フラメンコ超緩色系

月刊パセオフラメンコの社長ブログ

しゃちょ日記バックナンバー/2014年12月②

2014年12月01日 | しゃちょ日記

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コメントはkoyama@paseo-flamenco.comまで

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2014年12月31日(水)その1966◆アーティスト・ベスト10

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1)桂枝雀
2)古今亭志ん生
3)立川談志
4)フランス・ブリュッヘン(ブロックフレーテ/指揮)
5)柳家小三治
6)パコ・デ・ルシア
7)グレン・グールド(ピアノ)
8)三遊亭円生
9)ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
10)アンドラーシュ・シフ(ピアノ)

〝落語界のパコ・デ・ルシア〟枝雀師匠が、59枚で第一位。
断捨離後のアーティスト別CDの枚数ベストテン。
こうして並べてみると、私という凡人を形成した要素がくっきり視えてくる。
「笑い」と「冒険」と「道」。
ここらへんがキーワードだったかと、他人事のように想う。
結果は失敗作だったが、それがどーしたと笑う。( ̄▽ ̄)

きのうは年末に引っ越した中野パセオ近くのわが家で、
田代の淳ちゃん一家を招いての忘年会。
2014年最後の本日大晦日は、パセオで残った仕事を片づけ、
夜は家でゆっくり年越しの段取り。

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2014年12月30日(火)その1965◆作家ベスト10

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1)藤沢周平
2)司馬遼太郎
3)池波正太郎
4)筒井康隆
5)夏目漱石
6)色川武大(阿佐田哲也)
7)関川夏央
8)土屋賢二
9)杉浦日向子
10)乙川優三郎

半分は処分する決意だったが、何のことはない、
大して迷うことなく7割方を処分した。
で、手元に残った文庫本数のベスト10がこれ。
若き日に熱狂したドストエフスキー、サマセット・モーム、サルトルなどの
猛嵐が過ぎ去ったことに、意外な感慨を覚えたりもするコテコテ日本人。

どれが欠けても、おそらく私はバランスを壊した。
文学は偉大だと、私は想う。

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2014年12月29日(月)その1964◆ジャンル別ベスト10

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1)バッハ
2)落語
3)フラメンコ
4)バロック
5)モーツァルト
6)ジャズ
7)歌謡曲・ポップス
8)クラシックギター
9)ロシア音楽
10)ベートーヴェン

こんな順位で手元に残ったCD。
一時は7000枚集めたCDだが、売ったりあげたりをくり返し、
今回の引っ越しでとうとう1000枚まで絞り込めた。

高校時代、LPレコード1枚入手するのに時給230円で9時間働いたものだが、
あのころ夢中で聴いた音楽の復刻CDが案外たくさん残った。
そこには酸いも甘いも、当時の若い心象風景がギッシリ詰まっていて、
苦笑まじりの懐かしさがぶはっとこみ上げる。

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2014年12月28日(日)その1963◆トラタヌ

「おいっ、年間通しの予約申し込みが三件入ったぞ」

雑用で二階(フラメンコ協会)に降りてゆくと、
田代の淳ちゃんがあの笑顔でこう云う。

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森田志保ソロライヴを皮切りに、
来年二月からスタートするパセオフラメンコライヴ(高円寺エスペランサ)。
単発予約がじゃんじゃん入ってることは聞いてたが、
始まる前からシリーズ企画すべてを押さえてくれる
ファンが出てきたことは望外の成果。

実績を積み重ね一年後にレギュラーファン100名獲得がさしあたっての目標。
それによって土日祭の2回開催も可能になる。
こうした明るい希望にあふれるムーブメント構想を
「捕らぬタヌキの皮算用」と云ふ。

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2014年12月26日(金)その1962◆来秋、カニサレス来日決定!

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「ユニバーサルであるためには、ローカルでなければならない」

われらがカニサレス、
2015年9月、日本ツアー決定!
ぜーんぶ観るぞおっ!

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2014年12月25日(木)その1961◆ソウルなランチ

家の玄関から、歩いて七秒の焼肉屋。
その名も〝ソウル〟!
魂の焼き肉である。

評判のランチ(カルビ定食780円)を喰ってみたが、
これがバカ旨で費用対効果はバッチリ。
昼休みはここで昼めし喰って、
家でひとっ風呂浴びてパセオに戻るなんてのも、
定番コースのひとつになりそう。

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2014年12月24日(水)その1960◆日本語フラメンコの快挙

すでに百回は聴いたな。
朝の珈琲飲みながら、いまも聴いてる。
まさかこんなに早く(パセオ新年号)講座でこれを採り上げてくれるとは!

