フラメンコ超緩色系

月刊パセオフラメンコの社長ブログ

温泉気分 [096]

2006年05月02日 | パセオ周辺

 


 

                温泉気分 




 今日は会議も来客も外出もないので、朝から余裕のデスクワークをかます。


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 メールのチェック、HP全国フラメンコガイドの更新修正、パセオ7月号の広告整理、ブログのコメント返し、デザイナー打ち合せ、ゴミ捨て、無駄話、6月号のゲラ・チェック、ご近所で和定食。

 戻ってきて、メールの返信、4月締めの広告経理、無駄話、6月号広告の請求書作成、ゴミ捨て、ホームページ大改編(7月)の企画出し、ご近所散歩と隠れ家にてカフェオレ。
 戻ってきて、広告の見積書作成送付、経理岩井とダジャレ交換、遺言書の年度末修正、新年度(6月~)予算編成のラストスパート、……と、ここまで済ますと、もうとっぷり日が暮れている。


 静かな一日だ。
 出版社、それもフラメンコ専門とくれば、毎日毎日大なり小なり事件が舞い込んでくるものだが、今日は不思議なことにそれがひとつもない。

 流れるBGMもオブレゴンの弾き語りセビジャーナス、ドランテスのスール、ビエヒンのギターソロ、そして癒し効果を極めるマイテ・マルティンのラテン・バラードと、こんな日は選曲の趣味までひと味違ってくる。
 電話もほとんどかかってこないし、まるで温泉気分で仕事に没入できるのだ。


           
 『マイテ・マルティン&テテ・モントリュー/フリー・ボレロス』
       (K-INDUSTRIA CULTURAL/1996年)


 ひとつひとつの実務を着実にこなしていると、まるで自分が一丁前の社会人であるかのように感じられる。
 普通の社会人たらんと願いながら、惜しくもコンパスずれまくりで、若くしてその道を断念させられた私のような人間は、こういうシックなカタギ感覚にあこがれを抱くものなのだろう。


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 時にはこんな温泉気分な日があっていい。

 デスクの横に露天風呂があるとさらにいい。できれば混浴だともっといい。



 

       
       [高田馬場二丁目の夕日/パセオのベランダから落っこちながら撮影]