フラメンコ超緩色系

月刊パセオフラメンコの社長ブログ

桃太郎の未来戦略(下)[105]

2006年05月17日 | 超緩色系

 

 

         桃太郎の未来戦略(下)


 


  とゆーことで、昨日の続きだ。   
 
 さっ、では早速、投稿くださった方々(全員が美男美女の人格者)のタイプ別一覧表(連れてゆく動物)からごらんいただこうか。
 以下の事柄を念頭に置きながらお読みいただけれると幸いである。

 「連れて行く動物は、自分のイメージを表し、連れて行けない理由は、自分のどういうところが嫌われていると思っているかを意味するという。」

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  Aタイプ まんま明るい未来

★かよちゃん「ドラエモン
 だってどう考えても便利だもん。でも、犬嫌いなのでお帰り願いました。(ほんとはドラエモンを取りたかったのですが、それまでのお付き合いがあったものですから…)

★勝田さん「狼少年ケン
 他の狼仲間もセットでついで来てくれそうなので是非彼をと思いましたが、旗本的なサル・キジ・犬の存在感が薄れてしまいそうなのでやめにしました。

★ウエストサイドさん「
 
つれていくのは象。ぜったい象。そりゃ、好きだから。象って、性格いいし超賢いんですよ。おいていくのはいや。でも本人がどうしてもいきたくないっていうからあきらめた。

★KdeAさん「
 
2匹目の犬。犬は頭が良く従順だから。しかし縄張り争いが起こるだろうからやめた。

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 Bタイプ ま、いーか、ビミョーだが

★高原由紀組長さん「
 
みんなで乗れるから。…でもきびだんごが足りないし、私とはウマが合わないし(筆者注:座布団二枚)、鬼が島に渡る船に乗れないのでおいてゆきます。

★ラヴァンダさん「
 疲れたら乗せてくれそうだから。でも、足が速すぎて途中でヘトヘトになってしまったのでつれてゆくのやめました。

★shioさん「
 疲れたときに乗りたいので、馬を連れて行きたいと考えました。が、食費がかさむことと、追っ手から逃れるときに体が大きくて身を隠せそうにないのとで思いとどまりました。

★オルテンシアさん「ぞうさん
 
大きいのでみんな乗れるかなぁと思ったのですが、のり心地悪そうだし、キビ団子ひとくちで全部飲んじゃいそうなので、やめにしましたぁ。

★右大臣さん「キリン
 
なぜって鬼より背が高いから。でも、自分の首が疲れるからやめました。

★三冬さん「
 強そうなので虎を、でも鬼退治のあと持て余しそうなのでやめました。

★連れ合いさん「ライオン
 強くてよかったけど、食費が掛かるのとリーダーシップをとり過ぎるのでやめた!

Unknownさん「うさぎ
 
私が卯年生まれなので、うさぎは子どもの頃から、愛着をもっているからです。でも、うさぎはすばしっこく、目をはなすとすぐに迷子になってしまうので、やめることにしました。とはいえ、面倒になってもやっぱり一緒に連れていってしまいそうです。私は同胞には厚い人間ですから……。

hohohoさん「ハムスター君
 我が家のアイドル。ちょっと心細い時にはもってこい!でも鬼退治に連れてくのはあまりにかわいそう。帰ってきてから一緒に遊んでもらいます。

★ユーカリさん「ハムスター
 
ポケットに入るのでいつも一緒にいられると思ったけど、夜行性だから昼は寝ているだけで相談にものってくれないし、夜は睡眠の邪魔をするのでやっぱりやめます。

★あじフライさん「ネコ
 
ネコ。でも、かわいそうだから、やはりやめにしました。

YOLANDAさん「クマ
 
強そうだと思ったからなのですが、どうも本人ヤル気なさげなので置いてくことにしました。

★ピーさん「オオカミ
 強そうだから連れて行こうと思ったけど、手なづけられなかったのです。

AOI嬢さん(筆者注:AVではない)「カンガルー
 連れて行こうと思ったらぴょんぴょん跳ねてどこかへ行っちゃったので連れて行くのをやめました。

★左大臣さん「ヘビ
 直感でヘビだと思いました。で、つかみどころがなかったんでやめました! あ、ふざけてないっすよ!真面目っすよ!

