○ 心臓はなぜ左か？ １

心臓はちょっと左に寄っている。

人間の内臓は肺を除くとほぼ非対称。

東京理科大の松野さんとフランスの共同チームが対称にならない仕組みをハエの実験で見つけた。
産み落とされた直後の卵は左右対称だが、細胞内で様々な物質を運ぶタンパク質の仲間の「ミオシン」が無くなると、消化器や精巣などの位置が正常なハエに比べて左右逆になることをこのチームが突きとめ５月のネイチャーに掲載。

心臓が左の方向に動く原因の一つをこの話は言っているが
左に動いてゆく理由は言っていなかった。その理由は少なくとも２つある。
心臓はもともと、おっきな衝撃とか強烈なオフェンスには極端に弱い。直ぐ死んじゃう。そのため、人類の90%右利き、右手で左の心臓をディフェンスする。

○ 象の足音。

象は体重は大きい。足音も大きい、かなと思うと体重は重いが、足が太く、足の裏も大きく歩くと殆ど音をたてない。ただ聞こえる音はたまに耳を動かして体にあたるときのパタンパタンといった音だ。鳴き声は別だ。

ところが、
アリの足音はあるのか？聞こえる？

はい、アリます。聞こえます。昨日聞きました。
本屋で学研の科学のたまご12号の付録で「アリの足音聴診器」だ。10分くらいで組み立てて、スィッチオン、イヤホンを通してボリュームを上げていくと、
聞こえた！！

のび太みたいな足音かなと思っていたが当たらずと遠からず、「ストスト ストストスト」というナノな音。