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2015年6月30日(火)その2180◆遅っ
まいど楽しみになってきた、ご近所名医の腰痛治療も今日で六回目。
通い始めて三週間、なんと痛みが70%減った。
歩いても痛くない人生があったことを、しみじみ想う昨今。
どの道もうすぐ死ぬんだからと、
若い頃から身体のケアなどまったく無関心だった。
だが皮肉なことに、六十過ぎてもまだクタばる気配もねーので、
ようやくそこに目が向いた、遅っ。
生涯現役とは云い切れねえが、お役に立てる内は、
やりゃあやるほどおもろいパセオの仕事を続けたい。
じじいになって、ようやく大人になってきた、遅っ ( ̄▽ ̄)
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2015年6月30日(火)その2179◆同期のサクラ
あの全国学生フラメンコ連盟フレスポンの生みの親。
フラメンコの舞台なら何でもこなすスーパー現場監督。
もちろん唄って踊ってギターも弾くし、パルマも叩けばハレオも絶品!
『日本フラメンコ超人・変人列伝』にゃあ必ずベストテン入りする男だ。
そう、あのチョー問題児・間瀬弦彌(ませ・げんや)、突然の来社。
カメラ出身で同期の彼とは、すでに36年の付き合い。
出会いは24歳の生意気盛り。
めっちゃ気が良くて、命知らずの特攻隊のごときナイス・タフガイ。
金や権威にゃあテコでも動かぬ大バカ頑固野郎。
あの頃の最前線どたばたエピソードはおそらく千を超える。
今日も用もねーのに嵐のようにやって来て、
例によってマシンガントークをかまし、
嵐のように去って行った(笑)
当時の私は若手三流プロデューサー、
一方の彼はオールマイティな現場ディレクター。
互いに五十まで生きるとは思ってなかった戦友なので、
顔合わせるだけで、もう笑いが止まらなくなっちまうわけ(笑)
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2015年6月29日(月)その2178◆未来設計
現代において、テロや戦争はほとんどの人にとって不利益だ。
たしかに人間は退屈な平和や理不尽な格差に我慢できない生き物だが、
文化レベルと反比例するかのような兵器の進歩が、
地球全体を簡単に滅ぼすことだけは知っている。
われらニッポンの意志として、国防予算をほぼ丸ごと海外援助予算に移行させ、
〝教育〟を中心軸に世界中の貧困地域を徹底的に援助する。
その具体的計画を世界中に決意表明し、20年かけてこれを実現する。
実際的には案外と余計に金のかかるメルヘンだが、
これによって日本の国際的信頼を確立し、
あらゆる国々からの攻撃を放棄させる国防システム。
ネット時代とは、例えばそういうことではなかろうか。
むろん一笑に付されるおめでたヴィジョンだろうが、
現実世界の大失笑ナンセンスぶりよりは遥かに筋がいい。
国民投票なら、迷わず私はここに一票。
今のところはこれ以外、後輩たちを守る具体的手段が視えない。
添付の楽譜はその設計図。
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2015年6月28日(日)その2177◆バランスの楽しみ
東京下町のひなびた風情を、
やわらかな夕暮れが包みゆく車窓。
美しいスローモーションにきゅんと胸が揺れる。
都電というタイムマシーンから眺める街々は、
どこかのんびり親しげなメロディを醸し出し、
国電(最近はJRともいう)から眺めるそれとは随分違う。
せっかちな江戸っ子のくせして、
安定して低い目線のぼちぼち走行が、
実は心底好きだったりする。
ああ、〝バランスを楽しむ〟とは、
こーゆーことかと、じんわり分かってくる。
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2015年6月28日(日)その2176◆パセオ見学
日比谷公園と私の故郷を往復した都電25番線。
江戸川区と江東区を結ぶ、懐かしの中川を渡るその勇姿。
