2012.9.27
大阪駅
カメラを持っているだけで
言葉のない世界にスリップしてしまう
シャッターを切るたびに
切り傷がはしる感じ
自分と自分の言葉に厭いて
自分でないものを撮りたいのに
どこまでも自己愛が追ってくる
いつまでこんなことを続けるのだろうか、と
楽しくてはじめた写真なのに
だんだん、問いも答えも
生きることに似てくる
しかし大都会はいい
みんな名もなく
一人ぼっちだから
そして誰もが
とても小さなカメラを持っている
大阪駅
カメラを持っているだけで
言葉のない世界にスリップしてしまう
シャッターを切るたびに
切り傷がはしる感じ
自分と自分の言葉に厭いて
自分でないものを撮りたいのに
どこまでも自己愛が追ってくる
いつまでこんなことを続けるのだろうか、と
楽しくてはじめた写真なのに
だんだん、問いも答えも
生きることに似てくる
しかし大都会はいい
みんな名もなく
一人ぼっちだから
そして誰もが
とても小さなカメラを持っている