マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

触らぬ神に・・・・

2010年01月18日 08時45分49秒 | 古代史
マヨ理論というのを私はブログでよく使う。ところが必ずしも決定済みばかりではなく、仮説段階のものがたくさんある。代表的なマヨ理論の一例を挙げてみよう。
①邪馬台国は遼東半島にあった。
②魏志倭人伝に登場する倭国は現在の北朝鮮にあった。
③日本の国体が確立したのは桓武天皇の時代である。
④日本の天皇の持つ「お種」は世界でも貴種中の貴種である。
⑤日本はアメリカの属国ではなく、アジアの宗主国である。
⑥日本の支配層は天皇家、藤原家、そして仏教界である。
⑦源氏のお種は北魏鮮卑拓跋族である。
⑧平家のお種は韓半島南部、安羅国、もしくは多羅各国から来ている。
⑨天皇家のお種はロシア南部のクラスノヤルスクから東へ向かい、アムール川から列島に来たものと、ウイグルから遅れてやってきたものとがある。
きりがないな・・・・・・みたいな内容なのだが、いくつかは自信があるものの、いくつかは残念ながらまだ仮説の段階である。

特に天皇家のお種の元がいまいちはっきりしない。栗原氏によればアッシリアから始まっていると言っているようだが、私とは若干違う。私のツラン同盟はあくまでウルムチあたりが中心になる。まあ、このあたりはゆっくり研究するしかない。

いま私が気にしていることは、戦後、敗戦の時「GHQすら見逃した古代から続く藤原家の利権」という問題である。即ちこれは土地の権利問題である。
古代において国土は天皇領、寺社領、荘園、いくつかの豪族の持ち物であった。
我々が家を建てるとき、神主さんを呼びお祓いをするが、これも一種の古代の利権を侵すことに対する謝罪であり、いくらかの金を神社に納めることで納得してもらっているのである。そして現在の利権者に対し、取得税であるとか、固定資産税を納めるのである。そしてその税金が絶対に市民のあるいは、国民のために正しく使われているかという点、残念ながら私には確認しようがないのである。
つまり、私の理論からするなら、その土地の本当の持ち主に税金が渡っているのではないか、もしくは市や国はその金額に見合う何らかの形で利権者に金を払っているのではないかという疑惑があるのだ。(こんなこと考えるひとはまずいないだろうけど・・・)
まさか?と思われるだろうが、世の中にはさっぱりわからないことがあるでしょう。例えば水利権だとか、漁業権、森林伐採権?(そんなのない?)、ゴミの処理利権、ヤクザの縄張り(これは違うか)・・・いわゆる法的に説明できないような権利がそこにあるのではないかなと思うのです。
先日、鳩山政権が特別会計200兆もきっちり事業仕分けしなくては・・・と述べているが、おかしい。特別会計は少なくとも300兆、最大を考えるなら380兆ぐらいあるはずだ。差し引き、最低みても100兆円はアンタッチャブルなのではないか。
100兆円といえば、国民一人当たり100万円を納めるという事である。
私はこれについて問題にするつもりはない。ただ単に、平安時代から日本の国土を所有したいくつかの家系が、現在に到るまで延々と家賃生活をしているのではないか、という仮説をマヨ理論のひとつにしたいと思ったのであります。
つまり、事業仕分けできない100兆円は触らぬ神に・・・なのではないか、と。