フラメンコ超緩色系

月刊パセオフラメンコの社長ブログ

しゃちょ日記バックナンバー2019年10月

2019年10月01日 | しゃちょ日記

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2019年10月31日(木)その3698★平富恵『ザ・クラシコ』

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スペイン舞踊振興マルワ財団CAFフラメンココンクール(2002年)の初代優勝者。
明日金曜は草月ホールで、平富恵『ザ・クラシコ』。

能楽堂における『梁塵秘抄』に大いにハマって以来、
彼女の創作する舞台が待ち遠しくなった。
あの豊かにして逞しい構想力・推進力が今回、どのように炸裂するのか?! 
スターダンサー平富恵が前線で暴れてくれるなら吉または大吉、そういう予感。

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2019年10月30日(水)その3697★おふらんすブーム

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「シルぺリック」のボレロを踊るマルセル・ランデ-ル
   
秋の夜の安コニャック続きで、なぜかロートレックな日々。
筒井康隆『ロートレック荘事件』をめくったり、
デラマサ弟『ロートレック讃歌』をリピートで聴いたりで、
三日連チャンのおふらんすブーム。
肴がムラオカの〝梅しば〟なのがちょっとだけ惜しい。

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2019年10月29日(火)その3696★カクテル地震

「ちびちびと、だがしょっちゅう呑まないといけない」
考案者のロートレック画伯は、こうアドバイスする。

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アブサン(69度)とコニャック(40度)を同量で割ったカクテル。
当時の人気シャンソン歌手イベット・ギルベール(ロートレック画)のために、
ロートレックが創作したと伝えられるカクテル〝地震〟。
呑むと身体がぐらぐら搖れるらしい(汗)
ちょっと怖いが、おとなりGilで試してみたい。

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2019年10月29日(火)その3695★されど人生は

「人間は醜い。されど人生は美しい」
    (ロートレック/仏1864~1901年)

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踏み込んで生きた分だけ、そうした意味合いが分かってくる。
踏み抜いてしまった彼のようには到底行かないまでも。
がっかりするのも仕方ないが、美しい部分もちゃんと見なくちゃ、
そりゃあまあバカ丸出しだから。

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2019年10月29日(火)その3695★されど人生は

「人間は醜い。されど人生は美しい」
    (ロートレック/仏1864~1901年)

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踏み込んで生きた分だけ、そうした意味合いが分かってくる。
踏み抜いてしまった彼のようには到底行かないまでも。
がっかりするのも仕方ないが、美しい部分もちゃんと見なくちゃ、
そりゃあまあバカ丸出しだから。

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2019年10月28日(月)その3694★週末の希望

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今週末はこの二本に集中。
金曜は平富恵(草月ホール)、
土曜は入交恒子(日本橋劇場)を観る。
どちらからも、強い意志と誠心誠意が痛いほど伝わってくる。
このご時世、テアトロリサイタルには想像を絶する苦難が伴なう。
ヒリヒリするような大きな希望。

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2019年10月27日(日)その3693★コンニャック

へえ、ヘネシー2000円かい?
コープでおでん具材の買出し中、
洋酒売場で安コニャック発見、
バブル時代を苦笑する瞬間、
コンニャクを買い忘れたことに気づく。

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2019年10月27日(日)その3692★十二国記

ライヴ開演前に時間を得たので、この街に暮らしたころは
よく通った代々木上原の駅ビル書店へ。
なんと幸運にも『十二国記』の新刊を2冊ゲット。
このシリーズ、書き下ろしは実に18年ぶりだという。
昨日は鳴神ワールドに遊び、今日は久々に小野不由美。

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例によって重苦しいトーンで始まるが、
この世界に入り込んでしまえばシメたもので、
シリーズ長編小説の醍醐味を味わい尽くせる。
へんな時刻に目覚めたのを幸いに二時間ほど熟読。
これからまた少し寝て、午後から出社でパセオ新年号特集の追い込みに入る。
続きは秋の夜長のお楽しみ。

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2019年10月26日(土)その3691★完全休養

本日完全休養。
12月号最終入稿と激深ライヴが重なりややクタビレ気味だが、
きのうの大沼由紀舞踊公演は、現在までのところ2019マイベスト公演。
これまでの由紀さんのテアトロ・ベスト公演でもあると私的に断じる。
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった・・・
ひと晩明けてもそういう突き抜けた印象が脳裏を去らない。

