トランスポーターとオートバイトライアルと日記の備忘録

ノアにオートバイを積んでみました。忘れないように記録しておきます。

XL883L シリンダヘッドのオイル漏れ修理後の試走

2018年04月30日 | ハーレー XL883L

先日 前側シリンダヘッドのオイル漏れ修理をしたので、確認のために4月28日に走りに行きました。

片道18kmほどです。到着後にシリンダヘッドを確認するとオイル漏れはありません。どうやら直ったようです。

公園で一休みです。

 

 

帰りは、ホームセンターに寄ってボルトを買って帰りました。

2日後にシリンダーヘッドを確認するとオイル漏れの跡はありませんでした。

今回のオイル漏れも、乗った直後には何ともなくても数日後にオイル漏れを発見しました。

なので、2日後にオイル漏れの確認をしました。結果は大丈夫です。黒く見えるラインがベースガスケットですが、通常のままで取り付けるとこうハッキリは見えないと思います。液体ガスケットを使いはみ出た分を拭き取ったのでゴム状になっているためのようです。

 

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XL883L シリンダヘッドのオイル漏れ修理

2018年04月27日 | ハーレー XL883L

昨年末に後ろのシリンダヘッドのオイル漏れは保証で修理できましたが、今度は前側のシリンダヘッドからのオイル漏れです。

筑波山ツーリングの時は問題なく、数日後に乗ってから数日してシリンダーを見たらエキパイ側にオイル漏れの後があり汚れていました。ロッカーボックスのベースガスケットからオイルが漏れています。

  

 

修理手順です。

1.シートを外す。キャリアを付けたのでキャリアも外さないとシートが外せません。

2.タンクを外す。点火コイルを止めているネジと配線カバーのネジも外さないとロッカーカバーが取り難そうなので外しておきました。

 

3.エンジン前部の黒いステーを外す。隙間が狭いので逃げを作るためです。汚れたところも拭けます。

 

4.ロッカーカバーアウターのボルトを均等に少しずつ緩めて外してからカバーを外す。

 

 

5.点火プラグを外し、後輪を浮かしてギアを5速に入れ圧縮上死点にして、バルブスプリングが伸び切った状態でロッカーカバーインナーを外す。

1-4は無事に作業が進みます。

5の圧縮上死点はなかなか厄介です。なにしろ初めて見るので圧縮上死点と排気上死点を間違えないようにしないといけません。

ロッカーカバーを外した状態です。前側のバルブスプリングをロッカーアームが押している状態です。圧縮上死点は、両方のスプリングが伸びていないといけないので、リアタイヤを回して圧縮上死点の位置を探します。リアタイヤを回すのに力がいるので一人では結構大変です。

 

ストローをシリンダーに入れて状況を見ながらリアタイヤを少しずつ回します。この時の注意は前進側に回し、逆に回してはいけないとのことです。ストローにマジックで印を付けています。ロッカーアームも両方とも一番上に来てスプリングも伸びています。圧縮上死点が出たら、両側(前後)にあるヘキサゴンボルトを緩めます。

 

ヘキサゴンボルトを外したら、写真の三角形に位置する銀色のボルト3本を外します。最後に4本の黒いボルトを対角線に1/8ずつ緩めながら外します。

 

 

狭いので少し手間取りましたが、無事にロッカーカバーとボックスが外せました。カバーは少し固着していたので角をプラハンマーでコツンと叩きました。ボックスは、かなり固着していたのでドライバーをテコにして外しました。前側にオイル漏れがありました。

 

 

スクレーパーを使ってベースガスケットを剥がします。上側には黒いゴムのパッキンが入っています。

 

 

シリンダー側のガスケットも剥がしきれいにします。平面は出ているようです。

 

 

使用するガスケットは、 COMETIC製 2007年以降スポーツスター用(883/1200兼用)ロッカーボックスガスケットキット3400-9195です。2セットが入っています。ボックス用ベースガスケットは金属にコーティングがされていますが段差があります。ネットでこのまま取り付けたら後日オイルが漏れて再度液体ガスケットを使用して組み付けたとありました。なので、手持ちのキタコ液状ガスケット 5G KC-027(シリンダーヘッド/ マニホールド用) があったのでガスケット両面に塗ります。うまく薄く塗りつけられなかったので少し厚くなりました。 あとで、ガスケットの販売ページを調べていたら、ジェームズのガスケットにはゴム状のパッキンが付いているようでした。でも価格が高くなります。

