
曇りで風も強く、雨も降っている今日、新川沿いをカメラ抱えて散歩。
おおっ!出来てる、出来てる。
もうじきクリスマス、田舎でもアチコチでクリスマスのイルミネーションが見えるが、江津内でもここが一番豪華だと思う。毎年、毎年増え続け山陰線のガードをまたいで、自宅までの数十メートルが煌びやかに光る。クリックしてみて下さい、昨年の写真をアップしました。
まるでラスベガスがここに移転してきたのかと思ってしまった。今年も12月1日に点灯式があるそうです。何でもこのイルミネーションのためにブレーカーを付け替えたとか、世の中不景気でなにもかもケチケチ暮らしているのに、このあでやかさ、見上げたもんだよ、屋根屋のふんどし、見下げたもんだよかえるのしょんべんとは言わないか、でもまぁ いずれにしても もうじき日本海から吹く狂ったような季節風もなんのその、綺麗に夜空を飾ってくれるこのイルミネーションをアップします。
さて。
「わしも年取ったのう」
友達の友達はアルカイダじゃないけれど、友達の友達がペテン師だったらしく、残り少ない人生を、暴走老人のごとく謳歌するはずが、すっかり暗雲が立ち込めたとらたぬが、秋も深まったある日 木馬のカウンターから見える過っての工事現場を見つめながら、しみじみとつぶやいた。
その深ーいため息の原因を聞いてみると、夕ご飯のおかずに湯豆腐をするべく、ガスにかけて、そのことをすっかり忘れて、お風呂に入ったらしい。上ってしばらくして気がついた。
時既に遅し、お豆腐はスポンジ状態 焦げる寸前だったとか・・初犯ならどってことないけど、その前にもホーローのお鍋を焦がしてお鍋をお払い箱にしたとか。
「ばかだね、焦げたお鍋はかんかん照りの時お日様に照らして乾燥させたらポロリと取れるよ。」
ナーバスになっているとらたぬを励まそうと、「三島由紀夫も言ってたよ、希望は過去にしかない、かって過去はこうだった、過去の自分は物覚えがよかった、自分の過去は鍋なん焦がさなかった、と生きながら自分の長所に過去形を使う。」と・・・まだ顔が強張っているぞ。
それならと恥を忍んで、我が家の安光姫も家中の鍋という鍋はみな焦がしている話をした。そのお鍋を炭で、いつもゴリゴリこすっている話もした。
年をとればみな同じで物忘れが多いのよ。それが普通よ。そして「火をつけたらそこから離れるんじゃないよ、もし火事になったら私たち寝る所ないんだけぇねぇ。」と厳しく叱る話もついでにした。
食べ物は大事にしなくてはならない、焦げたからといって捨ててはならない。スポンジ豆腐も砂をかむような思いで食べたんだろう。想像しただけでニヤリとなる。
物は大事にしなくてはならない、たまの休みにご飯の支度をしながら、お風呂にお湯を入れ過ぎて 慌てて抜き 抜きすぎて・・この繰り返しのエンドレスなど言語道断。木馬のエアコン切れ忘れて、翌日お客がいない時切って帳尻合わせをするなどもっての外、外灯消し忘れて翌日夜になって気がつくなんて呆れて物が言えない。
経費節約という言葉がひらひら舞う。
しかし家族がこのようなことすると烈火のごとく怒る私です。勿体ない、経費節約しなさいと。
見上げたもんだよ屋根屋のふんどし・・・
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