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パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

自転車の思い出

2006年09月27日 | Weblog
9月27日(水)雨
今日はインターホンの工事の人が午前中にくるとのことで
こういう時、日頃きちんとしてないお宅は大変なのよねえ~
・・・って、それは我が家です。・・・って数週間前にも同じ事言ってた気がするけどこれってデジャブ?
ばたばたと着替えて化粧をしてる母に、洗面所で会った娘が
「ママ、どっかお出かけ?」
いつもは、だらりとしたTシャツにだらりとしたパンツのまま、
ノーメークで「いってらっしゃ~い」の母だもんねえ。
インターホンの工事だからリビングだけ片付ければいいわね。
あとの部屋はドアさえ閉めちゃえばオーケーね。
イチは本部屋に閉じ込めておこう。鳴くなよ。
よしっ。完了!
コーヒーでも飲もうかと淹れてると「ピンポ~ン」
リリーフランキー似のおにいさん登場。
うっっ・・・部屋中に広がるコーヒーアロマ。
こういう時って気にせず一人コーヒータイムを楽しんでも良いのだろうか。
田舎の家作りの大工さんへのお茶じゃあるまいし、
時間に追われる作業中にコーヒー出されてもかえって迷惑?
ましてや、このドライな都会でねぇ~
と、一瞬の間にいろんなこと考えつつも、根が田舎なワタシは
「よかったらどーぞ」とコーヒーを出す。
そして、30分の工事終了後、
「すいません、せっかく淹れていただいたのですが、
工事がたて込んでまして・・・」と
おにいさん御丁寧に謝りながら帰っていく。
いえいえこちらこそ、お忙しいのに余計なこといたしました・・・反省・・・

今日も雨・・・ま、秋の長雨っていうからしょうがないのだろうが
あの澄んだ秋の空の下、自転車をころがしたいものだ。
以前ならGTRという名の軽自動車を転がして紅葉でも見に行くとこだろうが
車無しになった今、お出かけはもっぱらオレンジの自転車である。
車に乗るようになり、ずいぶんと遠ざかっていたが、
学生の頃はピンクの自転車を愛用してたなあ~
高校二年になる時、父の転勤で、田舎の高校に転校した。
そして、自転車通学が始まった。
田舎の高校なので、距離によってはバイクも可である。
ちょうどオシャレなスクーターが出始めた頃で、距離のある子がうらやましかったな。
クラスマッチの練習で川原に集合しては、ソフトの練習そっちのけで、
バイク通学生のスクーターを借りて交代交代バイク乗りの練習をしてたもんです・・・ダメですそういうことしちゃ。
朝の補習に間に合うように、友人なかまとチャリを並べて早朝の霧の中を走る。
彼女はナチュラルというか天然というか、ほんと面白い子で
一緒にいて飽きない。
そして、どちらからともなく「補習さぼっちゃおうか」
学校の正門を通りすぎ、朝のツーリング。
せっかく補習に間に合うように出てきてるのに・・・アホだわぁ~
そして、担任のモスキートには「自転車のチェーンがはずれちゃってぇ~」と
嘘をつくセブンティーンたちであった。
そしてその後、男子から「おまえらの嘘、バレバレだぞ。
チェーンはずれたら、そんな綺麗な手のはずがない」
げっ・・・ツメが甘いのは昔からね。
また、ある冬の朝・・・校門近くまで来た時、
雨が降りそうだと思いハンドルにかけてた傘を
車輪に巻き込んでしまった。
ひゃーっ・・・傘はとれない、自転車は動かない・・・
なかまと二人で押したり引いたり引っ張ったり。
そこへ通りかかった○越君、(さらさらヘヤーでハーフ顔で、頭も良く
ひそかになかまは憧れてた思う)ちょっと自転車を降りて
手伝ってくれたが、補習に遅れそうになると
私達を見捨てて立ち去って行った。
その後、通りかかった○内君(ちょいワルなコ)は
困ってる私に「もう傘はあきらめる?」と確認してから
力任せに傘を抜き取ってくれた。
なかまと「こういう時に人間性って出るよねっっ!」と
○越君と○内君のランクを入れ替えながら教室へとすべりこむのであった。
なんだかなつかしいなあ~
なかまは今や4人の子持ち。
さぞやパワフルママとなってるであろう。
4人目の女の子はなんとワタシと同じ名前なのだ。
さぞやいい子に育っているであろう。うんうん!
ずいぶん会ってないなあ~
・・・と、またもつ~らつら、もの思う秋の朝であった・・・
コメント
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