マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

小説「谷ちゃんの密約」

2010年01月14日 08時36分43秒 | 小説
毎日いいかげんな報道ばかりしている新聞よりはるかに真実に近いといううわさもある「マヨちゃんの小説」である。今日は「ある密約」をお伝えしましょう。
リアリティーを出すために現実の名前を出していますが、小説ですので気にしないでください。

1月の初旬、民主党本部に到着したばかりの党代表へ電話が入った。「代表、お電話です。秘密電話ですのであっちからだと思います。」、「うーん、わかった。」
「もしもし、小沢だ。」、「あけましておめでとうございます。代表」
「おー?なんだ、谷垣ちゃんじゃないか。珍しいこともあるもんだな?どうしたんだい?」
「お忙しいでしょうから要件だけいいます。」、「おー、いいとも」
「代表は今度の国会で外国人参政権に関する法案を出すんですか?」
「おいおい、お前までそういうことを言う。わかっとるだろ?政府が三党合意でもって国会に提出してくれって俺は言ってるじゃないか。俺が出すわけじゃないんだ。」
「亀さんは賛成しますかね・・・・」、「そんなことお前の心配することじゃないだろ。それよか、公明党は大丈夫か?」
「いやいや、それですがね、今日の電話は・・・」
「なんだ、早く言えよ」、「御承知のように、その法案が出されるとわが党はちょっと困るんですわ」、「そんなこと俺に言うなよ、でも、どうして?」
「その法案に反対してるのは若い連中に多いのですが、若干名、賛成に回る可能性もあるんですよ。そんなわけで、前回の郵政株式凍結法案と同じで党議拘束がかけれないんですよ。党が割れるかもしれないし、しかも、公明党はうちに従わない恐れが強いし・・・。」
「だから、俺にどうしろというんだよ。」
「ちょっと東京地検を動かしてもらいたいんですよ。」
「どうして?あんたたち今まで自由に動かしてたじゃないの・・・」
「それが、やっこさん達ももうギブアップでして、今はお宅のポチになる気ですよ、先生の指示があれば動いてくれるはずです。」
「おいおい、急に先生かよ・・・。検察に何をしてもらいたいんだ?」
「出来たら、例の捜査の延長線で先生の事務所を強制捜査させたいんです。」
「俺の事務所をか?」、「エー、そうです。」
「何も出ないことぐらい、あんたも知ってるだろうに・・・」
「だから、国会が終わるまで捜査を継続させて欲しいんですよ・・・。」
「なんだ?またあんたとこは国会で審議拒否をするつもりか?」
「出来ましたらそうお願いできます?その代わり、参政権については与党単独で採決してもらえば結構です。」
「まー、そりゃいいけど、そんなことで支持率上がると思ってるの?」
「いや、もうあきらめてますわ。先の選挙で当選したメンバー見ればわかるでしょ?戦犯だけが残って、あとは全滅ですよ。私も早く離党して新しい政党を作りたいぐらいですわ。」
「まあ、そう泣くなよ。またいい時もあるさ。いずれ民主党を割るから、そのときにはこっちに入れてやるよ。少し待ってな。」
「本当ですか?お願いしますよ。」、「まあ、趣旨はわかった。いうとおりにしてやるさ。」・・・・

という電話の後、東京地検特捜部は小沢氏の事務所を強制捜査することになったのである。こんな八百長捜査、国民もあきれてしまうぞ。