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フラメンコと日本語が絶妙に融合するこのタカミツの日本語タンゴスは、
理屈抜きでもチョー絶品。
アクースティカの加部さんもまったく同じ意見だ。
あと十年もすれば、このファンタスティックな日本語タンゴの歴史的価値が
高らかに認知されること必然なんだが、
そういう話題で盛り上がれない業界が正直ちょっと寂しい。

さて、例のパセオフラメンコライヴ、タカミツの登場が決まった。
来年の彼の全国ツアーの東京ファイナルにしたいとのこと。
光栄なことだ。
あの佐藤浩希も、現在日程調整中。        

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2014年12月23日(火)その1959◆ケ・セラ・セラ

今年もあと八日あまり。

季節はずれの引っ越しで、なんやかんやと忙しい。
とは云え、どーやら新年を迎える準備もチンタラと進む。

今年も激動の一年だったはずだが、
自由業というのは毎年毎年ゲキドーなので、
そこらへんの感覚は鈍ったまんまだ。

過ぎてしまえば、毎度毎度なるようになっている。
ケ・セラ・セラとはこのことかいなと改めて想う年の瀬。

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2014年12月22日(月)その1958◆昼めしは家で

9時出社初日。

午前2時まで書斎の整理に追われ、起きたのは7時だが、
悠々朝風呂に入り、ガッツリ朝めしを喰い、
8時55分に家を出て9時ジャストにパセオ到着。
んー、快感っ!
現在は昼休み中。家でこれを書いてる。
往復で10分。どーやら家で昼めしを喰うことが多くなりそうだ。

さて、昨日の新潟イケメン・ファイナル。
健太郎健闘及ばずグランプリならず。
まあ、しかし、大観衆が集まるファイナルで
フラメンコギターの存在を知らしめた功績は大きい。
地元新潟にたくさんの健太郎ファンを増やしたことだろう。
健太郎とは年末年始にかけて〝しゃちょ対談〟(来年4月号)の取材をやるから、
そのへんの詳細もバッチリお伝えするつもり。

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2014年12月21日(日)その1957◆いい家相

お引っ越し、どうやら第一段階を終了。

ビンボー人には贅沢なスペースだが、
なにやら活力を生んでくれそうな家相だ。
これから書斎の構成と配置。
書籍とCD等はこの際60%整理。

夜は祝引っ越し鍋。
それにしても、ケンタローのファイナル結果が気になる。

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2014年12月18日(木)その1956◆

明日午前九時からの引っ越しに備え、今朝もはよからせっせと荷造り。
午後には住民票も移す段取り。

パセオ&フラメンコ協会まで歩いて5分、中野駅まで4分、
書斎と裏庭の分だけ広くなるそこそこお気に入り、
中野区中央の住まいへの転居。

地元上原の仲良し連と離れるのは寂しいが、
この先は親しいフラメンコ仲間たちの暮らす新天地で
ドンチャカやることになるだろう。
田代の淳ちゃん情報で、早速ご近所に美味しい激安寿司屋を発見、
しばらくはここが根城となりそうだ。

そんなわけで16年暮らした元代々木界隈とは明日でおさらば。  
所詮は流浪の人生、明日は明日の風が吹く。
吹かない場合は吹かせばよい。

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2014年12月18日(木)その1955◆大物対談

「お互いが迷い無く自分の道を往きながら、
その歩みがクロスしたときに、強烈な振動が発生するスリル。
〝あの二人の共演はすごい〟という評判を聞き、また、
それぞれのライヴを何度も観て、ぜひ同じ席についてもらいたいと思った。
キーワードは、ヘレス。フラメンコと正直に、まっすぐに、
嘘偽り無く向き合うことこそが、絶対的な共通点なのかもしれない」

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パセオ新年号ハレオスは「大沼由紀 VS 俵英三」の超ビッグ対談。
本文カラー8頁、企画・構成・撮影は小倉編集長。     
どーよ、このいい感じのツーショット!
大物同士、それぞれ実にいい表情してるじゃねーの。

そりゃこの二人だもの、内容はもちろん危ねえに決まってる。
バイレ人口の半数以上がショックを受けることだろう。
だがここが視えてこないと、フラメンコやるのは実際難しい。

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2014年12月17日(水)その1954◆ガデスでがす

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観よっ、若きガデスの跳躍美!