液体ガスケットの乾燥時間が7分からと書いてあるので写真を撮っている暇がありません。

組み付けは、取り外しの逆の手順で進めます。ガスケットを置いてボックスを取り付けるのですがガスケットが滑ります。ガスケットがはみ出ないように確認しながらボルトを締めて固定します。ボックスを取り付ける前に溝をきれいに拭いてからゴムパッキンを取り付けておきます。

 


なんとかロッカーボックスを取付け、続いてロッカーカバーも取り付けました。締め付けた時に液体ガスケットがはみ出たのできれいに拭いておきます。前回タンクを外した時にフレームの塗装に傷がついたので、手持ちの艶消しブラックを塗ったのですが変なので後日艶ありを塗りました。

 


数日空けた方が良いかなと思い、3日後にガソリンタンクを取付けてエンジンを掛けます。シリンダヘッドから煙が出ます。え-と思いましたが、ビラーゴのエキパイガスケットに液体ガスケットを着けた時も煙が出たのを思い出しました。5分位で煙がでなくなり、10分ほどアイドリングを行いました。エンジン停止後にヘッド部を確認しましたがオイル漏れはありません。

後日 試走に行き、数日後にオイル漏れがなければ修理は成功ということになります。

写真はアイドリング時のバッテリー用パルス発生器です。これは、ヤフオクで購入したのですが、ハーレーのバッテリーは密封タイプで対応するか問い合わせたのですが、返答はもらえませんでしたがとりあえず付けています。それとアイドリング時の電圧13.63Vです。

 


それと、携帯工具です。半分に折り少し丸めてプラグレンチとともにバッグに入れます。このほかにも別に少し工具があります。

今回の作業で、上記の工具とインチのソケット・メガネレンチ等とミリ工具も使いました。

XL883Lは、OHVということもあり構造はそれほど難しくはありません。それと、このタイプのエンジンのヘッドからのオイル漏れは多いのでネットに情報がたくさんあります。それらの人の情報を参考にしてオイル漏れを直し、次回の自分用にまとめてみました。でも、もう漏れないでほしい。最近は、いじるのも少し面倒になってきました。

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ノア 補助席戻し

2018年04月19日 | トランポ

ノアには、もうオートバイは乗せないので補助席を戻しました。

トライアルバイクはもう乗ることもないと思うし、XL883Lは重すぎて乗せられないし、もし乗せても床が抜けそうなので補助席を戻すことにしました。

補助席を準備して、自分で作ったマニュアルを見ながらの作業です。

 

 

マニュアルを見ながらでも付ける部品を抜かして、また外したり付けたりと無駄な作業をしました。それでも、小一時間で終了しました。マニュアルはみんカラに載せてあったと思いますが最近は記憶が曖昧になってきています。

 

 

これで、車検時に補助席を付けたり外したりの作業はなくなりました。

このブログのタイトルが「トランスポーターとオートバイトライアルと日記の備忘録」となっていますが、トランスポーターとして使わなくなったし、オートバイトライアルも卒業したのでタイトルが矛盾しましたが、替えるのも面倒なので当面このままにします。

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XL883L 筑波山へツーリングとスマホナビ

2018年04月10日 | ツーリング

今日は天気が良いので筑波山までツーリングです。筑波山へバイクでツーリングに行くのは40年ぶりくらいです。真壁トライアル場にはたまに行って走ったり、全日本トライアル選手権を見に行きましたが、バイクでのツーリングはビラーゴ250を買うまでは行かなくなっていました。本当は、一昨年秋に行こうと思ったのですが、いろいろあり行けなかったので今回はXLで行きました。

行く途中です。筑波山の中腹には花が咲いています。また、新緑も奇麗でした。

 

筑波山神社にお参りしましたが写真を撮り忘れました。

神社前の駐車場でアメリカンバイクに乗る人に話しかけられバイク談義をしました。

 

帰り道で、真壁トライアル場の近くで花がきれいに咲いていました。

 

スマホナビを使っていますが、ヤフーナビは30分くらい走ると案内をしなくなり、右下に案内再開のアイコンが出ます。数回出たのでCPUの温度を確認したら44℃でした。しかたがないので、グーグルナビに替えたらナビ機能は問題なく動作します。