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 Cタイプ いなばうわっ!

★tomeさん「
 豹。みんな弱そうだし。でも性格悪そーだからやめ。

★エビのピルピルさん「エビ
 
なにせピルピルと生きが良いので連れていこうと思ったが、おいおい、エビは“一匹”じゃなくて“一尾”と数えるもんだよ。設問に合ってないよ! お前、相変わらずバカだねっ! ってなわけで。カニは“一杯”、ムカデは“百足”。あれっ? 何の話だったっけ?

★三年前の社長さん「ライオン
 戦力が不安だったので連れてゆこうと思ったが、腹が減ると敵味方誰彼なしに見境いなく喰っちまうので、その危険を考慮してやめにした。

★ホセ子さん「ライオン
 
私も社長サンと全く同じでした~。理由まで。

★六太さん「
 熊を連れて行こうと思いました志摩が、後ろにいられるといつ食われるか不安になったのでやめにした。

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 Aタイプの方々よ、めっちゃおめでとう!!!

 Bタイプの方々よ、そこそこビミョーにおめでとう!!

 そして、Cタイプの方々よ、さすがに自分の胸に手を当て約五分間、過去の人生を振り返ってみよーじゃないか。
 んじゃサンハイっ、黙祷ーっ!

 なに、五分じゃ足りねーか。
 そりゃそーだわ、その走馬灯は痛すぎるわな。
 いくら明るい未来が保証されてるとは云え、他の方々に比べると……こりゃちょっと……悲惨な傾向とも云えるよな。

 だけど、君らの瞬発力破壊力ってさ、非常時なんかでは重宝されるわけだし、そーゆーいろんなタイプがいるから世の中のバランスが保たれてるってオレは思うわけよ。
 それにほれ、BタイプのピーさんとかAOI嬢とか左大臣なんかもかなりアブねーし、ほとんど君らの仲間だと思うんだよね。

 ま、でも、これで問題点もはっきりしたわけだしさ。これさえ踏まえてこれからの世渡り戦略を立てさえすれば、逆にもう怖いものなしと云っていいんじゃねーの。
 tomeだったら「性格の改善」だし(ぷっ)、六ちゃんやホセ子ちゃんなら「むやみに人を喰わない」とかだし(うわっ)、戦略がぐっと明確に絞りやすくなったわけじゃん。
 オレなんかも、三年前にこの結果に深く反省しちゃってさ、リニューアル戦略に基づいていま一生懸命更正に励んだりしてるわけよ。で、そのおかげでちっとはマシになったと思うわけっ。

 とゆーことで、今回メデタシめでたし、つーことで異議なしね。

 そんなこんなで、今回の桃太郎の『戦略グランプリ』は、表グランプリがかよちゃんか勝ちゃん、裏グランプリは六ちゃんかホセ子ちゃん、とゆーところに落ち着きそーだな。

 で、戦略グランプリのチョー豪華賞品は………って、今回はこっちがもらいてーかも。


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 さて、土屋教授はこの心理テストを周囲の人に試された結果、例によってとんでもない目に遭遇されておられるのだが、その辺の詳しい事情は、この名著をお買いあげの上、各自ご確認いただきたい。とってもサンコーになるぞっ


      
   『土屋賢二/ソクラテスの口説き方』
       (文春文庫/467円税別)

 

 ところでYOLANDA君よ。
 この美しいデータ結果に、創作意欲をかき立てられたりはしないだろうか
 この貴重なデータを好き勝手放題にイジくりまわして『おえかきフラメンコ』化する手はねーだろーか

 そんなのを観たいと切望するのは私だけではないはずだ。
 なお、登場人物は全員チョー人格者なので、このデータをどのようにイジられようとまったく問題ないことは、この私が保証しようじゃないか。(何なら文字データとか送ろーか?)
 折をみて(今世紀中ぐらいに)検討してもらえると、私としてはチョーうれしーぞ