パセオ新年号はアントニオ・ガデス特集でがです。
大人は皆知ってるので、若いモンにこそ観て読んでほしい。
フラメンコの真の国際化は、ここからスタートしたのだ。

それにしても、この清冽なるウルトラ・ドロップキック!
若いモン(59歳未満)はマネしてもええが、
大人(59歳以上)はマネせんほうがえーぞ。

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2014年12月16日(火)その1953◆馬鹿のひとつ覚え

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フラメンコの救世主、アントニオ・ガデス。
ふだんは気さくで明るいナイスガイで、
パセオのどんな取材にも極めて協力的だった。
そんな彼が、私に求めたことがひとつだけあった。

「いつまでもパセオを続けること」

聡明な彼は、乏しい私のキャパをきっと見抜いていた。
(この男に、二つ以上のことを求めてはいけない)

あれこれ欲張ることなく彼のアドバイスを忠実に守り続けることで、
こうして大恩人アントニオ・ガデスの特集を組める幸運。

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2014年12月16日(火)その1951◆書き手募集!

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パセオ新連載「日本全国フラメンコ便り

全国各地より投稿ライターをさしあたり三名募集!
資格はただひとつ、アフィシオナードであること。
年齢・性別・年収・体重は問わない!

執筆は小倉編集長が助けるので、文章苦手でも問題なし。
ギャラは掲載誌だけだけど、FB仲間たちよ、
フラメンコ活性化のために、ぜひひと肌脱いでおくれねっ!
引き受けてくれるお仲間は、直接私にメールを!


しゃちょ日記バックナンバー/2014年12月①

2014年12月01日 | しゃちょ日記

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2014年12月15日(月)その1950◆どさんこ通い

十七年におよぶ元代々木での生活も、いよいよ今度の木曜までのあと四日。
感傷に浸る間もないパセオ年末進行の多忙さ加減も丁度いいのかもしれない。
幸いこの四日間は忘年会もないので、
わが家のように愛し親しんだ家のはす向かい〝どさんこ〟で、
せいぜい呑んだくれることとしよう。

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2014年12月15日(月)その1950◆希望

生きているうちに、
生まれ変わろう。

コピーライターの作であるという。  
パセオフラメンコの人気ライター白井盛雄(まに)さんの引用で知った。
いろんな可能性が明るく跳躍する、言葉のポテンシャルそのものに心打たれる。

脱皮による不安と期待。
それを私たちは〝希望〟と呼ぶ。
願わくば、社会的な迷信にとらわれない、
自分という人にぴたりフィットする、
最後の最期まで〝希望〟に充ちた暮らしを。

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2014年12月14日(日)その1949◆徳永健太郎の冒険

忘年会から未明に戻り結果を知ったが、ケンタロー見事ファイナル進出決定
十位以内に入ることがその条件であり、
地元利のない彼がそこに食い込めたことをまずは喜びたい。

【新潟イケメングランプリ/ファイナル選出投票】
http://ikemen-niigata.com/second.html

12/21ファイナル・パフォーマンスで、ケンタローはフラメンコギターを弾く。
グランプリを決定する最終審査は入場者投票だというから、
中学を出て即スペインに留学した彼にはこれまた地元利がない。
だが、そういう地元利は今回作ればいい。
それくらいのハンデはあたぼーよ!てな
剛毅な気分でぶちかましてやれよケンタロー!

さて。
4月号〝しゃちょ対談(本文4頁記事)〟は徳永健太郎に決めた。
グランプリの結果がどうあれ、大いなるチャレンジの中で、
心技ともにバリバリ音を立てながら成長を続ける彼と、
がっぷり四つの本音対談がしたいのだ。

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2014年12月13日(土)その1948◆犬並み

「愛嬌と云うのはね、
 自分より強いものを斃(たお)す柔かい武器だよ 」
                 (夏目漱石『虞美人草』)

まったくだ。
それを私はジェーから学んだ。
人並みは無理だが、すでに犬並みには達している。

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2014年12月12日(金)その1947◆牛の如く

いかなる局面においても不安を完全に消し去ることは不可能だけれども、
いつでも希望に基づいて行動していれば、
不安や失敗は逆に追い風となってくれるものだ。

「あせってはいけません。
 ただ牛のように、図々しく進んで行くのが大事です」

すでに四十数年、漱石先生のこの教えを、
やたら物覚えの悪い奴(=おれ)に毎日のように云い聴かせている。
まあ、寿司にはワサビ、ラーメンには胡椒が、
どうしたって必要だってことかいな。