帰りにヤフーナビを使っていたらナビ画面が終了してしまい音声案内だけになりました。この時のCPU温度は46℃でした。ヤフーナビは、使い勝手が良いので好みなのですが、これでは使い物になりません。今日の最高気温は18℃位でスマホカバーも外して風も当たるように工夫したのですが。

その後はグーグルナビにしましたが、主要道路の案内はしなくて狭い道を案内します。ネットで調べると渋滞を考慮したり、距離を優先した道を案内するとの書き込みを見ました。 それから自宅までの到着があと58分の時に、到着時間が短いルートがあると音声案内が数回ありました。その時間がなんと70分です。???

やはり、スマホナビは使い物にならないのかと感じ出している所です。さて、どうしようか思案中です。

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XL883L リアサス交換後の油面レベルと傾き修正

2018年04月06日 | ハーレー XL883L

リアサスを13インチに交換してリアが上がり、サイドスタンドがそのままで傾きが大きくなりました。買い物に行った時に右隣りにスクーターを置かれていました。距離は普通に開いていたのですが、車体を立てるとギリギリでバックさせるのにXLは重く少し苦労しました。そこで、サイドスタンドの下に端材を利用して加工してみました。

MCナイロンを切りましたが大変です。ジグソーではなかなか進まないし、ディスクグラインダーで切りますが溶けてきます。何とか形にしました。両面テープを貼ってからスタンド接地面に固定します。

 

 

取付け前にジャッキを2個使いサイドスタンドを浮かせます。専用ジャッキを持っていないので苦肉の策です。

右側のジャッキは軽く当てる位です。左側はスイングアームを持ち上げるようにします。だんだん車体が右に傾いてきてスタンドが浮きます。ただ、車体が倒れないように途中何回もチェックをします。無事浮きました。

 

 

アルミ板を加工してスタンドの上から被せ穴を開け、MCナイロンにはタップを立てます。M3のタップを使用したらタップを折ってしまったので、M4のタップに変更しました。ポイントはスタンド上のアルミの形です。外側は溶接部で止まるようにして、車体側はスタンドに沿って曲げて動かないようにしました。両面テープで止めてもいます。スタンドを跳ね上げても問題ありません。

 

 

 

油面の測定が違ったので記録。

サイドスタンドをそのまま地面に立てて、エンジンが冷えている時の油面高さは、115mm。

 

サイドスタンド下に19mm厚の板を置いた時の油面高さは、110mm。

 

走行後、エンジンが暖まっている状態で、19mm厚の板を置いた時は、90mm。

この時のオイルレベルゲージは、Lラインの5mm上に油面跡が付きました。先端より10mm。

リアサス交換前も、ほぼ同じ所に油面跡が付いていました。

 

車体の傾きも以前とほぼ同じ感じです。上から重量が掛かるだけでしたら問題ないと思います。ぶつけなければ大丈夫なはずです。地面にめり込むようなときは注意が必要かもしれません。これはノーマルでも同じです。走行後に油面高さのチェックをします。

車体が傾き過ぎている時は、ハンドルをまっすぐにした状態では車体を起こすのがかなりの力がいりますが、スタンド加工後はすんなりと車体を起こせます。これで、しばらく様子を見て問題なければ黒く塗装をするつもりです。

 

上の右画面はつくばツーリングから帰った後の油面高さです。

以前のオイルレベルゲージでは、少しオイルが低い感じなので100ccほどオイルを足しました。足した後のオイルレベルゲージです。少し油面が上がっています。次回のオイル交換まではこれで様子を見ます。

 

 

上画像右 スタンド一部がアルミ地だと違和感があるので黒く塗装しました。使用上は問題ありませんでした。

 

追記 2019年7月21日 MCナイロンが削れてきたので下側にアルミ板を取り付けました。

コの字にして両面テープで貼りつけます。手前と奥側をビスで止めます。MCナイロン下側が平面ではなく隙間が出来ているのでシリコンシーリングを充填して、ビスの頭とアルミ板にもシーリングをつけてビスの脱落を防ぎます。ビスにはネジロックも付けてあります。

 

 

両面テープ・接着剤・シーリング・ビスで止めているので、ビス頭の接着剤・シーリングを取ってビスを外せばこじると外せます。

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