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マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

マヨ博士の伝奇考「アーク編」の5

2010年04月25日 06時41分17秒 | 小説
「善光寺の秘仏が何か関係するんですか?」
「うーん、その秘仏を巡って上杉と信玄が戦い、次に信長が持ち帰り、その次に秀吉が手に入れ、最後は家康が奪い、ようやく長野に落ち着いたんだ。つまり、私はこの秘仏には日本の歴史を解く重大な秘密が隠されているのではないかと以前ブログにも書いたのだよ。」
「ええ、読みましたよ。それが・・・・」、「つまり、百済王はもともと倭国の王だったんじゃよ。そして高句麗と唐が戦うころにはもう韓半島にはいなくて信州信濃に逃げていたんじゃないかと考えてるんじゃ。百済王がエジプトのお種を持っていたらスキタイ王子と結ばれれば、これは一国を支配する権利があるじゃろ。だから百済王は王女を差し出した。そして産まれた子が桓武天皇になるんじゃな。」
「えー、そうなんですか?」、「まあ、たぶんじゃがな・・・・。まあ、そんなことはいい、問題は秘仏じゃぞ。たぶんエジプトから持ち去られた宝物を探す指令だったんじゃろう。しかし、それはある勢力によって妨害された。」
「え?どうして?」、「あたりまえじゃろ、ユダヤ王だけがそれを手に入れるべきと考える人たちは隠したままにしたいじゃろ。」、「あー、そうか・・・・、という事は、争奪戦も手に入れたい人と、隠したい人がいたんだ。」
「そうそう、そのとおりじゃ。」
「じゃあ、誰が・・・・・」、「うーん、結果的に言うなら徳川は隠そうとしたのじゃないのか?」、「じゃあ、徳川はどんな人たちなの?」
「つまり、本当のユダヤというのは承知の通りユダ族とレビ族じゃな、後の10氏族は多神教で、金の牛が大好きなアラブ人だったんじゃ。」
「じゃあ、徳川は?」、「徳川氏はもともと松平家だろ、つまり賀茂氏なのだな。彼等は古代からどう見てもレビ族じゃなかったのか?」、「でも博士、徳川家康は松平じゃないといってたじゃない。」、「うん、そうだ。すりかわったのさ。でも、それは方便で、松平家が絶えそうになったので急遽、松平家の種を受け継いだんじゃ。」
「じゃあ、徳川がレビ族を受け継いだの?」、「いや、自信はないが、受け継いだというか、隠蔽に加担した?そういう考え方も出来るじゃろ?」、「うーん、私にはわかんない。でも、天皇は何も知らなかったの?」
「そうだな、まあ当時から恵まれていたから特に欲はなかったんじゃないのかな。それに坊主どもに囲まれ、なかなか自由にはならんかったんだろな。」
「博士、こないだ読んだ加治木さんの本によれば百済は大阪だと言ってたジャン。」
「まあね、でも私は長野だと思うんじゃ。見解の相違かな?問題はそれよりも大事な秘仏が善光寺に収まり、そこから地下トンネルで戸隠神社につながってるっちゅう噂があるじゃろ」
「知りませんよ、誰も。めちゃくちゃの展開だでいかんわ。」、「おいおい、急に名古屋弁を出すなよ。」、「おっと、失礼」
「善光寺の地下を回ったことあるか?」、「ええ、もちろん、お戒壇巡りって言うんでしょ?暗くて恐かったわ。」
「地下にある鍵を極楽の錠前といってな、さわると極楽往生できるっちゅうやつだよ。な?すんごく怪しいだろ?」
「うん、めっちゃ怪しい。鍵を開けるとどこへ行くんだろ?」
「まあな、それ以上はわからんわな。ただし、なにか重大なものが地下に隠されているんじゃないかという事を覚えておいて欲しいんじゃよ。」
「うん、了解。覚えておくよ。あっ!博士、私これから合コンなの。そこでいいから降ろして。」、「えー?合コン。あんた主婦だろうが・・・・」
「博士、遅れてるー、まるで化石ね。今はね時代が違うのよ・・・、あっ、そこで止めて、また明日ね。バーイ!」
「おいおい・・・・まったく・・・私はやっぱり古代人の方がいいわ。

つづく・・・・・

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28 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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徳川の家紋 (ヨッシー)
2010-04-25 10:23:45
徳川と言えば、ヨッシーの家は徳川の家紋なんですよね!

