パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

苦言

2018年11月21日 | Weblog
11月21日(水)晴れ

関西に住む、夫の叔父が亡くなった。
ずいぶん前に癌が見つかり療養中だと聞いていた。
九州に住む叔父伯母達も高齢で、ただ一人、夫の従兄に当たる人が代表で通夜に駆けつけたと聞く。
で、今週末、夫と義弟Bが関西に行くことになった。

何度かお会いしたこの叔父さんは、とてもダンディで、面白くて、優しい方だった。
初めて親戚一同が会した時、ワタクシは挨拶やらでいっぱいいっぱいで、当時小学生だった娘はほったらかしだった。
ふと気づくと、娘がいない!
少し慌てたところに、この叔父さんと娘が仲良く散歩から帰ってきた。
誰かが世話しなきゃならないほど小さくもない娘は、居場所もなくポツンと一人でいたところに、叔父さんが「おい!散歩行くぞ、散歩!」と有無を言わさぬ雰囲気で言ってきて、もともとおとなしい娘は引きずられるように連れて行かれたらしい。
戸惑いつつ付いて行く娘が想像できて、少し笑った。
そして、すごく感謝した。

昨日のことだ。
夫が何気なく、さらりと言う。
「今週末、関西にBと行くだろ。○と△も一緒に行くんだって。」
ここで、ワタクシのこめかみに、久々に何かが走る。
○と△とは、小さな姪っ子達だ。
いや、亡くなった叔父との関係性が濃かったというのならわかる。
どうしても大おじちゃんとお別れをしたいというならいい。
が、それなら家族みんなで行くでしょ。
お兄ちゃんも行け、嫁も行け。
いや、お兄ちゃんは部活で〜
嫁は仕事で〜って事だよね。
姪っ子達は旅行気分というのは丸見えだ。
共働きの核家族なら、それもしょうがないと思おう。
が、お嫁さんの実家は歩いてすぐのところにあり、おばあちゃんもいる。おじいちゃんもいる。ひいおばあちゃんもいる。
預かってもらえる状況だ。
義弟Bは自他共に認めるイクメンで、常々感心はしておる。
が、今回はちと事情が違うんではないか?
お葬式には間に合わなかったけど、なんとか駆けつけましたということじゃないのか。
しんみり思い出話をするためじゃないのか。
そこへチビ達を連れて行く神経がわからん。
どうしても、もてなす側はチビちゃん達に気を使わねばならなくなる。
あたしゃ、嫌だね。
うちの親が亡くなったとして、まだ初七日あたりに、旅行のついでといった風情で来られると「無理して来なくても良かったのに」と思うし、
「さっさと線香あげて、観光にでも行け」と思う。
ってなことを夫にまくし立てる。
が、基本、穏やかな性格と、この姪っ子達が可愛くてしょうがないおじなので、ワタクシの言いたいことが理解できない模様。
つか、おそらく姪っ子達と新幹線の旅ができるのが嬉しいのだろう。
って、そこがもう旅行気分だっつーの!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする