ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

映画に関する私なりの所見。①

2006年08月22日 | 私ごと
 ここに来て 物思いにふけるときいつも思うことなのだが、どうして私は、生きてきた時間と同じような年相応な知識が備わってないんだろう。
どうして『知識人』になれないんだろうと・・

 うわべだけの中途半端な耳学問だけで、生きてきたような気がする。それだけに人様の色々な考え方にしっかりとした自分の意見が表現出来ずに、なんでも「あーそうか、そういう考え方もあるんだね。」ともやもやしながらも納得してしまう。
 
 そんな中で考えついた事、それは深い知識がなくても、社会全般、人間全般に対する定言はなくても私自身の生活の中からきちんと自分の言葉、意見を見つけ出していける生き方、もともと知識力(記憶力といってもイイ。)に欠けるから、新聞をよんだり、本を読んだり、映画をみたりして、決して早とちりせず、しっかりとした考え方ができたらいいなぁ、残りの人生あとわずかだけど努力してみようというわけで、枕が長くなったが、自分なりの映画の所見に触れてみようと思う。

 私が映画好きになったのは、父親の影響が大である。
映画好きだった父親は、私が子供のころ、私の誕生日とか、クリスマスとか、お正月とかのプレゼントは映画鑑賞だった。
自分ひとりで行くのではなくて、必ず私を連れて行ってくれた。その時は嫌々だったが、今にして思えば、映画のよさを教えてくれたのは感謝している。

 初めて映画館で映画を見たのは、4歳の頃 一緒に住んでいた従姉妹に連れて行ってもらったディズニー映画の「シンデレラ姫」だった。確か銀座の映画館だった。
よく覚えていないのだけど、その時「銀座かんかん娘」を大声で歌ったと後から聞いたから、そうだと思う。
その後 もう一度東京では映画館で父親と見た(映画館は覚えていないが・・)ボブ・ホープの「底抜け二挺拳銃」これはもう少し大きくなっていたので、なんとなく覚えている。
笑い茸を食べさせてインディアンの歯を抜くところはおかしくて大笑いした所を鮮明に覚えている。

 私は今でもそうだけど、映画を見た後映画館から出てきたあの奇妙な気分が好きなのだ。 明るいうちに映画館に入り、見終わって余韻に浸りながら外に出ると、たちまちそこは夜の世界である。見慣れたはずの町並みがなぜか全然知らない町のように思える。現実に戻リ、その風景になじんでいくには少し時間がかかる。
きっとそれは頭の中が映画の世界にすっぽりとはまってしまい、(主人公のヒロインになりきっている私は・・)急に現実に引き戻されたのが対応できずに、虚と(夢)と実(現実)がうまく元の私の頭の中に納まるのに時間がかかったからだと思う。(鈍いからね。)

 夏休みになると思い出すのは、東京の板橋の金沢小学校の校庭で夜を待って、白い幕が張られて映画会があった。これがものすごく楽しみで、その日はとてもいい子にしていた。
いつも見慣れた校庭も夜の雰囲気はまた特別で、広く見えた。
夕ご飯を食べて、母や妹達とうちわを持って出かけていく。蚊との戦いだった気もする。
映画は美空ひばりの「悲しき口笛」や、三益愛子や、松島トモ子の母娘ものだったと思う。
 こういう基盤があって私は映画が大好きになったのだが、映画に関しての所見は、まだまだ書くことがたくさんあり、長くなりそうなので、また続編は気が向いたら・・

 話は変わるが、今日あまりにも姿かたちがみすぼらしかったので、行きつけの美容院に行き、久しぶりにパーマをかけた。(昨日のSちゃんとの写真で気がついた。)
あまり代わり映えはしないが、夕べお客さんに「あんたみたいに後家になってから、おしゃれをしなくなった人も珍しいよ。やはり、客商売なんだけぇ、こまめにお化粧直しをして、こぎれいにしんさい。」
少し反省した私です。

晴れ 33℃ 残暑が厳しい。

うだったけど最高の一日でした。

2006年08月21日 | 木馬の事
 何でもかんでも暑さのせいにする私。
朝から景色がめらめらと燃えてる、キンキン日差しが肌を刺して痛い。「わぁ~なにこの暑さ?」

 いくらなんでも昔はこれほど暑くなかった。汗が流れ落ちる。豊満な胸も豊満な谷間にも・・
 
 そんな今朝のこと。木馬にいつものようにやってきた。流れる汗を冷たいおしぼりで吹き吹き、開店準備、何の変哲もない いつもの朝のはずだった。それが?何と嬉しいことが起こった。

「少し早い?モーニングサービス3ヶお願いします。」
なんと、なんと、Sちゃんと旦那さんの北さんと、お友達が来てくれたのだ。
先日(8/6)のブログに記事の綺麗なSさん。
一緒に記念写真撮ったのだけど、ごめん!許してSちゃん。目隠しは裏切り行為だけど、お客さんが口々に「顔隠せ、見るに耐えられない。使用前、使用後だよ。」
写真は正直だね、決して私の心の中まで写してくれない。(自分で言うのも気が引けるけどけど、綺麗な心、純真な心?を心がけています。写真写りとは関係ないか・・)
 
 Sちゃんは全然以前と変わりないばかりか、益々いいお顔になっている。きっと幸せなんだろうね。それに比べて後家の私はたるむだけたるんで、しまりがなく、もうブスこの上ないから許して!
Sちゃんはとても?歳とは思えないほど若々しいよ。Sちゃん達ご一行が木馬を出てすぐジンちゃんがやって来て、「Sちゃんに会いたかったなぁ。遅かりしうらのすけ・・」と言ってましたよ。

 しかしなんだね、ブスという言葉はすごい。
たった二文字なのにこの言葉の中によくその感じが出ていると感心してしまう。それだけに殺傷力がすごい。あぁ~こんな言葉は使いたくない、決して使いたくないと思っていたが、写真見てたらこの言葉が浮かんできた。少し自分が可愛そうだから、「ブス」でなくて「フス」にしようかな?すこし息が抜けたようで、この方が納得がいく。

 ごめんなさい、話がそれて・・

Sちゃんご一行さまの写真です。左の(水色シャツ)の方は、姫路市北原東574 北原東バス停前でお蕎麦屋さんをしておられる方です。「ふか川」というお蕎麦屋さんで、行列のできるお店として、テレビにも何度も紹介されて、新聞にも何度も載った老舗お蕎麦屋さんのご主人です。
天麩羅がとても美味しいそうです、「もし姫路の方にお出かけの折は“ブレンド日記”を見て来ましたと是非にも行って見てください」。もしかしたら、天麩羅を大盛りにして下さるかも・・ですよ。

 さて暇な木馬の昼下がり。
高校野球に見入っている、しかし私が病にかかっている斉藤投手は、全国のギャル達が騒いでいるんだね。水色ハンカチで汗を拭く斉藤君。おばばの入る隙もないか・・
9回裏、ドラマが待っていた。お膳立ては出来た、駒大のエース田中君との真剣勝負・・・

斉藤君に勝利の女神が輝いた。よかった!よかった!

晴れ ギンギンとジリジリと暑い。34℃ なんとかしてくれ!

もしかして?が当たるかも・・高校野球。

2006年08月20日 | スポーツの事

  この数日間 非常に感情を浪費してしまった。
いや~疲れた。おとなげなくもサイトウ病に取り付かれてしまった私は、高校野球をひつこく見てしまったからなのだ。

 今日決勝を迎えた夏の高校野球。
駒大苫小牧ー早稲田実業の試合は、まったく目が離せずテレビに釘付けとなり、お客さんには大変ご迷惑をおかけいたしました。と言ってもいつものメンバーですけど・・
「19や20の小娘じゃあるまいに、キャーキャー言うんじゃないよ。」罵声を浴びながらも「今日で決着がつく、もうしばらく待って!」これで落ち着いて仕事に戻れる。のはずが・・・
15回延長決着つかず、明日再試合となってしまったのです。
(再試合は第51回大会の松山商―三沢戦以来で大田投手が人気者になったよね。)

 しつこいようだけど早稲田の斉藤投手は、15回、178球を投げぬいた。
スライダー、シュートボールが小気味いいようにバシバシ決まり、16奪三振の好投だった。最後の打者に対するフォークボールは素晴らしかったね。うん、その一瞬(今日の斉藤投手の負けがないと決まった瞬間)甲子園の観衆が集団催眠にでもかかったように斉藤投手の一挙手一投足に見入っていて、どよめきが起こった。私はテレビでその時を見逃さなかったし、感じたもの。可愛いね、はい、しつこいようだけど好みです。(体操の富田選手みたい。)

 といっても苫小牧の田中投手も素晴らしかったし大会3連覇になればそれはそれで素晴らしい。田中投手は3年間も甲子園を経験しているんだし、それに苫小牧には投手は4人いる。早実は一人で、斉藤投手一人で4連投、けっして感情をむき出しにするわけでなく、静かな闘志、しっかりミーハーしている私です。すんません!