これからご近所眼科で来月の左眼オペの準備スタート、
散歩がてらパセオでちょろっと残務とコープ買い出し。
昼めしは先週知った椎茸バターパスタを試してみよう。
晩めしは久々の銀シャリ祭りで、まぐろ山かけ・ハス炒め・豚汁等の構想。

読書の秋は鳴神響一『おいらん若君/完結編』で謳歌する。
奇抜な設定にシリーズ当初は戸惑ったが、
五巻目のいまでは逆に愛着が増し、これが最終かと思うとやたら寂しい。
鳴神時代物の会話シーンには懐かしい安堵があって、
それもまたリピートを誘う理由なのかとふと想う。

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2019年10月25日(金)その3690★蕎麦友

今宵は大沼由紀の舞踊公演。
展開はまるで予測できない。
今月初旬に中野南口でいっしょに蕎麦をたぐった折の本人談である(汗
会場は代々木上原ムジカーザ。
期待、緊張、興奮、静寂・・・大沼由紀の世界に没入する秋の夜長。

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2019年10月24日(木)その3689★鉄板ライヴ

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だんだん良くなって、しかもいつまでも聴いていたいという点、
そしてその幸福な余韻が、先月のディエゴ・ゴメスのそれと共通している。
川島桂子のカンテソロライヴ。今回もまた鉄板!

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2019年10月24日(木)その3688★スケールが違う

「清濁併せ呑む新人類」

畏れながら、これは若かりし私に与えられしキャッチフレーズ。
あれから35年、11月号の昌ちゃんの意志表明には驚いた。
スケールが違う(汗
未来は常に捨てたもんじゃない。

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2019年10月22日(火)その3687★百花園の秋

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吉田博の東京拾二題より『百花園の秋』。

自摺りのこの木版画は1926年(大正15年)の制作。
欧米における知名度も抜群で、吉田博画伯(1876~1950年)の
下落合のアトリエには、戦後まもなく
ダグラス・マッカーサー夫人も訪れたという。

画伯は明治・大正・昭和にかけて活躍した風景画の第一人者で、
詩情重視の作風が百花園の素朴な佇まいに絶妙にマッチしているのがうれしい。
お江戸の昔から今に続く百花園、大正時代も現在も
あまり変わってないのもうれしい。

変わらず残って欲しいものと、変わる必要のあるもの。
片手に伝統、片手に革新。
あらゆるジャンルにおいて、ここらへんのバランス調整は
人類の永遠のテーマに違いない。

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2019年10月22日(火)その3686★激シブ徘徊

慌ただしい平日には難しい処理が次々と解決してゆく快感。
来客も電話もなくどっぷり実務に専念できる祝日は、出版人への恵みである。
風呂上がりの一杯をイメージしつつ家路をたどる桃園緑道、
来月半ばの左眼オペが済んだら何処へ行こうか、ささやかな遊興に想いを馳せる。

風景の色彩や表情がくっきり視える双眼で真っ先に拝みたいのは、
やはり向島・百花園なのだとわかる。
そのあとは車で三ノ輪へ繰り出し、終点早稲田まで都電の旅。
昭和の薫りが濃厚な王子の飛鳥山で途中下車もありだな。
昼めしは庚申塚(巣鴨地蔵)で食おう。
想い出が美しすぎるのが難点だが、
より善き想い出を上書きしたい老境の激シブ徘徊。
追憶を豊かに刻む要因は日々の完全燃焼と束の間の安堵、そしてわずかな金銭。
例によっておやつは三百円まで、ただしゆで卵はこれに含まない。

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2019年10月22日(火)その3685★1882年パリ

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新聞やテレビで近ごろ見掛けることの多い不思議な絵画。
舞台は近代化の進む1882年パリ。
『フォリー・ベルジュールのバー』というマネ最晩年の作品。
つぶさに観れば、鏡を軸とする謎多き構図だが、謎解きは難しい。
コニャックを求めにカウンターに出向く、
そのほんの一瞬だけ彼女と目が合う。
いや、それは自惚れた錯覚で、シュゾンは何も見ていない。

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2019年10月22日(火)その3684★本音の質

四十代五十代には分からなかったことだが、
死が身近になる六十代では〝信条〟そのものの質が問われる。
本音を見透かされる恐ろしい問い掛けだが、
それが同時に〝救い〟であろうことが救いなのだとも想う。
いかなる存在がそう問うのかは不明だが、
フラメンコ同様、人の数だけそれは在るような気がするから、
統括する必要は感じないが、認め合う必要は感じる。

