温泉気分
今日は会議も来客も外出もないので、朝から余裕のデスクワークをかます。
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メールのチェック、HP全国フラメンコガイドの更新修正、パセオ7月号の広告整理、ブログのコメント返し、デザイナー打ち合せ、ゴミ捨て、無駄話、6月号のゲラ・チェック、ご近所で和定食。
戻ってきて、メールの返信、4月締めの広告経理、無駄話、6月号広告の請求書作成、ゴミ捨て、ホームページ大改編(7月)の企画出し、ご近所散歩と隠れ家にてカフェオレ。
戻ってきて、広告の見積書作成送付、経理岩井とダジャレ交換、遺言書の年度末修正、新年度(6月~)予算編成のラストスパート、……と、ここまで済ますと、もうとっぷり日が暮れている。
静かな一日だ。
出版社、それもフラメンコ専門とくれば、毎日毎日大なり小なり事件が舞い込んでくるものだが、今日は不思議なことにそれがひとつもない。
流れるBGMもオブレゴンの弾き語りセビジャーナス、ドランテスのスール、ビエヒンのギターソロ、そして癒し効果を極めるマイテ・マルティンのラテン・バラードと、こんな日は選曲の趣味までひと味違ってくる。
電話もほとんどかかってこないし、まるで温泉気分で仕事に没入できるのだ。
『マイテ・マルティン&テテ・モントリュー/フリー・ボレロス』
(K-INDUSTRIA CULTURAL/1996年)
ひとつひとつの実務を着実にこなしていると、まるで自分が一丁前の社会人であるかのように感じられる。
普通の社会人たらんと願いながら、惜しくもコンパスずれまくりで、若くしてその道を断念させられた私のような人間は、こういうシックなカタギ感覚にあこがれを抱くものなのだろう。
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時にはこんな温泉気分な日があっていい。
デスクの横に露天風呂があるとさらにいい。できれば混浴だともっといい。
[高田馬場二丁目の夕日/パセオのベランダから落っこちながら撮影]