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2014年12月11日(木)その1946◆豪遊と清貧

パセオまで歩いて五分、JR中野までは四分。
本日午前は新しい住まいの入居契約。

何が待ち受けているのか分からんのが人生だが、
こんなにウキウキ引っ越しを楽しみにする気分は生まれて初めてだ。
まっ、とりあえず、来週のお引っ越しの件をジェーにご説明する件。

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年末年始進行で締切の早いパセオ二月号を追い込み、
宵からは要町の寿司屋で三人会の忘年会。
持ち回りの勘定当番は今回林さん(カニサレスモデル輸入元の社長)なので、
本日は「豪遊」をテーマに遠慮会釈なしに呑み喰いに徹する件で、
次回(=私の勘定当番)は「清貧」をテーマに慎ましやかな呑み会を催し、
その次のプリメラ社長チコさんの当番の時には再び盛大に催したいと、切に願う件。

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2014年12月11日(木)その1945◆モチベーション

もういくつ寝るとお正月。
ああ、早く雑煮(ぞうに)が喰いてえっ!

うーっ、餅ベーション上がるぅ (≧౪≦)

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2014年12月10日(水)その1944◆本日最終投票!

『新潟イケメングランプリ』そのHPにこうアップされている。

【氏名】徳永健太郎
【職業】アーティスト
【特技】フラメンコギター
【応募動機】
賞金、たくさんの人に名前を覚えてもらいたいから。
色々な人にフラメンコギターを聴いてもらいたい、広めたいと思ったから。
また新潟人としてそれらの自分の活動が地域活性化に繋がればいいと思ったから。
【意気込み】
魂と情熱のこもった日本一のギターで会場の皆様を魅了します!

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ケンタローのフラメンコギター同様、
嘘のないこのストレートな潔さに私は心打たれる。
こうしたイベントへの参加は彼の本意には馴染まぬように感じるのだが、
それでもすべて(自分のため、フラメンコのため、故郷新潟のため)
前向きに呑み干してエントリーしたところに、
ケンタローのラディカルな〝男気〟を感じる。

今日は最終投票日、締切の18時には結果が発表されるという。
アフィシオナード同志よ、おれらで追い風吹かせて
ケンタローをファイナルへ送り込もうではないか。
ファイナルの1万人ステージに立つ徳永健太郎は、
みんなの応援を背中に、フラメンコの希望の華をきっと咲かせる。
         
そのラスト一票(以下を開いてポチッ=約10秒)がフラメンコを助ける!
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12/08 この時点で、徳永ケンタロー引き続き第一位。
12/10 本日投票最終日(18時締切)~ファイナリスト10名発表
12/21 ファイナル当日~パフォーマンス最終審査(グランプリ決定)  

 

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2014年12月9日(火)その1943◆転居先

住まいの引越し先が決まった。
パセオの社長室(屋上)とはちがって、立派な屋根付きである。
犬オッケーを五件観たが、ダントツトップのここを選んだ。

編集部までは、ゆるり歩いて6分。
JR中野へは丸井の通りをまっすぐ歩いて3分強。
スーパー、コンビニ、ロイヤルホストへは1分足らずだが、
サンダル履きで30秒の現在のお気に入り〝どさんこ〟に
匹敵する呑み屋探しはきっと難航するだろう。
 
いまの元代々木よりひとまわり家賃は安くなるんだが、
逆にひと部屋ぶん広くなるんで5畳の書斎をゲット。
干場のある裏庭の脇が風情豊かな遊歩道なんでジェーもよろこんでくれそうだ。
これで家賃がタダなら、一生住んでもいいと想う ( ̄▽ ̄)

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さあ、今日明日あさって、みんなあ、よろしく頼むぜっ!
【新潟イケメングランプリ/ファイナル選出投票】
http://ikemen-niigata.com/second.html

12/08 この時点で、徳永ケンタロー引き続き第一位。
      この時点で、おれとケンタローを間違える奴は一人もいなかった。
12/10 投票最終日(18時締切)~ファイナリスト10名発表
12/21 ファイナル当日 最終審査(グランプリ決定)

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2014年12月8日(月)その1942◆引っ越し審査

住まいの入居審査で写真を二枚送る。
飼い犬の大きさと性格をジャッジするらしい。
付き人の柄の悪さを懸念する連れ合い。

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2014年12月8日(月)その1941◆成功者

「モチベーションという概念は、
 希望につながっていなければならない」(村上龍)

なるほど。
そう、例えば、愚痴や怠けは希望につながってはいない。
タナトスの分割払いのようなイヤーな腐臭があって、
自滅の道へとおいでおいでと手招きしている。
そして村上龍は、さらにこう云う。