廃線となった1968年、私は中学二年。
すでに将棋のプロ棋士をめざしていたから〝都電の運転手〟という
将来の選択肢は消えていたが、あれだけ好きだった都電だけに、
そっちを目指していたらどんな人生になっていたかを想像するのは楽しい。
鉄道学校にでも入って、ただひとつ残った都電荒川線
(早稲田⇔三ノ輪)運転手の職を得る。
ワンマン電車だから、性格的にもピッタシだ。( ̄▽ ̄)
都電の寝床である荒川車庫のそば、
あるいは親戚の多い王子あたりに住むのかな。
いや、昭和の温床たる終点・三ノ輪も悪くない。
懐かしい風情の雑司ヶ谷あたりならパセオ編集部も近い。
そうだっ、今度の運転非番にでも、どんな間抜け野郎が
パセオフラメンコ出してるのか見に行ったろう(笑)
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2015年6月27日(土)その2175◆汗
自嘲自笑。
いやはや、ここまで来るとホントに凄いね。
自分たち民族をここまで自ら笑えるユダヤ人ジョーク。
つまりこれが、客観できる強さということなのだろう。
そう、例えばこんな傑作。
一代で成功した大金持ちのユダヤ人。
いよいよ死期の迫ったベッドにて、肉親たちとユダヤ教の僧にこう云う。
「私はずっと敬虔なユダヤ教徒だったが、もしかするとユダヤ教の神は、
本当の神ではないかもしれない。
なので、カトリックとプロテスタントとイスラム教と仏教の僧も呼んで、
皆で天国に行けるようにお祈りしてほしい」
なじみのユダヤ教の僧も、これには反対できない。
大金持ちの老人は五人の僧に、それぞれ3万ドルの大金を現金で与えるが、
息を引き取る寸前、彼は五人の僧にこう頼む。
「天国に行く途中で金が必要かもしれないから、
私が死んだら、皆それぞれ5千ドルずつ棺に入れてほしい」
やがて彼は息を引き取り、ユダヤ教の僧を除く四人の僧は
約束通り次々と棺の中に5千ドルずつ現金で納める。
最後となったユダヤ教の僧はポケットから小切手帳を取り出し、
「2万5千ドル」と書いた小切手を棺に納め、
おつりの2万ドル(5千ドル×4人分)の現金を棺から取り上げ、
自分のポケットに納めた。
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2015年6月26日(金)その2174◆カニサレスのアランフェス
日本のお茶の間でもすっかりお馴染みになっちゃった(笑)、
マエストロ・カニサレスのアランフェス協奏曲!
いよいよ9/26(土)18時開演、すみだトリフォニーホール。
第一部アランフェス(&新日本フィル!)、
第二部はバイレ&カスタネット入りフラメンコカルテットで、
ともに抜群のクオリティ間違いなし!
バカ売れの気配に急きょパセオでもS券(6,500円)数十枚確保。
希望の方は、http://www.paseo-flamenco.com/926.php
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2015年6月25日(木)その2173◆〝たかり〟と〝ゆすり〟
「編集部の二軒となりの行きつけ、メチャ旨の焼き鳥〝大吉〟。
半生のレバ焼などは絶品で、船越英一郎風マスターの
仕入れ・腕前・性格等は大吉かと思われる。
てなことをフェイスブックに書いたら三本おまけしてくれた。
そう、これを読ませてもう三本せしめる魂胆!」
とまあ、パセオの編集後記にこう書いた。
読み筋どおり私の野望はめでたく成就したのだが、
これは〝たかり〟なのだろうか、
それとも〝ゆすり〟なのだろうか?
ふと想い出すのは、上原〝秀〟時代の呑み友。
いまもFBつながりの彼女は、凄腕のフラワーデザイナー。
十数年ほど前、初対面のその高木ユカリはこう自己紹介した。
「たかり・ゆすり と申します」
( ̄▽ ̄)
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2015年6月24日(水)その2170◆徳永兄弟の特等席
ふたり合わせて〝健康〟だいっ!
