マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

お勉強しましょう ①クリスマス偏

2012年12月02日 12時15分22秒 | 世界の支配者の研究
目まぐるしく変わる政局は予想をはるかに上回る速さで動いており、書いた時点で時代遅れになりかねない。選挙まではまだまだ時間があるので、しばらくは静観することにしましょ。いずれにしても、第三極が見事に分断され、維新と未来、どちらが勝るかにより、選挙後に日本が戦争に向かうか否かが決まるのである。
選択肢はそれほど多くはない。「未来に一票」でしょうね。ともかく維新は危なっかしくてとても勝たせるわけには行くまい。

さて、12月に入り、商店街は商魂たくましくクリスマス商戦に突入する。あの鮮やかなクリスマスツリーをみて、あのジングルベルを聞くとキリスト教徒でもないのになんとなく財布の蓋が緩くなるのは私だけであろうか。

さて、正直を言うと、まったくキリスト教に興味のなかったのだが、クリスマスとは何なのかを改めて調べてみると、なんと!イエスキリストの生誕日ではなく、別の人間の誕生日だったということがわかってきた。
なんだ、そんなことも知らなかったの?と言われそうでやや恥ずかしいのだが、事実、なにも知らなかったのだから仕方がない。
「クリスマスはニムロデの生誕を祝うもの」というサイトをお読みください。
つまり、世界中でクリスマスを祝うのはミトラ=ニムロデの生誕の日だったのだ。言うまでもなく、キリスト教徒のかたは知っているはずで、こんな大事なことをうかつにも私は知らなかったのである。
こんなウソがまかり通るのだから、現在放映されている「大奥」みたいに、実は家光は病死し影武者が務め、徳川家は女系で受け継がれたなんてことも、それほど「とんでも」でないのかもしれないね。

まずはXマスのニムロデだが、これを調べる前に、もう一つ大きな問題を提起しておかねばなるまい。

それは世界中の民族の起源である。ノアの箱舟の伝説は誰でも知っていると思うが、この神に選ばれたノアから生まれた子供が三人。この三人が世界の民族の起源となるハム、セム、ヤペテである。
詳しくは「民族の起源」に書かれている。もちろん旧約の創世記に書かれている内容をわかりやすく書きなおしたもので、これを神話と解釈し無視するのも、真実として歴史的事実と認識するのも自由である。私はこれを真実と認識することは出来ないが、少なくとも現在の世界の情勢を把握するうえで、この三人の息子達の考察が欠かせないとなれば、世界支配層形成の前提として考えざるを得ないのだ。

ハム族から問題のニブロデが出る。ハムの息子クシュの先がニムロデで、シュメール地域に起こり、例のバベルの塔を作り、神を怒らせたとイスラエルの民は考えるのである。ニムロデは後でもう一度。
また、ハムの他の息子、ミツライムからエジプト人、カフトリ、ペリシテとなり、パレスチナ人へと続く。
ハムの息子の中で、ハムの裸を見て興奮した?のはカナンであり、そのことで彼の子孫は呪われる。いわゆるカナンの呪いかな?この家系からフェニキア人が出るのだから、ベネチア、スイスと続く黒い貴族こそ、このカナン族と言えるのかもしれない。
他にアラムという息子がいて、これがカルディア人である。

次にセム族だが、ここから9代目に出てくるのがアブラム、後のアブラハムである。その息子の息子、それがヤコブであり、そこからイスラエルの12支族が生まれ、その中のレビとユダ族が南イスラエル、残りが北イスラエルとなる。つまり、基本的にユダヤ人といわれるのはこの南イスラエル部族なのだが、ユダヤ人の定義は実に柔軟でなんとでも言えるところに大きな問題があるのだ。

さて、あまり有名でないのがヤペテ族だが、息子のテラスはエーゲ海方面のエントラシア人へ、メセクがロシア共和国、トバルがグルジア人、ヤワンがギリシャ人、マダイがメディア人で後にペルシャと合流する。さらにマゴクがスキタイ人に、ゴメルに至ってはフルギア、ウイグル、フン、カザールとなり、いわゆるアシュケナジーユダヤの原点がここに出てくる。
要は、アーリア人というのはこのヤペテの息子、ゴメルの子孫ということになるのかな・・・・?