「努力そのものに喜びを見い出せた人は、それだけで成功者と呼べる」

・・・ひとまずおれの現実は置いとくとして、
今日から私は、おれのことを成功者と呼ぼう。
ただし、タフな仕事の充実感を友に、独り呑むとき限定。

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今日を含めてあと三日、徳永健太郎をファイナルに送り出すポチ。
【新潟イケメングランプリ/ファイナル選出投票】
http://ikemen-niigata.com/second.html

12/08 本日、最後の途中発表
12/10 投票締切
12/13 ファイナリスト10名発表
12/21 ファイナル当日 最終審査(グランプリ決定)

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2014年12月7日(日)その1940◆本音磨き

「恐れてはいけません。暗いものを凝って見詰めて、
 その中から貴方の参考になるものをおつかみなさい」(夏目漱石)

こ、これだったのかっ?!  
アグへータのライヴとフェルナンダのレコードにぶっ翔ばされた二十代最後。
ずっと昔の漱石先生のアドバイスが効いていたので、ギリギリ壊れずに助かった。

てゆーかむしろ、アグヘータとフェルナンダのカンテプーロによって、
日本社会のいわゆる上っ面の〝きれいごと〟から、ようやく脱出するきっかけ
(磨くべきは建前ではなく本音であること)を見つけ、逆にわしゃ助かった。      
いまおれがパセオでホントにやりたいことってのは、
あれこれやりながらも結局はそこなんだよね。

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わずか10秒の手間で、フラメンコ全体の夢を叶えるケンタロー投票。
【新潟イケメングランプリ/ファイナル選出投票】
http://ikemen-niigata.com/second.html
   
12/08 次回途中発表
12/10 投票締切
12/13 ファイナリスト10名発表
12/21 ファイナル当日 最終審査(グランプリ決定)

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2014年12月6日(土)その1939◆自己表現

目標は年内。
いよいよ本格的に引越しモードである。

ほうぼうに連絡を取りながら準備を進める。
氏名を漢字で尋ねられる時などは、コミュニケーションを円滑にするために、
出来るだけ自分の人となりを分かりやすく表現するようにしている。

「お名前は」
「コヤマユウジ」
「漢字ですと?」
「コは小心者の小」
「しょ、小心者の小?」
「そ。で、ヤマは山崩れの山」
「えっ、はい、山崩れの山」
「ユウはオスメスのオスの方の雄」
「はい、オスの雄」
「ジは〝下から二番目〟の二」
「は、はい、下から二番目の二ですね」
「そ。どう、イカす名前だろ?」
「うっ、あ、はいっ」

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さて。
朝風呂あとのポチりが欠かせぬ日課となったケンタローエール。
ファイナル演奏で一万人のド肝を抜くフラメンコギターが目に浮かぶ。
【新潟イケメングランプリ/ファイナル選出投票】
※チョー簡単なポチ投票の所用時間は約10秒
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12/08 次回途中発表
12/10 投票締切
12/13 ファイナリスト10名発表
12/21 ファイナル当日 最終審査(グランプリ決定)

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2014年12月5日(金)その1938◆自立協働

二つのメロディが、それぞれに自由を謳いながら互いを高め合う。

近ごろはグールドのフランス組曲(バッハ)をよく聴く。
対話の理想が、まさしくここに在る。
仕事の関係も友人や男女の関係も、この在り方こそが極致と想える。

最初に聴いたのは二十歳前後。
グールドの演奏中のうなり声は必要不可欠に想えた。
レコード盤がすり減るほど聴いた。
すり減るほどに心に沁み着いた。
以来、仕事や暮らしの現実の中に、
そうした交歓をずっと追い求め続けて来たことに唐突に気づく。

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2014年12月5日(金)その1937◆現時点で

「自分の馬鹿な性質を、雲の上から見下して笑いたくなった私は、
 自分で自分を軽蔑する気分に揺られながら、揺籃の中で眠る小供に過ぎなかった」

「然し私自身は今その不快の上に跨がって、
 一般の人類をひろく見渡しながら微笑しているのである。
 今までつまらない事を書いた自分をも、同じ眼で見渡して、
 あたかもそれが他人であったかの感を抱きつつ、
 矢張り微笑しているのである」
                       (夏目漱石『硝子戸の中』)

