パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

転換

2011年12月09日 | 子供ネタ
12月9日(金)雨

昨日、スーパーで買い物をしていると、中学生らしい子たちがやけに多い。
だらだら固まってるので邪魔でしょうがない。
カートが進めないのでイライラしていたら、後ろから来た人のカートがワタクシの足にぶつかる。
「ちっ!だからさっさと動けよ、子どもたち。
引率の先生らしいあのおばはんも、肉はこっちよぉ~とか言ってないで、さっさと誘導しろよっ(怒)」と思ってると、
さらにまた後ろの人のカートがワタクシのカカトにガツン。
二度もぶつかることはないだろ?
「痛っ」
さすがの仏のnも、キッと振り返ると・・・
「ごめんごめん。強く当て過ぎた。」
以前の同僚N田さんでした・・・
ワタクシがiPodのイヤホンをはめてるので、呼んでも聞こえないかもと思い、軽くカートをぶつけたらしい。
それでも気づかないので、「も一度ぶつけたら思いのほか強くぶつけちゃったよぉ~ごめんごめん」
苛ついてたワタクシ、どれほど怖い顔で振り返っただろうと思い返すも可笑しくて
牛乳売り場の前で爆笑してしまった。
少し立ち話をしてたが「時間ある?」ってことになり、ショッピングモール内のマックへ。
ま、いつもの流れなんですがね・・・
そして、いつもの同じような会話になる・・・

彼女は、エリート夫と、某有名国立女子大に通うお嬢さんと三人暮らし。
夫婦仲・父娘仲が悪いのは今に始まった事ではなく、よそ様のお宅の事ながら、もう和解はないだろうなと思ってしまう。
それでも3人で暮らしてる。
その、家族バラバラの暮らし方が、すごく気持ち悪いというか、居心地悪そうというか。
お嬢さんはお嬢さんで、中高一貫の某有名女子校で、友人関係やら受験期の不安定さなどから不登校一歩手前のようなあやうい時期を過ごし
(ママ曰く、「うつ病だと思ったわ」)
昨年見事某有名国立女子大に合格。
久しぶりに聞く、彼女のお宅の明るい話題だった。
それで、なるべく明るい話題に持っていこうと思い
「お嬢さん、楽しい大学生活送ってる?」
ところが・・・楽しくないらしい。
仲の良いお友達も出来ず、めったにバイトもせず、講義が終わるとすぐ帰ってきておうちで寝てるらしい・・・
そして、ニュースとかで就職難の話題とかを見ては、またまたどんよりと落ち込むらしい。
「もったいないっ!
今が一番楽しい時期じゃないの?
それに、お嬢さんは優秀なんだから、『なりたいもの』『やりたい仕事』さえ見つかればどうにでも道は開けるでしょ!」(少しおべっか言いました。本心は、就職は頭良いだけじゃ上手くいかないと思ってます。)
まわりが優秀な女子だらけで、おまけに明るく元気らしく、「自分はダメだ・・・」と落ち込むらしい。
友達に相談しなよと言うと「大丈夫よぉ~と明るく励まされて終わりだもの・・・」
聞きながら、このお嬢さんは、『自分を変えたい』とは、思わないのかなあと不思議だった。
優秀で、明るくて、綺麗な女子大生の中に埋もれてる自分。
優秀さのレベルをもっと上げてやるぅ~とか、性格を変えなきゃ!とか、
女なんて化粧や髪や洋服で何とかなるものよとか、
何かをきっかけにして変わらなきゃ、一生つまらない人生だよ。
うちの娘も、決して明るいほうではないと思う。
真面目さが、『イマドキ』ではないと思う。
だから、時々生きづらいと思ってるだろう。
親バカだから、「うちの娘ったらチョー可愛い」と思ってるけど、やはり彼女なりに
容姿のこととかごちゃごちゃぬかすときもある。
それでも、娘は、自分の好きなものを見つけ、楽しい時間を作る努力をしている。
自分に合う友人を求め続け、
落ち込んだり励まし合ったりテンション上がったり下がったりしながらも
プラスマイナスでいえば少しプラスな感じで生きていると思う。

N田さんとおしゃべりすると、少しマイナスな気持ちになる。
よくもまあ次から次へと愚痴やらケンカの話やら出て来るものだと感心するほどだ。
彼女自身は、明るくて、おもしろくて、オシャレさんで、ワタクシなんかよりずぅっとお友達も多くて
という方なのだが、ワタクシには、愚痴を語りやすいのだろうか、いつもストレスのはけ口になってる気がしてしまう。
しかし、ワタクシは、そのどんよりした話を、脳内でプラスに変換する。
頭脳の優秀さではまったく歯が立たない我が娘ではあるが、
娘の考え方、思考の前向きさ加減、友人関係の良さに、うっとり惚れ惚れする。
毎日の暮らしぶりの充実度が濃くて、楽しそうなのがとても良い。
夫だってそうだ。
N田さんの夫ほどエリートではないし、スマートでもないし、お給料も全然・・・・・
(いかんいかん、少しマイナスへ向き過ぎてる・・・)
とにかく、人間的に完成されている。
N田さんの夫は、少し壊れてるというか、成長できてないように思えるのだ。
それに引きかえ我が夫は、優しいし、大人だ。
そして、そんな家族と仲良く暮らしてるワタクシは、とっても幸せってことだ。

今日の一枚は、いつの間にか夫が撮っていた「制服リカちゃん」
ワタクシの撮ったリカちゃんと雲泥の差での可愛さにぶっとんだ。
こういうオタク度の濃いところも夫の魅力なのである。
コメント (6)
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