道58号線にて古仁屋まで行き、
古仁屋から県道79号線にて久慈まで行ってから西古見集落から更に西へ進むと、
左に下りる土道があるのでそこを行き止まりまで行き、
そこから崖道を700mほど歩けば到着する。