マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

お米が安くなったの?

2010年12月19日 07時26分35秒 | ひとりごと
二ヶ月ほど前のこと、うどん屋の仕入れを担当しているパリが、「ねえ、お米の質を落とした?」と聞く。
「馬鹿言っちゃいけないよ、いつもと同じお米を頼んだだけだよ。」
「でも・・・、値段が下がってるの」
「え?、いくらになってる?」、「うん、前はkg380円だったのに、前回から320円になってるよ」
「へー?知らないな。一度聞いておくよ」と答えた。

で、次に配達が来たのでさっそく聞いてみた。
「ねえ、米屋さん、うちのお米の質を落とした?」
「いやー、違いますよお。米の値段が下がったんです。」、「えー、下がったの?変な話。」

で、昨日テレビを見ていて驚いた。テレビは米農家の個別補償政策を調べるため農家にインタビューをしていた。
「個別補償制度のお金が入りましたよね、どうです?楽になります?」
「いやね、米の仲介業者が個別補償金の分値引きして買い上げるため、我々の手取りは変わらんのですわ・・・」

あきれるではないか。せっかく個別補償制度で農家を助ける制度が足もとから崩されているのだ。要は、民主党の小沢氏が農家を応援するための政策を無にするため悪質な策謀なのである。

鳩山・小沢氏の政策は団体に対する補助金ではなく、子供手当てや個別補償制度のように個人に直接補助金が届く制度である。つまり、間に業界団体を入れないのが特徴である。しかし、それでは間に入る利権団体が面白いはずがない。つまり、それらこそ日本を食い物にしてきた自民党的な人たちなのだ。
今年の六月、鳩山が辞任したのはそれら自民党的な人たちが総力を結集して逆襲に成功したと言えるのである。
何が起きたのかはいまだに不明であるが、検察・警察・司法があらゆる情報をかき集めて鳩山を脅迫したものと想像する。菅がもともと今のような腑抜けかどうかは私は判断できないが、彼も何かに怯えながら首相をやらされている雰囲気を感じる。

日本を実質支配してきた勢力は実に巧妙である。私たちは報道に惑わされることなく、正義とはなんなのかを判断しなければならない。しかし、それが非常に難しいことはご承知の通りである。

菅さんの政権はそう長くは持たないだろう。次がどうなるのか?それは神のみぞ知る?いやいや、私は無神論者だった・・・、では、誰が決めるのかな?