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2014年12月31日(水)その1966◆アーティスト・ベスト10
1)桂枝雀
2)古今亭志ん生
3)立川談志
4)フランス・ブリュッヘン(ブロックフレーテ/指揮)
5)柳家小三治
6)パコ・デ・ルシア
7)グレン・グールド(ピアノ)
8)三遊亭円生
9)ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
10)アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
〝落語界のパコ・デ・ルシア〟枝雀師匠が、59枚で第一位。
断捨離後のアーティスト別CDの枚数ベストテン。
こうして並べてみると、私という凡人を形成した要素がくっきり視えてくる。
「笑い」と「冒険」と「道」。
ここらへんがキーワードだったかと、他人事のように想う。
結果は失敗作だったが、それがどーしたと笑う。( ̄▽ ̄)
きのうは年末に引っ越した中野パセオ近くのわが家で、
田代の淳ちゃん一家を招いての忘年会。
2014年最後の本日大晦日は、パセオで残った仕事を片づけ、
夜は家でゆっくり年越しの段取り。
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2014年12月30日(火)その1965◆作家ベスト10
1)藤沢周平
2)司馬遼太郎
3)池波正太郎
4)筒井康隆
5)夏目漱石
6)色川武大(阿佐田哲也)
7)関川夏央
8)土屋賢二
9)杉浦日向子
10)乙川優三郎
半分は処分する決意だったが、何のことはない、
大して迷うことなく7割方を処分した。
で、手元に残った文庫本数のベスト10がこれ。
若き日に熱狂したドストエフスキー、サマセット・モーム、サルトルなどの
猛嵐が過ぎ去ったことに、意外な感慨を覚えたりもするコテコテ日本人。
どれが欠けても、おそらく私はバランスを壊した。
文学は偉大だと、私は想う。
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2014年12月29日(月)その1964◆ジャンル別ベスト10
1)バッハ
2)落語
3)フラメンコ
4)バロック
5)モーツァルト
6)ジャズ
7)歌謡曲・ポップス
8)クラシックギター
9)ロシア音楽
10)ベートーヴェン
こんな順位で手元に残ったCD。
一時は7000枚集めたCDだが、売ったりあげたりをくり返し、
今回の引っ越しでとうとう1000枚まで絞り込めた。
高校時代、LPレコード1枚入手するのに時給230円で9時間働いたものだが、
あのころ夢中で聴いた音楽の復刻CDが案外たくさん残った。
そこには酸いも甘いも、当時の若い心象風景がギッシリ詰まっていて、
苦笑まじりの懐かしさがぶはっとこみ上げる。
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2014年12月28日(日)その1963◆トラタヌ
「おいっ、年間通しの予約申し込みが三件入ったぞ」
雑用で二階(フラメンコ協会)に降りてゆくと、
田代の淳ちゃんがあの笑顔でこう云う。
森田志保ソロライヴを皮切りに、
来年二月からスタートするパセオフラメンコライヴ(高円寺エスペランサ)。
単発予約がじゃんじゃん入ってることは聞いてたが、
始まる前からシリーズ企画すべてを押さえてくれる
ファンが出てきたことは望外の成果。
実績を積み重ね一年後にレギュラーファン100名獲得がさしあたっての目標。
それによって土日祭の2回開催も可能になる。
こうした明るい希望にあふれるムーブメント構想を
「捕らぬタヌキの皮算用」と云ふ。
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2014年12月26日(金)その1962◆来秋、カニサレス来日決定!
「ユニバーサルであるためには、ローカルでなければならない」
われらがカニサレス、
2015年9月、日本ツアー決定!
ぜーんぶ観るぞおっ!
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2014年12月25日(木)その1961◆ソウルなランチ
家の玄関から、歩いて七秒の焼肉屋。
その名も〝ソウル〟!
魂の焼き肉である。
評判のランチ(カルビ定食780円)を喰ってみたが、
これがバカ旨で費用対効果はバッチリ。
昼休みはここで昼めし喰って、
家でひとっ風呂浴びてパセオに戻るなんてのも、
定番コースのひとつになりそう。
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2014年12月24日(水)その1960◆日本語フラメンコの快挙
すでに百回は聴いたな。
朝の珈琲飲みながら、いまも聴いてる。
まさかこんなに早く(パセオ新年号)講座でこれを採り上げてくれるとは!
フラメンコと日本語が絶妙に融合するこのタカミツの日本語タンゴスは、
理屈抜きでもチョー絶品。
アクースティカの加部さんもまったく同じ意見だ。
あと十年もすれば、このファンタスティックな日本語タンゴの歴史的価値が
高らかに認知されること必然なんだが、
そういう話題で盛り上がれない業界が正直ちょっと寂しい。
さて、例のパセオフラメンコライヴ、タカミツの登場が決まった。
来年の彼の全国ツアーの東京ファイナルにしたいとのこと。
光栄なことだ。
あの佐藤浩希も、現在日程調整中。
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2014年12月23日(火)その1959◆ケ・セラ・セラ
今年もあと八日あまり。
季節はずれの引っ越しで、なんやかんやと忙しい。
とは云え、どーやら新年を迎える準備もチンタラと進む。
今年も激動の一年だったはずだが、
自由業というのは毎年毎年ゲキドーなので、
そこらへんの感覚は鈍ったまんまだ。
過ぎてしまえば、毎度毎度なるようになっている。
ケ・セラ・セラとはこのことかいなと改めて想う年の瀬。
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2014年12月22日(月)その1958◆昼めしは家で
9時出社初日。
午前2時まで書斎の整理に追われ、起きたのは7時だが、
悠々朝風呂に入り、ガッツリ朝めしを喰い、
8時55分に家を出て9時ジャストにパセオ到着。
んー、快感っ!
