マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

自己責任と規制強化

2010年12月05日 18時05分42秒 | ひとりごと
9月ごろうどん屋の厨房のガス給湯器の調子が悪いので湯沸かし器のメーカーに来てもらった。しかしそのサービスマンは「これは取り付け方法が当社の規定と違っているので修理は出来ません。とりあえず使用禁止にします。」といい、「使用禁止」のシールを機械の上に張り、出張費はしっかりと請求し帰っていった。十年前には問題がない設置が、例の湯沸かし器の人身事故以来大幅に規制が強化され違法設置にされたのである。
燃焼不良でしばしば火が消えていたから不完全燃焼だったと思う。ただ、うどん釜に対する換気は十分に行われているから事故の恐れはない。しかしガスメーカーにそんな事を言っても仕方がない。

で、そろそろお湯が欲しい季節になったので仕方がない、厨房に湯沸かし器を設置することにした。色々検討したが、従来の16号(つまり毎分16㍑の配給能力)は外部に取り付けるか、もしくは厨房の大幅改修が必要になるようだ。ほんんで仕方がないので家庭用の小型機、5号で我慢することにした。
まあ、かわいいし、安いし、取り扱いは簡単である。それにしてもその取り付け工事になんと水道屋さん、ガス屋さん、ガス会社など5人もやってきたのには驚いた。とにかく湯沸かし器に対する安全確認はもはや病気である。まるで電気温水器の方が手軽ですよと言いたいようである。個人的にオール電化は嫌いだ。IH調理器の発する電磁波のすごさは想像を絶しますよ。
もっともガス代は高いからな・・・。でも、自動車がすべてLPガスになれば恐ろしく燃料費は安くなるし、公害もないし、何よりもオイルを食わないから本当はエコなんだけどね・・・。おっと、これは余分な話だ。

何が言いたいかと言いますと、手元にタバコ屋さんでもらった使い捨てライターがある。これが着けにくいのだ。おかしいなと思ったら、「子供の事故を防ぐため着火ボタンを重くしてあります。」だって。こういうのをいらんお世話というものではないか?
手軽に使うためのライターが着けにくい?なんで?

昔、小学校でカッターによる殺人事件がありカッターの持込が禁止された。学校の校庭で子供が侵入者に殺され、学校にはそう簡単に入れなくなった。
ひとつの事件で何かが規制される。規制されると不便になるしコストは上がる。その一方で世の中は自己責任が叫ばれる。

あまり言いたくはないが、自己責任、大いに結構である。それならそれで徹底して欲しいものだ。

中京都を作るんだって

2010年12月05日 11時24分45秒 | ひとりごと
はやいなー、もう一週間が過ぎまた日曜日である。毎日くたくたなんだけど妙にじっとしておれない。
実はカフェのエスプレッソマシンがそろそろ寿命のようである。先日も煙を吹き修理してもらったのだが、もう部品がなくなりそうで今度壊れたら直せないかも・・・との話だ。
このマシン、WMF社製の高級機で当時、つまり15年前、開店するときに導入した200万円近い貴重品なのだ。
最近は同機種がファミレスのドリンクバーなどに設置されているから触ったことがある人も多いのではないだろうか。
ボタンひとつで豆を挽き、いわゆるエスプレッソが瞬時に出来上がる。予算を除けばこの機械はカフェには必需品なのだ。ただ機械には故障がつき物で、この15年間で一体いくらぐらい修理代を払ったことだろう。
で、故障する原因は、やはり複雑な仕組みから来るという、いわば宿命を持っているのである。
この際、もっと純粋なイタリアのカフェ、バールの原点みたいなマニュアル操作のエスプレッソマシンを試したくなった。
今のマシーンではあまり深煎りの豆は使えない。それはアイスコーヒー用の深煎り豆を使ったら豆を挽くグラインダーがコーヒーの油でベタベタになるからで、仕方がなく普通のブレンド豆を使っている。しかし、エスプレッソにはやはり超深煎り豆を使いたいな。
とりあえず家庭用のエスプレッソマシーンを買い、試してみようかと思う。エスプレッソ自体はほとんど注文はないが、エスプレッソを利用したカフェラテやカプチーノ、あるいはカフェモカなどを合わせると無視できない数が出ているのだ。
家庭用のエスプレッソマシーンは安いものなら二万円ぐらいから手に入る。この際、エスプレッソ用のミルとマシーンを購入し、家庭内バールでも作ってみるか。
とか何とかいいながら、また無駄使いをしそうである。こんなことだから日曜日などないほうがいい。平日は朝から夕方までまったく金を使う暇がなく、タバコ代以外に使うことがない。困ったものだ。

まあ冗談はともかくとして、本日千種区の選挙管理委員会から書留が来て、先日あなたが異議申し立てをした名古屋市議のリコール署名が正式に有効になりましたとの通知がきた。当たり前だ、本気で署名したものが無効にされてたまるか!
もはや河村陣営は辞任による市長選挙へ向けて進んでいる。ここでいまさらリコールが有効になってどんな意味があるのかわからないが、最終的にほんの少しの差でリコールは不成立に終るのだろう。あくまで議会としては任期ギリギリまでお給料が欲しいのである。我々市民をなめてはいけない。早く市議選をしたいものだ。もちろん名古屋市長選、愛知県知事選もわれわれが勝利するに決まっている。

それは良いけど、民主党は遂に郵政民営化見直し法案を継続審議にし、今国会には提出すらしなかった。国民新党もなめられたものだ。さらに、法人税減税などという時代錯誤の方針を云々するなど衆院選時のマニフェストは一体どうなっていると言いたくなる。
あまり現政権へのネガティブな意見はしたくないのだが、マヨの本音としてはいま一度衆院選のマニフェストに戻り国民の選択を大事にして欲しいのである。最近とみに「財源」問題が出てきている。これでは麻生政権と変わらない。「財源はジャブジャブある」のである。予算を組み替えることで、必要な予算は確保するのではなかったのか。私は鳩山政権の出発時のときめきを忘れることは出来ない。
普天間問題で私は敗北宣言をしたが、やはりその宣言が勘違いだったと思えるようにして欲しいものだ。
本当の本音をいうと、実はほとんどあきらめつつあるのだ。私の考える日本にするには毛沢東のような強引な手法が必要なのである。以前、毛沢東を少し認めるような言い方をした時きついコメントをいただいたことがあるが、いわゆる古い権威や権力を一掃しようとするなら、彼の手法以外に成功は覚束ないことは明らかで、小沢氏が試みた民主的な方法では支配者に勝てないのだ。金持ちと貧乏人では圧倒的に貧乏人の方が数が多いのである。つまり正しい選挙が行われていれば貧乏人の味方が勝たなければならない。しかし現実はどうだ?
結局、市民革命を成功させるには支配者のマークが手薄な地方から攻めるしかない。名古屋方式を時間をかけて全国に広めるのである。減税は正直、手段に過ぎない。貧乏人達を目覚めさせるためである。今まで貧乏人の味方が本当にいただろうか?
河村さんの本音は知らない。しかし、減税を掲げ金持ちのための議員を追放することで新しく政治に目覚める市民が増えるのである。企業への減税の前に消費税廃止が先だろう。
愛知県と名古屋市が一体化し中京都にしようという公約を大村氏が提案すると言う。なかなか簡単ではないが、日本の中でもこの中京地区はフン族の支配する格別な地域である。東京に住む怪しげな妖怪たちと戦うにはもはやアッチラに頑張ってもらうしかないのである。・・・・最後は訳のわからない話になってしまった。