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2019年10月21日(月)その3683★必然は偶然をはるか凌駕する

★バイラオーラ鈴木真澄さんのFBより

「俳句とフラメンコ、全く違うと思っていたら...」
俳句は初心者である私は、句会「楓組」の先輩に勧められて熊本日日新聞俳句大会に応募したところ
いきなり一等賞である天賞をいただいてしまいました。
「このひととせこんなだったと桜咲く」公園の桜の太い幹にしがみついて、
子供たち(三枝雄輔と麻衣)と がんばらなくちゃ!と思ったことや
その年その年の桜にまつわる思い出から詠んだ句です。
はじめ、感情をストレートに表現するフラメンコと俳句での表現に悩みましたが
実はおんなじ!ということに次第に気がついて考えたことは、
フラメンコの表現する喜怒哀楽はその場にいる人の同じ感情を呼び起こすこと。
例えば、深い哀しみのソレアを観たとき自分の中の哀しみを重ねて涙するのではないか?
喜びのアレグリアスを観たら自分のうれしい気持ちが込み上げて自然と微笑むのではないか?
俳句は、17文字に込めた情景や感情を読んだ人にも思い起こさせる。
俳句が主観を入れてはだめ ということは、そのまま 踊りもただ自分の感情を放出したら
一方通行になり自己満足的なものになってしまうのではないか?
奥底にあるものが大事なのか...そんな共通点を見いだしかけたところです。
まだまだですが、俳句を学んだおかげで フラメンコの表現にも
日本人ならではの深みが出たらうれしいなあ と思うこの頃です。
パセオ11月号にも取り上げていただいた「インテルメディオ」(幕間劇)も
フラメンコの重要な要素かもしれません。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

いきなりの一等賞。
びっくりしたわあ。
まあしかし、持ってる人は持ってるわけで、
必然は偶然をはるか凌駕する。

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2019年10月20日(日)その3682★貧乏ヒマなし

いよいよ秋のお楽しみ公演ラッシュ突入!
今週は10/24(木)川島桂子パセオライヴ(高円寺エスペランサ)
10/25(金)大沼由紀リサイタル(代々木上原ムジカーザ)
来週は11/1(金)平富恵リサイタル(青山草月ホール)
11/2(土)入交恒子リサイタル(日本橋劇場)
再来週は11/6(水)沖仁リサイタル(初台新国立)
11/9(土)鈴木敬子リサイタル(渋谷さくらホール)
そして11/13(水)の左眼オペでひと息つくが、
すぐまた呑み会シーズンに突入!

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2019年10月20日(日)その3681★センパツ・リリーフ

NHK将棋はあきらめ、朝からパセオでバリバリ残務。
右眼回復待ちで自宅洗髪禁止なので、
夕方からカリスマななちゃんの美容室でシャンプー&カット。

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2019年10月19日(土)その3680★未来を拓く800円

パセオ最新号11月号(10/20発売)を送料・消費税込、1冊800円でお届けします。
エンリケ坂井さん『フラメンコ過去現在未来』、西田昌市さん『フラメンコの未来構想』他、
パセオ11月号は、フラメンコのいま、そしてこれからを見通すためのヒントになる言葉が満載です。
多くの方に読んでもらいたい、そんな想いで、どなたさまにもカンタン気軽に
「最新号11月号」をお求めいただけるキャンペーンをいたします。

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☆お申込み方法
「パセオ11月号1冊希望」と明記し、お届け先のお名前・ご住所・お電話番号をお知らせください。
以下の方法でお申込みくださいましたら、1週間以内にヤマトDM便にてお届けいたします! 
料金は後払い、郵便振替用紙(銀行振込もお選びいただけます)を同封しますので、
パセオ到着から1週間以内にお振込お願いいたします。

【Eメール paseshop@paseo-flamenco.com
【お電話 03-6382-4611】
【ファックス 03-6382-4613】

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2019年10月19日(土)その3679★009の涙

右眼の白内障オペで木金ともに半日サボったので、今日はがっつり本業。
何せ右裸眼視力が0.01から0.5までアップした上、
これまでのコンタクトとは異なり、活字に対し即座に焦点がピタリ合う。
ならば大幅な作業効率アップが期待できるはず!
 