現在は昼休み中。家でこれを書いてる。
往復で10分。どーやら家で昼めしを喰うことが多くなりそうだ。
さて、昨日の新潟イケメン・ファイナル。
健太郎健闘及ばずグランプリならず。
まあ、しかし、大観衆が集まるファイナルで
フラメンコギターの存在を知らしめた功績は大きい。
地元新潟にたくさんの健太郎ファンを増やしたことだろう。
健太郎とは年末年始にかけて〝しゃちょ対談〟(来年4月号)の取材をやるから、
そのへんの詳細もバッチリお伝えするつもり。
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2014年12月21日(日)その1957◆いい家相
お引っ越し、どうやら第一段階を終了。
ビンボー人には贅沢なスペースだが、
なにやら活力を生んでくれそうな家相だ。
これから書斎の構成と配置。
書籍とCD等はこの際60%整理。
夜は祝引っ越し鍋。
それにしても、ケンタローのファイナル結果が気になる。
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2014年12月18日(木)その1956◆
明日午前九時からの引っ越しに備え、今朝もはよからせっせと荷造り。
午後には住民票も移す段取り。
パセオ&フラメンコ協会まで歩いて5分、中野駅まで4分、
書斎と裏庭の分だけ広くなるそこそこお気に入り、
中野区中央の住まいへの転居。
地元上原の仲良し連と離れるのは寂しいが、
この先は親しいフラメンコ仲間たちの暮らす新天地で
ドンチャカやることになるだろう。
田代の淳ちゃん情報で、早速ご近所に美味しい激安寿司屋を発見、
しばらくはここが根城となりそうだ。
そんなわけで16年暮らした元代々木界隈とは明日でおさらば。
所詮は流浪の人生、明日は明日の風が吹く。
吹かない場合は吹かせばよい。
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2014年12月18日(木)その1955◆大物対談
「お互いが迷い無く自分の道を往きながら、
その歩みがクロスしたときに、強烈な振動が発生するスリル。
〝あの二人の共演はすごい〟という評判を聞き、また、
それぞれのライヴを何度も観て、ぜひ同じ席についてもらいたいと思った。
キーワードは、ヘレス。フラメンコと正直に、まっすぐに、
嘘偽り無く向き合うことこそが、絶対的な共通点なのかもしれない」
パセオ新年号ハレオスは「大沼由紀 VS 俵英三」の超ビッグ対談。
本文カラー8頁、企画・構成・撮影は小倉編集長。
どーよ、このいい感じのツーショット!
大物同士、それぞれ実にいい表情してるじゃねーの。
そりゃこの二人だもの、内容はもちろん危ねえに決まってる。
バイレ人口の半数以上がショックを受けることだろう。
だがここが視えてこないと、フラメンコやるのは実際難しい。
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2014年12月17日(水)その1954◆ガデスでがす
観よっ、若きガデスの跳躍美!
パセオ新年号はアントニオ・ガデス特集でがです。
大人は皆知ってるので、若いモンにこそ観て読んでほしい。
フラメンコの真の国際化は、ここからスタートしたのだ。
それにしても、この清冽なるウルトラ・ドロップキック!
若いモン(59歳未満)はマネしてもええが、
大人(59歳以上)はマネせんほうがえーぞ。
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2014年12月16日(火)その1953◆馬鹿のひとつ覚え
フラメンコの救世主、アントニオ・ガデス。
ふだんは気さくで明るいナイスガイで、
パセオのどんな取材にも極めて協力的だった。
そんな彼が、私に求めたことがひとつだけあった。
「いつまでもパセオを続けること」
聡明な彼は、乏しい私のキャパをきっと見抜いていた。
(この男に、二つ以上のことを求めてはいけない)
あれこれ欲張ることなく彼のアドバイスを忠実に守り続けることで、
こうして大恩人アントニオ・ガデスの特集を組める幸運。
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2014年12月16日(火)その1951◆書き手募集!
パセオ新連載「日本全国フラメンコ便り」
全国各地より投稿ライターをさしあたり三名募集!
資格はただひとつ、アフィシオナードであること。
年齢・性別・年収・体重は問わない!
執筆は小倉編集長が助けるので、文章苦手でも問題なし。
ギャラは掲載誌だけだけど、FB仲間たちよ、
フラメンコ活性化のために、ぜひひと肌脱いでおくれねっ!
引き受けてくれるお仲間は、直接私にメールを!