仮に、世界の民族がすべて!ノアから出現したとするなら、まさに世界はひとつ、人類みな兄弟であり、日本人の祖先は言うまでもなくゴメルとなるのだが・・・・あくまでこれは世界の支配者の話であり、日本にその当時住んでいた原住民にとってはいい迷惑である。つまり、ノアの息子たちは三人がそれぞれ世界へ散り、全世界を自分たちで支配しようと産めよ増やせ、地に満ちよと陰謀をたくらんだということである。

よくハムは黒人、セムは黄色、アーリアは白人の元と言われるが、彼らは混血を繰り返すことで出自を隠し、真実の系図は自分たちだけで共有されたのではないか。

さて、ニムロデに戻るが、アブラハムと論争となり、アブラムは火の中に放り込まれるが、無事に救出されるという話がある以上、彼らが同時代に生きたと見るべきである。実のところ、ニムロデがミトラであり、アブラムはその偶像崇拝を否定し、エジプトへ移住することになる。ニムロデはハム族、アブラムはセム族で、移住したエジプトは先に述べたようにミツライム、つまりハム族で、結局けんか別れして出エジプトにつながってゆくのである。

さて、アレキサンダー大王につながるクシュの子供がニムロデで、彼は近親相姦をする。なんと母親セミラミスと結婚するのだ!セミラミスはニブロデが死んだ翌日、かれていた大木が一日で芽をだし大樹に成長したという神話をでっち上げ、その日をクリスマスにしたのである。
このクリスマスの意味はニブロデの復活であり、紀元前2000年に始まったお祭りが今でも世界中で行われていることになる。
これがミトラ教の起源であり、現在のキリスト教もミトラに習合し、実態はミトラなのである。
つまり、マグダラのマリアとはこのセミラミスのことであり、神はニムロデ、子供が精霊で、これぞまさに三位一体である。

長くなったので、今日はこの辺でやめておきます。次はミトラ教からゾロアスター教への流れを考察し、最終的にABCDE理論の中のB(シオニスト)、D(カトリック)、E(プロテスタント)が生まれた原因などまで解明できたらうれしいのですが・・・。

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39 コメント

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松明 ()
2012-12-02 14:19:20
イエスの誕生日と決まったのは四世紀のなかば頃だそう。
ミトラと言えば牛、京都の太秦寺の牛祭り・・・摩多羅神。

イスラエル十部族たちの信仰を「黄金の牛を崇める邪教」
といって非難しているが、本当は彼らが<牛を屠る神ミトラ>を祀っていたのをわざとそんなふうに曲げてけなしていたのかもしれないと。

キリスト教徒の徹底した迫害によって五世紀以降、ミトラ教は地球上から完全に消されたーと欧米の研究者はきめてるらしいですが・・・。

司馬遼太郎氏は、「日本は松の国である」と述べられているそうですが、”松”が付く名は多いですよね。
また、松はハムの木で、卑弥呼の公孫氏もその子孫じゃないですかね!?・・・
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恋人はサンタクロース (六六)
2012-12-02 14:20:09
 選挙はどうなることやら。
 悪いところを数えるのではなく、いいところを数えて、
かつ一番マシな選択肢を選ぶとなると、やはり未来ですね。
といっても、たかが町議の私はさっぱり党から相手にされませんが。

 クリスマスに出てくるサンタクロースは、北欧神話から取り入れたとか。
南米あたりのマリア信仰を見ても、征服された民族の信仰が
キリスト教の中でサバイバルの道を探したのでしょうか。
それともうまく征服しようとしてキリスト教の側がわざと取り入れてみせたのか
よく分からないところですが、征服された側の人たちは、かわいそうですね。

 世界の歴史の中では、日本人の運命はまだマシな方なのか。
フクシマが出てくる前はそう思えたのですが、これからはどうなることやら。
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姫さまへ (mayo)
2012-12-02 16:08:03
ローマからミトラ教が追放されるのは390年近辺。で、秦氏が日本へやってきたわけですが、でローマに残ったカトリックはイエス=ミトラだったという落ちですよ。
とにかくミトラのすごいのは、なんでも習合してしまい、知らないうちに乗っ取ってしまうというところですね。
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六六さんへ (mayo)
2012-12-02 16:17:22
国政と地方とでは論議がかみ合わない部分も出るでしょうね。でも、基本は官僚による中央集権化をいかにして打破するかということで、この点では維新も、減税もいい線だったし、同じ路線上にあったわけです。これを国政にもってゆくところで、エゴも顔を出してくる、つまり支援団体の意向が効いてくる。つまり、金がかかる選挙がすべての根源ですかね。河村さんのように金を使わないエコ選で当選できる仕組みが必要ですね。
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エコで当選 (六六)
2012-12-02 22:08:37
 なかなか難しいですね。

