「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県豊前市 ・ 恒遠醒窓が開いた私塾 「 蔵春園 」

2014-02-07 05:08:41 | 文学・文化・映画作品



恒遠醒窓が開いた私塾 「 蔵春園 」















醒窓、精斎を学徳をたたえる記念碑








庭園内にある 「 恒遠醒窓の胸像 」












福岡県豊前市薬師寺に恒遠醒窓が開いた私塾 「 蔵春園跡 」 がある。
往時の蔵春園内には、自遠館、夕陽楼、梨花寮、求渓舎、晴雪軒、遠帆楼、咬菜舎等の施設があり、
若者たちで賑わったことが想像される。
現在は、塾を主宰した醒窓・精斎父子が使用した書斎の求渓舎のみを残すところとなった。
なお、求渓舎を取り巻くように作られた庭園には、醒窓、精斎を学徳をたたえる記念碑が建立されている。


蔵春園は、文政七年 ( 1824 ) 恒遠醒窓によって上毛郡薬師寺村に開設された漢学私塾で、
恒遠塾とも呼ばれていた。

恒遠醒窓は、十七歳の時、儒学者広瀬淡窓が主宰する私塾・咸宜園に入門、
五年間を日田の地で過ごし、塾頭を務めたりもした。
長崎遊学後、二十二歳で故郷に帰った醒窓は私塾を開設、爾来、
教育者としての道を歩み続けることになる。

醒窓の死後は、その子・精斎が塾を継承し、明治二十八年 ( 1895 ) までの七十年間、
蔵春園の教育は続けられた。
その間、この塾の門を叩いた者は三千名にものぼると言われ、
その出身地は九州はもとより、中国・四国・近畿・東海・北陸の各地に及んでいる。
そして、明治維新革命の魁となった勤皇僧・月性や志士白石廉作、
真宗教団内で 「 豊前学派 」 と呼ばれる一派をなして注目を浴びた東陽円月など、
多くの素晴らしい若者が、ここから巣立って行った。


沖縄県うるま市 「 与勝半島・平安座島・浜比嘉島 」

2014-02-07 05:07:41 | 沖縄



与勝半島から海中道路がつなぐ沖縄石油基地と浜比嘉島







沖縄市泡瀬地区と与勝半島 ( 川田・与勝・具志川 )







「 沖縄石油基地 」 の入り口







伊計島へ行く道沿いにある石油タンク







沖縄石油基地の内部






近くで見ると巨大である







海中道路にある 「 海の駅 ・ あやはし館 」







浜比嘉大橋






中城湾港新港工業団地から400mmで覗いた勝連グスク










渡口ティラがある北中城の渡口交差点を沖縄県総合運動公園がある方に進み、
そのまま泡瀬を抜けると左に甲子園出場が決まった美里工業高校がある。
中城湾港新港工業団地を過ぎると、与勝半島の付け根に位置する川田に出る。
ここを右折して勝連グスクを目指して進むのだが、
与勝中学校がある交差点で市道から県道に合流し、
さらにHYの出身地で記念碑がある与那城支所を目指して走り、
与那城支所を抜けると海中道路へと入って行く。

天草四郎ではないが ” 海を渡る ” ” 海を分ける ” 感覚は、
愉快、痛快、爽快の三快が体験できるドライヴコースである。
途中、 「 海の駅・あやはし館 」 で休憩をしてから、
これからどこに行くか、その先のことを心と風で決めればいい。
平安座島に渡ってすぐに右折すれば浜比嘉島に行けるし、
そのまま直進すれば、宮城島や伊計島にたどり着く。

自分だけの秘密のビーチに出会うかも?


鹿児島県徳之島 「 亀徳港導灯 ( 前灯 ) 」

2014-02-07 05:06:41 | 奄美群島の灯台


















































灯台表番号 / 6959
ふりがな / かめとくこうどうとう ( ぜんとう )
標識名称 / 亀徳港導灯 ( 前灯 )
所在地 / 鹿児島県大島郡徳之島町 ( 亀徳 )
北緯 / 27-44-30
東経 / 129-01-14
塗色 / 白色
頭標 / 白色三角形頭標付
灯質 / 不動黄光
光度 / 830カンデラ
光達距離 / 8.5海里
地上~頂部の高さ / 15.0m
平均水面上~灯火の高さ / 16.9m 
地上~灯火の高さ / 13.4m
業務開始年月日 / 昭和41年3月24日
現用灯器 / LC管制器 ( 蛍 )



亀徳港導灯 ( 前灯 ) は、旧・亀徳港と亀徳新港の中間付近の奥に立つ導灯である。
前灯は集落前の防波堤近くに立っており、高さ15mの白い塔がひと際映えて見える。
そんな導灯はどことなくプールの飛び込み台を思わせるいでたちである。
初点は昭和41年とそんなに古くなく、改築も平成3年と新しい。


亀徳港導灯 ( 前灯 ) へのアクセス
亀徳港導灯 ( 前灯 ) へは、徳之島東側の海の玄関口である
旧・亀徳港と亀徳新港の中間に位置する。
駐車は、導灯前の防波堤付近に駐車できる。