得意顔して、知らず知らずバカをやってる自分。  
殊に宗教を持たぬ者には、時にこうした俯瞰と自覚が必要かと想われる。
また、自分の書いたものが誌面に載った時、赤面のあまり死にたくなるよりは、
まるで他人事のようにおれを指さし笑い転げる方がはるか得策である。

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で、忘れぬように今日もケンタローをポチ。
【新潟イケメングランプリ/ファイナル選出投票】
http://ikemen-niigata.com/second.html
12/03 この時点でケンタローは第一位
12/05 この時点で「なぜ出場しなかったんですか?」と
      私に云った人は一人もいない。理由は不明である。
12/08 次回途中発表
12/10 投票締切
12/13 ファイナリスト10名発表
12/21 ファイナル当日 最終審査(グランプリ決定)

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2014年12月4日(木)その1936◆只今、人気トップ!

仕事と私事が溶け込み合いたいお歳ごろ。

普通なら来年定年退職だが、幸いパセオに定年制度はないし、
またそれ幸いと四十代に前倒しで数年間の隠居生活を済ませた私は、
及ばずながらフラメンコ普及発展のお役に立てる限り、
親愛なる田代の淳ちゃん(おれより九つ年長)を見習い、
この命差し出し死ぬまで働き続けるつもりでいる。

まあそんなんで、中野・桃園のパセオ近辺に
自宅を引っ越すプロジェクトがいよいよスタートした。
目標物件は、犬オッケーで、畳の部屋と屋根があって、
編集部までゆっくり歩いて10分以内。
6時に起きて朝風呂~ストレッチ~日記~朝めし。
編集業・社長業は9時~18時、そのあとライヴや書きもの等に遊び、
呑んでは爆睡というシンプルな暮らしのサイクルが望み。
通勤時間の省略が何としても大きい。

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さて、フラメンコギター徳永健太郎のカッ飛びチャレンジ。
きのうの中間発表では、な、なんと第一位(笑)
だがここで緩まず、残り六日ポチり続けるのが、フラメンコ応援隊の心得。
投票の所用時間はわずか十秒だしね。
【新潟イケメングランプリ/ファイナル選出投票】
http://ikemen-niigata.com/second.html
12/08 次回途中発表
12/10 投票締切
12/13 ファイナリスト10名発表
12/21 ファイナル当日 最終審査(グランプリ決定)

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2014年12月3日(水)その1935◆今日もポチる

一難去ってお澄まし顔の代々木公園。
彼の庭も、そろそろこんな季節だわ。

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そして今日もまた清き一票。
フラメンコギターの新星・徳永健太郎を世に送る第一歩!
【新潟イケメングランプリ/ファイナル選出投票】
http://ikemen-niigata.com/second.html
投票はポチるだけなので、よろしく頼むねっ!
あっ、今日はたしか中間発表。
前回11/28中間発表では第3位。    
12/10 投票締切
12/13 ファイナリスト10名発表
12/21 ファイナル当日 最終審査(グランプリ決定)      

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2014年12月2日(火)その1934◆稽古不足を幕は待たない

「僕は演歌は聴かない」
           
パセオフラメンコ初代編集長・架光時紀(かけみつ・ときのり)は、
世界中のあらゆる音楽を分け隔てなく聴くことを信条とし、
その上でフラメンコを愛した人だった。
いわゆる高等遊民だった彼が、過剰に演歌を恐れていたのは、
その意外とリアルな切なさの粋を生理的に知っていたからだろう。
肉体労働階級として、がんがんカラオケ演歌を歌い続けた私とはえらい違いだ。 
あれから三十余年。
四つ年長の彼も、そろそろ演歌を楽しんでいる頃かもしれない。

さあ、いよいよ稽古不足を幕は待たない年の瀬。
何はともあれ、はばたけ徳永のケンちゃん援護射撃の一票!
【新潟イケメングランプリ/ファイナル選出投票】
http://ikemen-niigata.com/second.html

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2014年12月1日(月)その1933◆

「成功者の定義と条件は、誇りや充実感のある仕事と、
 信頼できる最小限の共同体を持っていること」 (村上龍)
          
別に〝成功者〟でなくとも、
村上龍さんによる人間の定義・条件付けには好感が持てる。
規模よりもそうした質そのものと、願わくばずっと触れ合っていたい。
       
           
さて、週明けの月曜も、まずはケンタローに祈りの一票!
【新潟イケメングランプリ/ファイナル選出投票】
 http://ikemen-niigata.com/second.html
   
ファイナルにはパフォーマンス部門があるというから、
そこまでおれたちで見送れば、あとはケンタローが自力で何とかする。

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