と、ワクワク感に充ちた作業開始から三分後、
速すぎる情報伝達のスピードに頭脳が即座に反応出来ないことに気づく。
つまり、作業のトロさは視力のせいではなかった
・・・サイボーグ009涙の試練はつづく(TT)

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2019年10月18日(金)その3678★只者

ご近所眼科にて前日オペ後の初検診。
いよいよ眼帯を外す刹那、
昔のTVドラマがフラッシュバックする。

「いかがですか?」と尋ねる医師。
「視えない、何も視えないっ!」
と、役者根性を全開にすべきシーンだったが、
あいにく私は役者ではなく只者だった。
「うわあ、よく視えるわあ」

てなわけで、とりあえず右眼終了。
オペ自体は15分だが、その前後にもろもろ手間取る。
そして来月は左眼を修理する。
にしても、目が二つだけでよかった。
十も二十もあったら、
さすがに仕事にナランハと、オレンジを食う。

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2019年10月18日(金)その3677★奥の細道

エンリケ坂井のカンテ講座『カンテフラメンコ奥の細道』。
カンテの源流に親しむことで、フラメンコをより味わえることを実感します。
2020年も、引き続き3ヵ月ごとの第3金曜日に開催決定!

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2020年 1/17、4/17、7/17、10/16(金)
中野 スタジオ・アルソル 19時30分開講です。
常連さんも、初めての方もお待ちしています!

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2019年10月18日(金)その3676★川島桂子カンテソロライヴ

秋のパセオフラメンコライヴ、
ディエゴ・ゴメス、今枝友加に続くカンテソロライヴ
その第三弾は、いよいよ川島桂子の登場!

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※以下、編集部井口記
【10/24(木)は川島桂子さんカンテソロライヴ!】
今度の木曜日はいよいよ川島桂子さんのソロライヴです! 
いつも踊り手さんの背中を「全身全霊で後押ししてあげたい」という想いで歌う桂子さんの声に、
舞台上の踊り手だけではなく、客席で聴く私たちもどんなに力づけられてきたことか!
愁いを帯びた艶やかな声を全身で振り絞って歌う姿はいつもひたむきで、
真正面からフラメンコに体当たりしていく。
日本人であること、女であること、真に謙虚だからこそ100%全開で向き合っていく姿勢に、胸を打たれ続けています。
今回は深く信頼しあうエミリオ・マジャとの協演、桂子さん独自の世界に浸る、貴重なソロライヴです。
ご予約お待ちしています!

パセオフラメンコライヴ
川島桂子ソロライヴ
2019年10月24日(木)20時開演(19時半開場)
高円寺・エスペランサ
【出演】
カンテ/川島桂子
ギター/エミリオ・マジャ
【料金】4,500円1ドリンク付(赤ワインorウーロン茶)
【主催】高円寺エスペランサ×月刊パセオフラメンコ
【ご予約】 昼(セルバ)☎03-3383-0246/夜(エスペランサ)☎03-3316-9493
 メール: selva@tablaoesperanza.com

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2019年10月17日(木)その3675★臨時休業

迫り来る締切は相棒に任せ、午後から代々木で白内障手術。
およそ55年ぶりの手術がうれしいわけもないが、
年寄り特有の整備が必要な年齢までよくぞ生き延びたもんだという、
不思議としっとりした感慨がある。
てなわけで先ほど右眼改造(15分ほど)を終え、左眼は来月。

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なぜか気分はサイボーグ009だが、未知のスリルでお腹いっぱいなので、
今日はもう仕事は止め。
よく視える両眼で舞台や風景や編集校正に臨める快感を想えば、
しばらくはよゐ子でお行儀よくしている甲斐もある。
酒は呑まぬが、今宵は眼を閉じバッハ三昧。

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2019年10月16日(水)その3674★小松菜物語

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『逆井(さかさい)の渡し』。
   
現在の江東区大島から眺める江戸川区小松川。
おなじみ永谷園のお茶漬け海苔のおまけ「東海道五十三次」で
名高い安藤広重「江戸名所百景」からの一景。
後に江東(隅田川の東)ゼロメーター地帯と呼ばれるこの地で
私が生まれ育ったのはこの絵が描かれたおよそ100年後。
ちなみに中央集落の左奥あたりが私の生家で、
毎年のように大水にやられた理由がこの絵からわかる。

