ビラーゴ250は、12月9日に買い物に行ってから乗っていないけど、もう年末になってしまい乗れそうもありません。
ファンティックも来年ですね。
ビラーゴ250は、12月9日に買い物に行ってから乗っていないけど、もう年末になってしまい乗れそうもありません。
ファンティックも来年ですね。
天気が穏やかで気持ちよさそうなので、セクションでオフロードを始めた原点の場所に行ってきました。
先日、交換したフロントフォークのオイルシールの確認もしました。問題ありませんでした。
ここは、高校生の頃にヤマハトレールHT1(90CC)でオフロードを初めて乗りに来た所です。
河川敷の砂地を走っていたら、先に鳥がいたので望遠で撮ってみました。
砂地を行って戻ってきてから、轍を撮ってみました。
ノアとファンティックセクションのツーショットです。
階段です。最近はバランスが悪くなったので。
ディスクブレーキ側のフロントフォークに輪ジミが出たのでオイルシールを交換しました。
まずディスクブレーキカバーを13mmソケットレンチを使用して外し、反対側フォーク下部のボルトをヘキサゴンレンチ6mmで緩めてからホイールシャフトを10mmのレンチを使用して抜き取ります。ディスクブレーキ側にはカラーが入っています。
フロントフォーク下部のボルトを8mmレンチで緩めておきます。固いのでパイプを使用します。完全に外すとオイルが漏れます。 この作業をタイヤを付けた状態で、一番最初に行う方が楽です。いつも忘れます。
ステム上部のフォークを止めているボルトを緩めてから、32mmのソケットレンチでフォークのトップボルトを緩めておきます。先に緩めないとフォークを外してからだと抑えられないので外せません。
フェンダーボルトも外し、ステム下部のフォークを抑えているボルトを緩めフォークを下に引き抜きます。
ダストカバーをマイナスドライバーを使用して少しずつこじりながら外します。
外したところです。オイルシールの上にスペース調整用の自作リングがあり、スプリングで止まっています。スプリングは小さいマイナスドライバーを使用して傷を付けないように外します。少しオイルが漏れている感じです。
ここで、おまけの簡単オイルシール交換方法を紹介します。昔TY250Sの頃に数回行いました。
まずフォーク内にオイルを一杯に入れキャップをします。写真のように配置しジャッキでフォークを圧縮します。(写真では木材が届いていません。省いています。) 階段下で立てた方が良いのですが横でもできます。
圧縮する時にオイルがこぼれるのでタオルを巻いておきます。圧縮を開始すると油圧でオイルシールが抜けてきます。ただ斜めになるので時々角度を直しながら、オイルがこぼれるのをタオルで押さえてシールを外します。 あとは、以降に書いた方法でオイルシールを打ち込みます。 ただこの方法は内部を完全に奇麗にするわけではないので、内部にゴミ等があった場合はオイルシールの寿命は短くなります。
今回は、インナーチューブを抜きます。 まずキャップを外しカラーとスプリングを抜き取ります。
フォーク下部のボルトを外し、インナーチューブを引き抜きます。 アウターチューブに傷を付けないようにウエスを当てマイナスドライバーを使用してオイルシールを外します。
分解した状態です。左から、アウターチューブとボルト、その上が金属ワッシャー・オイルシール・ダストシール・自作スペーサー(オイルシール固定スプリングは写っていません)、下はインナーチューブと先端に付けるゴムリング(溝に嵌める)、上はスプリング(向きに注意)・カラー・キャップボルトです。
インナーチューブも分解しました。ゴムリングが先端の溝に嵌めます。
純正のオイルシールは内径40mm×外形52mm×厚み10/10.5mmですが、国産代替品が8tなので同サイズのダブルリップの汎用オイルシールを使用しました。
下記のariete フォークシールのサイズΦ40 40×52×8/10.5が合うようです。
https://www.monotaro.com/p/2104/0723/
これも合うようです。
Parts Unlimited フォーク シール 80年-09年 カジバ、ハスクバーナ、KTM 40X52X8/9.5 FS-048
下記は厚みが純正と同じですが、外形が52/52.7とあります。純正を測ったら外形の中央が52mmで下部が少し膨らんでいて52.7mmでしたので同じサイズのようです。 ただ、実物を見ないと判断できないので、厚み8mmの物で良いと思います。次回のために書いておきます。
https://www.monotaro.com/p/2104/0574/
それでは、オイルシールの打ち込みです。
まず、インナーチューブを組み立てアウターチューブに入れ下部のボルトを締めます。
次に金属ワッシャーを入れ、トップボルトを付けてからサランラップを巻きシリコングリスを塗ります。オイルシールとダストシールにもシリコングリスを塗っておきます。それからオイルシールを嵌めます。トップボルトを付けないでオイルシールを入れるとインナーチューブ端で傷がつくようであまり持ちません。
オイルシールを嵌めたら、足場パイプを使ってシールを打ち込みます。このパイプが外形より小さく、内径の突起リップ部より大きいのでピッタリなのです。注意点は、インナーチューブを縮めた状態で行います。可動部に傷を付けないためです。この状態でフォークと足場パイプをしっかり持って床にトントントンと打ち付けシールを打ち込みます。シールが打ち込めたら自作スペーサーを入れ、止めのスプリングを入れます。 ダストシールも入れます。
ダストシールは嵌めない状態でフォークを取り付けます。 ディスク側にカラーを付けシャフトを取り付け締め込みます。ブレーキを組み立て、フェンダーボルトを軽く締め、フォークを上下にストロークしてフォークが平行になるようにしてから、シャフトを固定するボルトとフェンダーボルトを締めます。
組み立てが終わったら、 トップボルトにあるネジを緩めて、シートに座るとサスペンションが縮みます。その状態でねじを締めます。サスを伸ばしたままだと乗車時にエアの圧力が高く抵抗が大きくなるので、サスの動きを妨げないようにするためです。
サスの動きとオイル漏れの確認をしたら、ダストシールをインナーチューブに接する部分を傷を付けないように周囲を叩いて嵌め込みます。
自作のインナーチューブ保護具に両面テープを貼りインシュロックで固定して完了です。
ダンパー側のオイルシール交換は、下記を参照してください。