トランスポーターとオートバイトライアルと日記の備忘録

ノアにオートバイを積んでみました。忘れないように記録しておきます。

ハーレーXL883L プライマリーチェーン調整

2017年11月17日 | ハーレー XL883L

それぞれのギヤで低回転時にガシャガシャと金属音がするので、プライマリーチェーンの調整を行いました。

まず、点検カバーが外せるのかの確認です。ヘコサゴンレンチ4mmにパイプを使いましたが固くて回りません。壊れそうです。CRC556をスプレーしても緩みません。そこで8mmのソケットレンチを当ててプラスティックハンマーで3回くらい叩いたら右側のボルトは緩みましたが左側は無理でした。左側は、ドライヤーで温めソケットレンチを当てて叩いたらやっと緩みました。5回くらい叩いたのを4・5回繰り返しました。

 

 

ボルトにはOリングがあり、カバーを外すとパッキンがあります。カバーが外せたのでギヤを5速に入れジャッキで後輪を浮かしプラグを外します。

 

 

チェーンを確認します。

手でタイヤをまわしチェーンが一番張っている所を探します。 

 

 

冷間時で遊びを測定すると、一番張ったところで測定して5.7mmくらいです。かなり張りが少ないようです。そこでエンジン下部のナットを緩めヘキサゴンレンチを左に回してチェーンを緩めます。メガネレンチは手持ちの22mmがやっと入ります。本当は7/8インチ(22.2mm)だそうです。その前に、元々の位置をマジックで印をしておきます。

 

チェーンの遊びは下記になります。

冷間時・・・・9.53~12.7mm
温間時・・・・6.35~9.53mm

冷間時の方が遊びが大きく、温間時は遊びが少なくなります。今回は冷間時ですが、測定値が5.7mmくらいで少なすぎるし、冷間時最大の12.7mmではあまりに差が大きいので、両方に数値がある9.53mmを目指します。ドライバーでチェーンを持ち上げて目盛りを読みます。

 

 

この測定がかなり厄介です。サイドスタンドを立てた状態で車体右からジャッキアップしているのでさらに左に傾きます。地面にひざまずいて覗き込まないといけません。9mmちょっとというところです。正確ではありませんが3mmほど緩めたのでこれで様子見をします。調整ボルトに新たに印を付けてナットを締め付けます。

プラグを掃除して組み付けます。

 

カバーを取付け、ジャッキを外してギヤをニュートラルにしてエンジンを掛けます。

エンジン音はいつものように静かにアイドリンクしています。エンジンが温まってきたので少しアクセルをあおり回転を上げますが異音はしません。今日は試乗には行けませんのでこれで終了です。

プライマリーチェーン調整ができるのは確認しました。意外だったのは、遊びが少ないことでした。5速40km/hくらいでガシャガシャと音がするので伸びているのかと思いました。結局は5速にしては速度が遅すぎるというようです。ノッキング音ともちょっと違う感じです。トルクがあり40km/hからでも加速できますが、ガシャガシャ音がしないようなギヤの選択をして乗るようにします。

そういえば、ディーラーで新車で試乗した時は、5速で50km/hくらいで少しギクシャクする感じでした。

 

今回の反省ですが、ネットで調べたのを見ると、万一セルが回ると危ないのでメインヒューズを外した方が良いと書いてありましたが、すっかり忘れてしまいました。確かにチェーンを指で触っている時にセルが回ると危険なので、次回はヒューズを外します。

 

追記 走行してきました。プライマリーチェーンを緩めたのでガシャガシャ音がするのかと思っていたのですが意外と静かです。今までも走行中は静かでしたが、さらに静かになりタイヤの走行音と風切り音の方が大きく感じます。ギヤの入りも良くなった印象です。愛車XL883Lは今までも調子は良かったのですが、フォークオイルも交換してさらに調子は良くなり満足です。


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