八代将軍・徳川吉宗は、鷹狩りの休憩所で振る舞われた雑煮の青菜を、
小松川という地名にちなんで「小松菜」と名付けた。
この重大な故事を胸に刻んでいるのは、
世界広しと云えども小松川出身者のみである。
だから、小松菜の原産地がヨーロッパの地中海と知った時、
小松川出身者は唯一の郷土の誇りを失った(TT)。
だがこの時、私たち小松川人は知ったのである。
故郷の誇りはさておき、世界がつながることの歓びを。

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2019年10月16日(水)その3673★時差知恵

今日から来週の月曜定番おとなり大吉まで酒抜き。
呑まない日が増えたことで、
呑んだ翌日には疲れが出やすいことが分かった。
そんなのは普通は四十代で知ることらしいから、
どうやら私は二十年ほど遅れている。
まあそれならそれで、
ようやく大人の知恵がつき始めたことを素直に喜ぼう。

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2019年10月15日(火)その3672★心弾む連帯

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東の荒川と西の中川(写真)に囲まれる江東ゼロメーター地帯が故郷だから、
毎年のような床下浸水・床上浸水など、
昭和三十年代のゴジラのような大水の記憶が、
テレビのニュース画像にシンクロしながら生々しく蘇る。
畳や物を押し入れに積み上げ、板木と釘で家の外側を補強し、
子供たちの近くの学校への避難を検討する
ご近所の大人たちのチームワークが頼もしかった。
子供たちの避難誘導役はいつも斜向かいの白石のおじさんで、
食料調達は母親たちの連携だった。
学校の体育館では時を忘れてトランプやゲームに興じたが、
普段とは違うみんなの連帯感に妙に心が弾んだことを憶えている。

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2019年10月14日(月)その3671★コツコツ

雑用を片づけ、これからパセオ出社。
今日のテーマは「コツコツ」やること。

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2019年10月13日(日)その3670★天災の領域

遠い国々の優れたミュージシャンの演奏、
至福の瞬間を与えてくれるネット映像の数々。
ファンタジスタのような東欧のアーティストたちに惹かれ、
悲劇的イメージの強い彼らの育った地域の歴史を、
その超アバウトな輪郭だけでも知りたくなった。

同じスラブ民族ながら、北には南下を望む大国ロシア、
その南の小国たちは堅い団結でこれに対抗する。
そして大国の脅威が弱まると大中小の均衡が壊れる。
皮肉なことに小国同士は民族主義的な独立心を強め、
悲惨な内戦や分裂が始まる。

「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字」
を持つひとつの国家ユーゴスラビア(南のスラブ)が誕生したが、
経済格差、民族対立、諸外国の介入、チトーイズム(緩やかな連邦制~
大統領チトーはヒトラーやスターリンの脅しにも屈しなかった)崩壊などから、
またしても内乱の泥沼時代へと戻る。
誰もがそれぞれ、本能的にいっそうの幸福を求めたことの結果だった。
幸福を求めるのは人類の本能であり、だがそれが人災を招いた。
ならばこうした人災は自然災害同様、ほとんど天災に近いのではなかろうか?

利害や深い憎しみの連鎖を超え、これらは互いに認識すべき天災なんだと
淡々と割り切る考え方に人間の逞しい英知を感じる。
そうした冷静さが、未来の平和を願う現実改善のルールやシステム創りの
精度を格段と高めてくれるように想える。
昨夜の嵐のピークの最中、ふと気づく。
これらは遠い国々だけの話ではなく、
暗愚な自分自身にとっての日常的課題でもあった。
チェロのハウザー(クオアチア)とギターのチェク(コソボ/アルバニア人)の、
深い協働〝ブラジル風バッハ〟から得たひとつの有力な糸口。

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2019年10月13日(日)その3669★パコ・デ・ルシアだよ

パコ・デ・ルシアだよ」

パセオ創刊の理由を問われれば、昔も今もシンプルにそう答える。
ああ、なるほど!と納得してもらえたのは十年ほど前までで、
近ごろはパコを知らない方が多いからそういうフィーリングの伝達はほぼ困難。

パコ時代到来からすでに半世紀、まあ、
日清・日露戦争や世界大戦に直面する若者たちに
幕末や明治維新のポイントを説くようなものだから。
年寄りは控えめな温故知新を心掛けたい。

荒れ狂うゴジラ来襲、その大きすぎる被害状況にメゲないため、
自衛準備とともにきのうはパコ・デ・ルシアとバッハで一日暮らした。

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2019年10月12日(土)その3668★協働の妙手

1904年のアメリカ万博。
会場販売のアイスクリームがバカ売れで店主は大喜びだが、
困ったことに皿が足りない。
一方となりのワッフル屋店主は人気薄に困っていたが、
あるアイデアをアイス屋店主に提案する。
ワッフルをくるくる巻き
「ここにアイスを盛って売りませんか?」