 私は、宣伝カー無し、事務所無し、出陣式無し、後援会なしで、3回当選していますが、最下位当選より28票多いだけでしたね。

 活動は、もっぱら毎日歩き回ること、定期的にミニコミ誌を発行すること、ブログを毎日書くこと。
 今ではミニコミ誌の新聞折込を拒否されて、歩いて配るだけになっています。新聞販売店も地元の人間ですから。

 やはり、地縁血縁利権にはかないませんね。

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Unknown (横から)
2012-12-03 12:04:51
>徳川家は女系で受け継がれたなんてことも
そうなんですか。勉強になります。
家康=イエヤスの中にイエス。(自信なし)
ミトラは、マイトレーヤで、仏教の弥勒菩薩。日の出と太陽神、東の方向から現れるのですよね。http://angel.ap.teacup.com/risinghorus/44.html
キリスト教については、前に読んだ、以下引用
「聖体顕示台」と日本で訳されているものは、「monstrance: モンストランス」と呼ばれるものである。別名としては「sunburst, sunbeam: 強烈な日光、日輪、太陽光線」など、見ての通り「太陽信仰」を思わせる。実際にカトリックの聖体拝領を古い異教 (paganism) の太陽信仰と結びつけてその類似性を論じる学者も存在する。問題はこの「monstrance」という単語の語源である。現在、「demonstrate」や「remonstrate」など”monstrate”を語幹に持つ単語がいくつかあるにはあるが、それらは「見せる、顕示する、顕われる、露にする」などの意味との関連を持つ。だが何よりも深い関連のある単語は「monster」である。 引用以上
というのからして、おそらく古代太陽崇拝の民族を支配していく際に、その神を自らの神として拝借していったのではないかと。(抵抗しにくくする為)でも実際は、その名前の根拠からも敵対する神であると思っていたんじゃないでしょうか。キリスト教圏の人がよくoh my godって言いますけど、縮めるとオメガ。オメガって女系の象徴だし。(ジャスミン革命もその系統)左右、白黒、支配者、被支配者の関係を逆さにしてしまうと意外と分からなくなるもんじゃないですかね。なので、一方的に、ミトラの方が悪というより、長いスパンで考えればお互いさまの問題かも。今起こってる現象も、原住民側の力で縛りを解いたのか、その先まで考えてわざと解かれたのかで、結果は180度違ってくると思うんですけど。
秦氏に関しては、あんまり知らないんですけど、ハタヨーガだと、ハ=太陽、タ=月を意味するようです。字面でいうと三人と禾ですよね。実の中に種。この禾偏をローマ字のnogiにして並べ替えると、gion=祇園ですね。
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六六さんへ (mayo)
2012-12-03 15:30:26
後援会なしってところがいいですね。誰からも指図されずに思ったとおり出来るのなら、それが一番です。それでがんばってください。
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横からさんへ (mayo)
2012-12-03 15:36:11
徳川の話は参考にしないでください。たとえ話ですから・・。
コメントの内容は難しいのでゆっくり読ませていただきます。ありがとうございます。
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クリスマスか~ (kita)
2012-12-03 21:02:07
これほど洗脳された記憶は他に有りませんね。

サンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれる?
日本じゃ何処に暖炉が有ったのでしょう。あの狭い煙突を通って来てくれるとか?それでも翌朝プレゼントが届いていたのが懐かしい思い出です。
こんなことばっかりなら、キリスト教も捨てたもんじゃないんですがね。
北欧の信仰を見事に取り入れたキリスト教には拍手パチパチです。

やはり偶像崇拝、一神教はダメです。
日本人の信仰の根源に有る八百万の神、山や森、石ころにも神が宿るという心構えが争いを無くす為に大切だとつくづく思います。
ここから「もったいない」の精神が生まれて来たのですね。

何度でも言います。「坊主金払え!」
特別会計に言及した「未来」もここはスルーでしょうか。

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どうして? (パンダと一緒)
2012-12-03 22:42:15
突然、恐縮です、はじめまして。
記事がアップされるのをいつも楽しみにしております。

きょうのテーマからは外れてしまうのですが、どうして、ブログ主さまは小沢支持なのですか。

わかりやすく教えていただけると助かります。
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