フラメンコ超緩色系

月刊パセオフラメンコの社長ブログ

あふれよ我が涙 [179]

2006年12月23日 | 散歩の迷人





 

       あふれよ我が涙

 

 

  朝からの事務仕事のご褒美に、ぷらっと散歩に出る。
 神田川両岸の冬枯れを楽しみながら、パセオのご近所“新江戸川公園”へと向かう。

 

 


 

 今日のBGMは、21世紀の吟遊詩人、スティング唄うところのジョン・ダウランド(17世紀英国の吟遊詩人)。
 この秋の新譜だ。その現代的な大胆アプローチには賛否両論雨あられのようだが、私はけっこう好きだな。


       

 有名な『あふれよ我が涙』の哀唱には胸が熱くなる。
 リスクを恐れず、敢えて古典中の古典、ジョン・ダウランドにチャレンジしたスティングの心意気が何よりうれしいじゃないか。


 

 


 


 今年も残すところあと一週間だよ。
 妙に早い一年に感じる。

 まさかのブログに手を出し(三つも)、慣れない文章やコメントを書き始めたことがそれなりに楽しくて、ある種の浦島竜宮城状態を生み出したのかもしれない。

 そこへ持ってきて、いろんな事も重なり、私には激動の一年となった。
 2006年は私にとって忘れ難い年になるのだろうな。
 哀しいことは山ほどあったが、めっちゃうれしいことも幾つかあった。

 差し引きではマイナスかプラスか?

 いや、そういう考え方は違うな。
 永い目でみれば、みんなプラスだ。

 

 


 

 


しゃちょ物語(完結編)[178]

2006年12月21日 | アートな快感

 



 



      しゃちょ物語(完結編)

 


 

 待望の第二弾、早くも登場



       

 

 


 フラメンコブログの若きおえかき女王、ヨランダ・ピナータス監督、私ことパセオ社長主演による『しゃちょ物語(完結編)』。
 はじめての方のために、正しい読み方順に並べておきましょう。

 
 


(1)『祝100回
    http://blog.goo.ne.jp/paseo1984/d/20060509

(2)『桃太郎の未来戦略(上)
    http://blog.goo.ne.jp/paseo1984/d/20060516

(3)『桃太郎の未来戦略(下)
    http://blog.goo.ne.jp/paseo1984/d/20060517


(4)『しゃちょ物語
       
 http://blog.goo.ne.jp/yolanda_pinatas/d/20061216 

(5)『しゃちょ物語(完結編)
    http://blog.goo.ne.jp/yolanda_pinatas/d/20061220

6)『しゃちょ物語(あとがき)
    http://blog.goo.ne.jp/yolanda_pinatas/d/20061221





 全部読んでも20分程度だ。
 心あたたまる深~いテーマのメルヘンなので、ぜひぜひ読んでね。


 

 




 


 

 

 

 

          


YOLANDA作品に主演![177]

2006年12月17日 | アートな快感






         YOLANDA作品に主演!



 

   




 この日のために生き続けてきたのかもしれない。

 「私には俳優は向いてないのかもしれない」。
 幾度となく挫折のピンチは訪れた。
 あのとき、あきらめないで本当によかった。

 そう。……とうとう私はあのヨランダ・ピナータス監督の最新作『しゃちょ物語』に主演するという栄光をこの手につかんだのだった。

 ヨランダ監督の演出・カメラワークは完璧であり、また云うまでもなく、私の演技力は抜群である。
 ここだけの話だが、アカデミー賞主演男優賞はほぼ手中に収めた、と云ったとしてもそれは決して過言ではない。同じく監督賞や作品賞なども総取りだろう。

 では早速ではあるが、今回特別に読者の皆さまに先行上映をご覧いただこうか。




 全世界ロードショー先行公開!

                             
ヨランダ・ピナータス監督作品

      『しゃちょ物語』
 
 http://blog.goo.ne.jp/yolanda_pinatas/d/20061216

 

監督/脚本/演出/撮影 ● ヨランダ・ピナータス
主演 ● パセオしゃちょ
共演 ● めめ★、かるめん、かよちゃん、勝田、ウエストサイド、KdeA
音楽 ●『星のフラメンコ』『ワンだんご・で・吠えるバ』
提供 ● YOLANDAのおえかきフラメンコ
狂賛 ● 欠陥パセオフラメンコ


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 皆さまの感想(絶賛)を聞くまでもない。
 上映会場(東京ドーム)はスタンディング・オベーションの嵐である。
 フラメンコで云えば、パコ・デ・ルシアもしくはアントニオ・ガデス公演以来の大ブレイクとも云うべきだろう。
 ……云うべきではないかもしれない。







 

 


秋の終わりに [176]

2006年12月07日 | 四季折々


 



                秋の終わりに





 

 



 早めに家を出て、
 妙に気の合う私の旧友“代々木公園”画伯描くところの
 秋の情景に、しばしの別れを告げる。




 

 





 今朝のBGMは、ケニー・ドリュー(JAZZピアノ)の
 名高いヨーロッパ三部作から『旅の終わりに』。


    
       
 Arfa Music/1990年





 思い切りロマンティックな感傷(主に大失敗の反省)に
 浸ることのできたこの秋。

 日増しに寒さはつのるけれど、
 冬には冬の楽しみ(次なる大失敗)がある。




 

          

 

 


 



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  速報!ってほどのものではねーですけど。

 現在フラメンコ界の水面下では、
 このよーなトホホな超小型プロジェクト

 深く静かに進行中であります。

   http://blog.goo.ne.jp/yolanda_pinatas/d/20061206