今年のノーベル化学賞の複数受賞は、
まさしくこんなチームプレーの成果だと云う。
東京新聞「筆洗」の受け売りだが、
ケンカより協働、なかなかいい話だ。

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2019年10月12日(土)その3667★集中の理由

ゴジラ上陸に備え本日完全休業。
朝湯にストレッチ、シチューのブランチ。
金目のモノがないので、生命防衛に集中できる(TT)

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2019年10月11日(金)その3665★生き抜くコツ

あちらが立てば、こちらが立たず。
こちらが立てば、あちらが立たず。
  
どちらにもそれぞれの正義があるから、その調整は難しい。
そうした局面にもAIが判断機能を発揮し始める時代だが、
AIの回答を総合的にジャッジするのは人間だから、
人の方でもより知性感性を研ぎ澄ましてゆく必要が生じる。
でないとAIの誤作動に対応できない。
古来より、その有力なトレーニング方法のひとつが〝アート〟なのだと私は想う。

すでに囲碁や将棋の世界では、それぞれ勝負師としての死活問題と並行しながら、
AIとの相互成長を日夜試行する時代が始まっている。
そして、やがてはそれらが一般化することが文明社会の宿命なのだろう。
グチっていても始まらない。
いつの時代もそうであったかどうかは分からないが、
いつも平和を念頭に、そうした状況を明るく呑み込む勇気こそが、
人々が伸びのび生きつづけるコツのようにも想えてくる。

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2019年10月10日(木)その3664★伸びのび深まる

「スペイン人も含めカンテ伴奏のギターは待ってくださることが多いのですが、
 エンリケさんは待たない。カンテを知り尽くした血肉化されたキャリアなんですね。
 待たれると、歌わなきゃいけない責任感が重圧になってくることがあるんですけど、
 エンリケさんのギターはまったく自然でそういうのが皆無です。
 『ねばならない』みたいなプレッシャーが無いから、あっ、あれも歌おうかな、
 こうしてみようかなって、気持ちに素直にスッと自由に歌わせてもらえる」
                 (パセオ2019年3月号のスペシャル対談から)
   
昨年の初顔合わせ(パセオライヴ)で、
これぞカンテフラメンコ!の本領を発揮した頂上デュオ。
なぜ伸びのびと深みに達するのか?という問いに対する友加さんの回答。
プーロな感動の正体が少し分かった。

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パセオフラメンコライヴVol.116
今枝友加カンテソロライヴ
2019年10月10日(木)20時開演(19時半開場)
高円寺・エスペランサ
【出演】
カンテ/今枝友加
ギター/エンリケ坂井
バイレ/井山直子
【料金】 4,500円1ドリンク付(赤ワインorウーロン茶)
【主催】 高円寺エスペランサ+月刊パセオフラメンコ
【ご予約】
昼(セルバ)Tel 03-3383-0246
夜(エスペランサ)Tel 03-3316-9493
メール予約 selva@tablaoesperanza.com
(撮影 井口由美子)

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2019年10月10日(水)その3663★カサゲツ実況

いま話題の、事前合わせなしの即興ライヴ〝カサゲツ〟。
意欲と勇気のこのライヴの模様が「ミルフラ!」に載った。
臨場感あふれるレビューを提供するのは来春パセオデビューするShoriさん。
シンさん、やってくれるじゃねーの。

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2019年10月9日(水)その3662★本日相棒!

今日はパセオ12月号(新人公演特集とエンリケ坂井『フラメンコの未来』)の大詰め、
そして来年の新連載3本のディレクション。
終わったら一日遅れの記念日呑み会。
ハシゴ厳禁で駆け戻り、本日スタート『相棒18』を!