来月7/9(木)のパセオフラメンコライヴは、
いよいよフラメンコギターのニューヒーロー徳永兄弟(健太郎&康次郎)が登場する。
現在予約は20名程度なので、まだ特等席はゲットできる状況。
(昼☎03-3383-0246/夜☎03-3316-9493)
出来れば〝はばたけ徳永兄弟!〟と叫びながら、景気よく☎予約してほしい。
以下はパセオフラメンコ最新号からの引用。
「水を得た魚のよう」
弟・康次郎は水であり、兄・健太郎は魚である。
康次郎の冷静な俯瞰性と、健太郎の明快な躍進性。両者は分厚い信頼性で結ばれ、
危ういところがひとつもない安定性抜群のスピード違反コンビ。
いまを時めくフラメンコギターの徳永兄弟の、その父はギターの徳永武昭、
母はバイレの小島正子。このフラメンコ界のサラブレッドたちには、
むろん課題も多々あるが、それらが彼らの伸びしろに吸収されるのは時間の問題だ。
課題の解決は新たな課題を産むだろうが、止まることなく
彼らは嬉々としてそれら解決に挑み続けるだろう。
この春の徳永兄弟フラメンコギターライヴ(目黒・東京倶楽部)は、
予想通りスリリングな快感に充ちあふれていたが、
その延長線上にくっきり視える光ある未来のイメージがいかにも頼もしい。
以下は今回ライヴについて、彼らのセルフ・プロモーション。
健 これまでのパセオライヴでは踊りや歌がメインでしたが、今回僕たちはフラメンコをギターだけで聴かせます。これまでアルマフラメンカとして、また徳永ギターデュオとして様々な作品を創ってきたのですが、今回はギター二本だけでよりシンプルにギターの生音を存分に楽しんで頂こうという趣向です。
康 この時点でプログラムは、実はまだ決まってないんです(笑)。基本ギターデュオですが、パルマには入ってもらうかもしれません。
健 ギター二重奏がメインで、それぞれソロも弾く予定です。会場のエスペランサは生ギターの反響がとてもきれいなタブラオなので、今回は音圧の高い楽器はナシにして生音響を活かします。
康 今日はしんみりギターの音色を楽しみに行こうかな、みたいな気楽なノリで出掛けてほしいです。
健 あ、でも僕ら、しんみりした曲ばかりを弾く人たちではないので(笑)、ノリノリな曲や僕たちなりのアレンジを効かせたフラメンコの完全オリジナル楽曲を披露します。作曲面では最近、ゴリゴリのフラメンコから少し離れて、まずは誰もが聴きやすく構えずに聴ける曲にもチャレンジしています。
康 本場スペインと同じスタイルのギターソロコンサートです。なのでカヴァーなどは入れない全曲オリジナルってとこは重要。フラメンコギターで徳永兄弟がやりたいことを、必ず分かっていただける内容です。
健 生ギターだけのライヴはこの先しばらくないので、この機会にぜひアコースティックな響きを楽しんでください!
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2015年6月23日(火)その2169◆カニサレスも脇役出演
カニサレス夫人でもある小倉真理子は、
心から信頼できるフラメンコの大切な仕事仲間。
その真理子が登場する、今晩の爆笑問題『世界の日本人妻は見た』。
ふだんこういうのはまったく観ないんだが、こりゃまったく場合が違う。
本日19時56分、TBSテレビ。
19時にはパセオを上がって、となりで焼き鳥買って、ひとっ風呂浴びて、
19時55分にはテレビの前で正座の段取りだよん。
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2015年6月22日(月)その2168◆奇行のタイプ
「なんで下半身出してるんですか」
「今日はちょっと痒かったから」
70歳おじいちゃん、現行犯逮捕の今朝のニュース。
この心理は分からんけど、誰しも奇行のひとつやふたつはある。
周囲の迷惑や犯罪にならないタイプの奇行ならば、それは幸いと云うべきなのだろう。
じゃあ、おれの奇行ってなんだろう?って考える。
幸いとっ捕まり系は無さそーだが、充分おかしいことだけは分かっている。
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2015年6月22日(月)その2167◆独りフラメンコ鑑賞
きょう小林伴子さんの出演が決まり、
とりあえず第021回まで組めた〝パセオフラメンコライヴ〟。
佐藤浩希、工藤朋子、萩原淳子の各氏は日程調整中。
ワンドリンク付3900円、休憩なし70分で
〝独りフラメンコ観賞〟の客層開拓を睨むシリーズ企画。
「惚れたアートは自分で育てろ」は十代からの生活信条。
「口は出すけど金は出さない」大人たちを見過ぎてそのよーに屈折した ( ̄▽ ̄)。
通しナンバーを3桁にしたのは、プロデューサー自身
こうした贅沢ライヴを生きてる内に最低100回観たいから。
次回7/9(木)徳永兄弟ギターライヴは
人気・実力抜群であっても絶賛空席中(笑)、今なら特等席がゲットできるよ!