ただ、それだけなんですが…
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Unknown (Unknown)
2010-04-25 10:25:08
お久しぶりです
百済といったら奈良に百済という地名の町がありますね?
もしかしたら百済の末裔の拠点の一つだったのでしょうか?
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ヨッシーさんへ (mayo)
2010-04-25 10:32:27
家紋についてはよく分からないのですが、ある特定の部族である印です。だから徳川、つまり賀茂氏と同じところから一緒に日本に来たのかな?責任はもてませんが、そんなことかな?
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Unknownさんへ (mayo)
2010-04-25 10:40:28
久しぶりといっても、名前が書いてないで誰かわからないのですが・・・。奈良の百済はだいぶん後に付けられた地名で、いわゆる書記合わせに作った地名ではないですか。
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平とは? ()
2010-04-25 10:44:57
松平にもある「平」と言う字、、、
「タウイ」と呼ばれる、ふたつの国土を表す象形文字で、二本の柱と、日の出の方向を示す点から出来ているモノと似ていると思う。「平」の真中の棒は、二本の柱は天空女神ヌウトの光によって空中でつながるので、そのイメージとしての棒かしら・・・?
二つの国土とは上下エジプトで、北と南、赤と白。
二つの柱とは、メーソンリー儀式における右手の柱「ヤキン」と左手の柱「ボアズ」。

エジプトには「マアト」と呼ばれる観念があり、マアトは女神であると考えられた。
彼女は太陽神ラーの娘で、しばしば船首に立つ姿で描かれている。頭には駝鳥の羽飾りを着け、両腕には「アンク」を提げているという。
マアトの兄は月神トートであり、マアトと並んで船首に立つ。エジプト人に建築と宗教を教えたのはトートであるという。
マアトの姿は、アーク(聖櫃)の上にいるケルビムの姿に似ているように思います。

家紋が「橘」で、今「揚羽蝶」なので、
ケルビムが揚羽蝶にも見えて、「橘(アンク)」と共に個人的には興味深いです。
マアトは「海人」みたいだし・・・
「平」はエジプト起源かしら?・・・
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姫さまへ (mayo)
2010-04-25 11:58:58
研究熱心な姫さま、おはようです。平の文字は確かに意味深ですが、今のところなんともいえません。ユダヤ教はどちらかというと旧暦で、エジプトは太陽暦です。このあたりがやや不思議です。月読と日神、エジプトとアラブ、似ているがどこか違う。このあたりに今後の研究の余地があるのかと・・・。そう急がせないで下さい。
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戒壇巡り (chaico)
2010-04-25 12:52:50
来月訪問予定の朝護孫寺にも、戒壇巡りがあるそうです。

「できれば戒壇巡りをやってくださいね。ただし、間違っても左手で回らないように。ここ、心霊スポットとしても有名で、左手で周ると帰ってこれなくなると言われてます。」

と、大阪の友人がメールで紹介してくれています。 初耳・・・。 左手で回ってみようかな・・・。
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海人 (matsu)
2010-04-25 13:13:18
こんにちは
姫様のコメントにありました「海人」で浮かんだのがお能の「海人(あま)」です。
題材となった「海人の珠取伝説」は四国八六番の志度寺に伝わる「志度寺縁起」を原処にしています。
「龍神に奪われた面向不背の珠を取り戻す為、志度之浦へ赴いた藤原不比等は土地の海人と契り、一子をもうけます。その子を藤原家の後継に定めるという約束と引き替えに、宝珠奪還の為海人は海中深く飛び込みます」
土地に古く伝わる伝説が題材に多いお能はなにか隠されている気がします。
WIKI「海人(能)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E4%BA%BA_(%E8%83%BD)
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続けて・・・ (chaico)
2010-04-25 13:22:29
チョイ突っ込みだ~わねぇ。

>「おいおい・・・・まったく・・・私はやっぱり古代人の方がいいわ。」

古代人の方がおおらかだったんじゃなも?
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chaicoさんへ (mayo)
2010-04-25 13:32:50
他にもあるんですね。善光寺も右手だった気がします。左手で回ればよかったかも・・・。こんどはそうします。
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