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2019年10月8日(火)その3661★経費半減策

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連れ合いの誕生日と結婚記念日を兼ねる10月8日。
そのココロは祝祭経費半減である。
まさかこんなに持つとは思っちゃいなかったが、
相性とは不思議なもんで、すでに満21年。
バツイチ同士の入籍なので、届けを出す前に渋谷の区役所前で、
念のため確認したのが1998年。
「これ出しゃお互いバツ2は間違いなしだよ、
 ほんとにこれでいーのか?」

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2019年10月8日(火)その3660★開いていれば

多忙な現場で働くのは大変だ。
休みは年に三日みたいな馬鹿な働き方をしてると、
疲れるし、身体壊すし、休暇が恋しくなる。
では、毎日休暇だったらどうか?
四十代半ばに試したことがある。
不思議とつまらなくて、二週間で飽きた。
サボるのが楽しいのは忙しいからなのだ。
小人閑居して不善をなす(つまらない人間が暇でいると、ロクなことをしない)の
実写版であり、それで一生分の気が済んだよ。
まあ、それが凡人の一般論なのかもしれない。
では、老いてリタイヤを迫られる場合はどうか?

土曜に観たデ・ニーロ主演『マイ・インターン』が
私にとってはドンピシャの回答で、きのうも今日もヒマさえあれば
参考シーン(ほとんど全部)を反芻している。
開いて(拓いて)いりゃあ向こうから答えはやって来る
というのが近ごろの実感でもある。
てことはつまり、ああ、おれは閉ざしてたんだなあと思い当たる(汗)
来年65歳からはインターンの気分で暮らしてみようかと思ってる。

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2019年10月7日(月)その3658★ハウザーのバッハ

期待に違わぬ名奏。
正確無比な技術と音程、自然にして悠々たる歌心。
道を切り拓く逞しい強奏と愛ある優しい弱奏のコントラストが、際立って美しい。

とうとうステファン・ハウザー弾くバッハ無伴奏チェロを発見。
第一番プレリュードのみ、わずか二分強の画像だが、
全六曲(通常はトータルでおよそ150分)を
極めて高度な次元で弾きこなす底力が映像から聞こえてくる。

複雑な内戦を経て、ハウザーの故郷クロアチアが独立したのが1991年、
その時彼は5歳前後だったわけか。
この映像は首都ザグレブでのライヴ演奏会(トータル約91分)。
すべて傾聴に値するが、無伴奏バッハは21分05秒あたり。

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2019年10月6日(日)その3657★相棒

平和と寛ぎの土曜日を満喫。
日曜朝は朝湯~ストレッチ~コープ買い出しと
貧民系豪華ブランチ&NHK将棋観戦。
午後から出社でコンパス整備。
きかん車トーマスまでには帰宅。
パセオ出勤を好んだ相棒の不在は残念だが、
今週水曜、愛しの『相棒』いよいよスタート!

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2019年10月5日(土)その3656★インターン

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デ・ニーロ『マイ・インターン』に降参、安堵、発進。
意外と難解な年寄りの在り方。
アメリカ映画では44年ぶり、
最良のアドバイスをもらったな。

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2019年10月5日(土)その3655★下手横好き

凄いのが出てきた。

近ごろウェブで発見した二人の音楽家、
ステファン・ハウザー(チェロ)とペトリク・チェク(ギター)には狂喜した。
プロフィールを調べると、ハウザーはクロアチア出身、
チェクはコソボ出身で、ともに三十代半ばの若さだ。

大戦後も冷戦後も永らく紛争を繰り返すヨーロッパ東部から、
時期を同じくしてこうした若手スーパーミュージシャンが出現。
そのことが興味の発端となり、東欧の苦難の歴史、
そして彼の地の現在と未来ヴィジョンとを、
世間並み程度には知りたくなった。

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そんなこんなでここ数日、就寝前の小一時間、
ネットで東欧の現実を丹念に辿っている。
事実上中学二年で学業を放棄した反動が、
思わぬところで今さら噴出するとは・・・まさかの机上の老学徒。
とりあえず、まだ死んではなかった「好奇心(=下手の横好き)」に乾杯!

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2019年10月4日(金)その3654★植木システム

手遅れながらも、体重しぼったり、両眼を整備したり、
何かと忙しい令和元年下半期。
今日は三年ぶりの健康診断。
中野北口呑み屋街の診療所なので、
つっ掛けサンダルで朝からちょいと一杯のつもりで出掛けてくらあ

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2019年10月3日(木)その3653★腰抜け野郎

頑張っても頑張っても食えない世界に潔く見切りをつけたツワモノ連中だが、
新天地でも頑張り続ける彼らは相変わらず明るく逞しい。
この夏の終わり、粋で気さくな長老さまの音頭取りで吉祥寺に集結。