メール予約は、 selva@tablaoesperanza.com
2015年
Vol.006 07/09(木)徳永健太郎&徳永康次郎(ギター)
Vol.007 08/13(木)矢野吉峰(踊り)
Vol.008 09/10(木)大沼由紀(踊り)
Vol.009 09/24(木)ディエゴ・ゴメス(歌)&エミリオ・マジャ(ギター)
森田志保(友情出演/踊り)
Vol.010 10/08(木)今枝友加(歌/踊り)
Vol.011 11/12(木)荻野リサ(踊り)
Vol.012 12/10(木)石塚隆充(歌)
Vol.013 12/22(火)エル・プラテアオ(歌)&エミリオ・マジャ(ギター)
鈴木敬子(友情出演/踊り)
2016年
Vol.014 01/14(木)中田佳代子(踊り)
Vol.015 02/11(木)屋良有子(踊り)
Vol.016 02/25(木)小林伴子(踊り/カスタネット)
Vol.017 03/10(木)森田志保(踊り)
Vol.018 03/24(木)渡部純子(踊り)
Vol.019 04/14(木)大塚友美(踊り)
Vol.020 05/12(木)小島慶子(踊り)
Vol.021 06/09(木)鈴木敬子(踊り)
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2015年6月21日(日)その2166◆おつカレー
本日カレー。
NHK将棋の前に仕入れ仕込みをすませ、観戦しながらコトコト煮込む。
製造学習歴42年、おれのカレーはチョー旨えぞっ!
インド人もびっくり!(←昭和三十年代のテレビCM)
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2015年6月20日(土)その2165◆内藤信フラメンコギターライヴ
パセオ9月号の公演忘備録初稿。
内藤信フラメンコギターライヴ
2015年6月17日(水)/東京(高円寺)エスペランサ
「特等席用意するから聴きに来いよ」
押しつけを嫌う三十年来の親友・田代淳(エスペランサ社長)がそう云うからには必ず理由がある。ソロライヴは初だという内藤信(ないとう・まこと)は、2007年協会新人公演ぶっち切り奨励賞に輝くフラメンコギタリスト。プロの仲間内における技術性・音楽性の評価は極めて高く、抜群のセンスと技巧を発揮する逸材だが、そのわりに知名度がイマイチなのは、自分を売り込むのが苦手そうな無欲で飄々とする彼のキャラクターに起因するものだろう。田代が私を招いた意図は、一発目の演奏を聴いた時点で分かった。もう若手とは呼べない内藤(1973年・北海道出身)だが、ダンディなギターソロのクオリティは間違いなく日本屈指の水準に達していたのである。
強靭な左手テクニックと右手の繊細なタッチから生まれる美音は彼の最大の特性だろう。まるでシルクのように滑らかにつながるフレージングは、しなやかにして艶がある。目覚ましい速弾きスケールの中にも豊かな絵心・歌心がある。奏法的にはビセンテ・アミーゴの影響なのか。伸びやかで推進力のあるコンパスは潔く逞しい。コテコテ・バリバリのフラメンコではないし、ウケ狙いもやらない。彼は極めて高い美意識と冒険心とで自らのオリジナル・フラメンコを追及する。シャイにして決して媚びることのない硬派なのだが、その音楽はなぜか印象派の美しい水彩画を連想させる。
第一部はタランタ~ソレア、ガロティン、ブレリアの三曲。第二部はブレリア、ルンバ、グアヒーラの三曲。アンコールはペテネーラ。合計で七曲弾いたが、曲想、和声、ファルセータなどの色彩や引き出しが実に豊富で、まるで飽きさせることがない。せめてあと一時間くらい聴いていたいという想いを募らせる生音ギターソロだった。
ギタリスティック(ギターの特性を活かす)なギタリストだがそこには〝我〟が希薄であり、クラシックやジャズ系マニアを一撃で唸らせる音楽家でありながら、いわゆる一般ウケは狙わない。そこに確信犯的な彼の音楽的良心を痛感するのだが、「本当にそれで正解なのか?」ともう一人のミーハーな私が突っ込む。この先も定期的に同様なライヴを開催してゆく予定(次回は年末)というから、余計なツッコミを入れながら(本誌しゃちょ対談に登場してもらうとか)、ギタリスト内藤信に注目してゆきたい。
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2015年6月19日(金)その2164◆オマケしてね
「はい、一所懸命やります」
スポーツでもアルテでも、こんなふうにプロの人たちが発言するのを耳にすると、
以降その人の芸にまるで関心が持てなくなる上に、
じんましんが出そうなくらいに心が痒くなって困る。
せめて例えば「一所懸命を楽しみます」ぐらいにオマケしてほしい。
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2015年6月19日(金)その2163◆パニック予防
朝からカマロン。
バックはパコ・デ・ルシア。
さあ、気合い入れて行こうかあ!
(↑)主に、ぎりぎり一杯いっぱいの時に出る症状
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2015年6月18日(木)その2162◆文章の書き方
「男だったら親友、女だったら恋人。そこしか狙ってませんよね、先輩の文章」
いまさら何云ってんだよオメー、それ以外に書くことあんのかよっ?!
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2015年6月17日(水)その2161◆来週火曜は正座でテレビ
ラブラブ真理子(&カニサレス)、
いよいよ来週火曜日(19時56分)放映!
随所にマエストロも脇役(笑)で登場とのこと。
この日ばかりはすべての誘惑を断ち切り、テレビの前で正座だよん!
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2015年6月17日(水)その2160◆フィーバー
ややっこしい実務に区切りをつけ、
今晩は内藤信(まこと)のフラメンコギターソロにどっぷり浸かる段取り。
高円寺エスペランサ20時開演。
ちょっとした事情でもう三年ばかり触れてもいないが、
ギターはこの世で一番好きな楽器。
たしかに私は弾き手として三流だったが、
聴き手としてはすでに二流の域に達しているのである。
しっかし内藤くんよ、本日水曜が、土曜でないのがマコト残念!
(筆者注;サタデーないとうフィーバー)
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2015年6月16日(火)その2159◆イメージ・エクササイズ
売られた理不尽に激怒し、相手の論理・人格を叩きのめすのではなく、
ふだんのキャラでやんわり本音を伝えるためのイメージ・エクササイズその1。
なあ、匿名希望のおじいちゃんさあ。
フラメンコの出版ってのも結構たいへんでさ、
おれら優秀じゃねーから、毎日毎日締切と格闘してんの。
だから正直云って、おじいちゃんのグチに長々付き合ってるヒマねえんだ。
こういう本を出せって、見ず知らずのオレに命令するんじゃなくてさ、
おじいちゃんもさあ、ほんとにフラメンコ好きなら、自分で出したらええよ。
おれもさっ、誰も出さねえから自分で出しちゃったんだよ(笑)。
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2015年6月16日(火)その2158◆報復の連鎖
その犯人はほぼ全員、70歳前後と思われるギター好きなお爺ちゃん。
編集部の多忙もお構いなしで、用もなく電話を掛けてくる。
話す内容は主に、ご自身の自慢話やアーティスト批判などである。
散々に業務を妨害して、通販の注文をするでもないから、
こうした悪行はヨレヨレ詐欺とでも呼ぶべきだろう。
ギター好きのなれの果ての姿がこれではあまりに哀し過ぎる。
心優しいパセオ編集者(私を除く)は、
おそらくはその屈折した性格から周囲に相手にされない、
友達もいないであろう哀れなご老人たちの境遇を察し、
はいはいと話を聴いてやることが多い。
彼らの優しさを見習うべきだと思うのだが、実際には因果応報・悪人成敗とばかり
電話口から相手の心臓を一気に抉るカウンターで浴びせ倒すハムラビ派の私。
だが〝報復の連鎖〟を断ち切る努力は、こんなところから始める必要があると、
ヨレヨレ詐欺のクソ爺に今日も心優しく電話対応していた女性社員の善行に、
あるべき人の道をみる。
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2015年6月16日(火)その2157◆サバを読む
かわいいあの娘は誰のもの
いえあの娘はぼくのもの~♫
BGMなんかでいまだ耳にする、われら世代のキャンプファイヤーソング。
そのインドネシア語の一節を強烈に記憶している。
「ノーナ マニス シャパ ヤン プーニャ」
当時私たちは、ノーナカニサバ ニャンプーニャン♫~と、懸命に歌った。
もちろん今でも「野原の中のサバ(鯖)を狙う猫」というイメージは不滅である。