すでにみんな六十代、青春時代の音楽や出版のお仲間たちとワイワイ呑んでると、
フラメンコの月刊誌もう何年やってるんだ?という流れになり、
そうか36年かあ、芸もねえのにしぶとく居直るお前も立派なヘンタイだよと激賞される。
だが彼らは知らない。
怖くて腰が抜けちまって、逃げ出したくとも逃げ出すことすら
出来なかったこの単なる腰抜け野郎の実態を。

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2019年10月2日(水)その3652★カオスの時代

「人工知能AIをどう取り入れていくかが大きなテーマで、ようやく少しずつですが、
 理解が追いついてきた部分もあるかなと感じています」

風呂上がりにようやく目にする今日の朝刊、アマチュア有段者の発言かと思ったら、
囲碁の最強四冠王・井山裕太さんのインタビューだった(汗)。
そうかやはり囲碁界も凄いことになってるんだな。

全体的には将棋界と同じく、AIを効果的に活用する
十代・二十代の若手棋士の成長が早まり、
特に序盤戦はこれまで人間には不明だった部分も具体的に
解明できるようになり、弱点の少ない若手が増えているという。
二度目の七冠同時制覇で、昨年国民栄誉賞を受賞した
謙虚な井山四冠の冒頭言が沁みてくる。

一方将棋界ではつい先週、欠点の見当たらぬAI将棋の申し子のような
豊島将之名人(29歳)から王位のタイトルを奪取した
木村一基九段(46歳/初タイトル獲得の史上最年長記録)の快挙に沸いている。
転換期の混沌を誰もがリアルタイムで体感する現代、
何にせよビクビクするよりゃ開き直って前を見たい。

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2019年10月2日(水)その3651★フラメンコの宝

「パセオが私を指名したのはおそらくスペインと日本で半世紀にわたって活動し、
 双方の考え方や時代と共に移り変わった形を現場で見てきた経験から
 来る本音を書いてほしい、というのがその理由だろう」
               月刊パセオフラメンコ2019年10月号
          『フラメンコ過去現在未来』その1「過去」より

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階下でパセオ講座を終えたエンリケ坂井さんと、
フラメンコの未来について活発な議論を交わしていた折、
偶発的に生まれた企画である。
エンリケさんのフラメンコ未来論は冷静にして痛烈痛快であり、
少なからぬショックと感動を受けた私はすかさず仕掛ける。

「未来を語るために、まず過去・現在を検証して、
 そして最後に未来。エンリケさん書いてよっ!」
「いや、それは君がやるべきだよ」
「(笑)オレには無理だよ。最良の適任者に依頼するのがオレの任務だしね」
「・・・・・」
「10・11・12月号に4ページずつ押さえるね。
 原稿の納期は半年、いつもの安原稿料で。
 3回連載で毎回8000字くらいかな。
 タイトルはフラメンコ過去現在未来」

多忙なエンリケさんを限界まで酷使する企画ではあったが、私は非情に押し切った。
「・・・・・」のおよそ5秒間に、自分がやるしかないのか、
そう決意を固めたエンリケの一瞬の悲愴な表情が決め手だった。
師が早死にしたら、それは俺のせいだと思った。

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2019年10月2日(水)その3650★三枝雄輔の表紙

まだフラメンコを知らない人々を突如惹きつけるオーラを最優先している。
もちろんそれがフラメンコ通の感性とリンクすることが望ましい。
   
どこまでも深まり、どこまでも広がるポテンシャルに充ち満ちたフラメンコ。
毎月の表紙選びが難航するのは、冒頭両者の合致点を発見する好奇心ゆえだろう。
さらに近ごろ意識するのは各号同士、およびその全体的なコントラストで、
フラメンコが内包する無限とも云える多彩なベクトルを
それぞれキレッキレに際立てたい。
眼の肥えた常連読者は、当然ながら一筋縄では行かない。

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10/20発売のパセオ11月号の表紙は、
大志を胸に先ごろスペインへ渡った三枝雄輔。
ユースケはパセオ2020新年号より待望の上達連載(雄輔哲学)をスタートする。
数年前、彼から唯一持ち込まれた企画(編集ディレクションは若林作絵)が
ようやく実現する。
この表紙写真は本人も大いに気に入ったショットで、撮影は北澤壯太さん。
フラメンコな爆発力を秘めた力ある〝静〟が美しい。
大地に脚がついている。

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2019年10月1日(火)その3649★さくさく

消費税も上がり、
何かと不安材料も多いが、
そりゃいつの時代もいっしょ。
こんな表情で、さくさくっと暮らしていたい。

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