 もうここまできたら勝敗にこだわらずに精一杯楽しんで・・いいや、やはり勝利して静かなガッツで頂点に立ってほしい・・

さぁ勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうね。

朝 雨が降った。9時過ぎにあがったら今度は蒸し暑くて、体をもてあましてしまった。あ~やはり夏は嫌いじゃ・・

朝雨、曇り 時々晴れ33℃

今週も頂き物でお料理してみました。

2006年08月19日 | 料理
 今週も頂き物のお野菜で色々と挑戦してみました。

  ◎茄子とかぼちゃのはさみ揚げ。

(材料) 茄子、かぼちゃ、シーチキン、玉葱、パン粉

作り方
ナスは5ミリくらいの輪切りにして、水につけてあく抜きをする。
かぼちゃも同じくらいに切り、チンして少しやわらかくしておく。

今日はシーチキンの缶詰めを使ってみました。
油を切り、玉葱のみじん切り、牛乳でしまらせたパン粉と一緒にこねる。塩コショウで味付けをして、挟む具をつくる。

ナスの水を切り、表面にメリケン粉をつけて、先ほどの具をはさみ、小麦粉、卵にくぐらせてパン粉をつけて、油できつね色になるまで揚げる。

※イリコさんの食した感想。
ボリュームがあり、ナスに挟んでも、かぼちゃに挟んでも、とても美味しい。

 ◎ソーメン瓜と春雨のサラダ。

(材料) 春雨、ソーメン瓜、きゅうり、ニンジン、玉子焼き。しろゴマ。

作り方

春雨を湯がいて水を切る。ソーメン瓜も湯がいて、食べやすいように切る。
卵は、味をつけて、薄焼きにして、細くきる。
きゅうりも細く切る。ニンジンも湯がいて細くきる。今日は蒲鉾を入れてみました。
蒲鉾も細く切る。
ドレッシングをつくる。
お酢、お砂糖、お塩、を混ぜて作り、しろゴマと一緒に合える。

※イリコさんの食した感想。
春雨の酢の物(サラダ)はもともと大好きなので、色合えといい、ソーメン瓜のシャキシャキな食感といい、とても美味しかったです。

◎かぼちゃのヨーグルトドレッシング和え。

(材料)かぼちゃ、玉葱、ヨーグルト、マヨネーズ。

作り方
かぼちゃに塩を振り 電子レンジでチンしてやわらかくする。
玉葱のみじん切り、ヨーグルト(甘みのないの)マヨネーズレモン汁少々、塩 胡椒でドレッシングを作り、かぼちゃにかけていただく。

※イリコさんの食した感想。
ヨーグルトドレッシングが、かぼちゃの甘みとよくあってとても美味しかったです。

◎ ピーマンと、ししとうの佃煮。

(材料)ししとう、ピーマン、お醤油、ゴマ

作り方
ししとう、ピーマンを、細長く切る。しし唐の種はとる。
油で炒めて、お醤油、お酒で煮からめる。ゴマを振る。

※イリコさんの食した感想。
これが、暑い夏にぴったり、ピリからで、熱々のご飯と一緒に食べたらものすごく美味しい、いくらでもご飯が入ります。

ばらしちゃおう!
 今朝 イリコさんは、玉葱のお味噌汁に卵を落としたら、汁けがなくなり旦那さんに「こんな味噌汁見たことない。これは玉葱の卵とじだ。」と怒られたといっていた。
それを聞いたトンボが、「イリコは、何にも満足に出来ないのだね、○○だけでカドを北海道くんだりから引っ張ってきたんだね。よほど○○の相性が良いんだろうね。」
 当然イリコさんに孫の手で叩かれていました。
「このスケベェ不良おやじが・・」
おろかなトンボです。

曇りのち晴れ時々小雨。 31℃ 蒸し暑い。台風の影響か・・

やっと雨が降った今日の木馬。

2006年08月18日 | 木馬の事
  のっけから、お見苦しいものお見せして申し訳ありません。

実は、私と同じ悩みを持つ姪のなにわ猫さんが、先日帰省した時に「おばちゃんにこれを見せようと思って、足の悩みにお勧めよ。」とこの5本指のサポーターのようなものを履いて来たのだ。

 江津のお店で探してみてくれたけど、ないらしくて、置いて帰ってくれた。
早速 今朝からためしてみた。うん!いいじゃん、いい塩梅じゃん!
私の場合、足の裏全体に汗をかくのだけど、半分防げる。
なにわ猫さんありがとう。でも通販にも売ってないし、どこに行けば買えるの?

 さて台風10号の影響で少し気温が下がり、雨も25日ぶりにお湿り程度ではあるが降りだした小雨の昼下がり、

国道を挟んでお向かいの昨年お亡くなりになったIさんの大阪のチビちゃんたちが、やってきた。
「おばちゃんと、お姉ちゃんに会いたくてやっと来れた。」
大きくなったね。
来てくれてありがとう。

 そんな店内は高校野球で盛り上がっている。
今年の大会は例年にないほど打者優位の大会らしい。
とにかくホームランが多いし、逆転に告ぐ逆転で、まったく目が離せないほど面白い。9回の裏に同点になり、再逆転したり、もう「え~ッ」という試合ばかり。
増量バットに筋肉が対応してきたとも、酷暑で投手の調整が困難とも色々言われてきているが、やはり高校野球は、若さよ。

 連日お客さんの相手も上の空で、見入っている。
「そのちゃん、コーヒー2つよ。」「ちゃんと言ってよ。一つはアイスコーヒーじゃないの?」イリコさんとのちぐはぐなやり取りに、
「あんたも それくらい商売を大事にしたらもっと儲かるのにね。」いやみを言われながら、それでも無視して、ぽーっ!

私は楽しみを見つけたのです。
春の大会にも出ていたが、成長著しい早稲田実業の斉藤祐樹投手。
淡々と、飄々と一人で、猛暑のグラウンドで投げ抜いている。いいねぇ、格好いいねぇ。
言っているうちにドンドン勝ち抜いて(投げ抜いて)とうとうベスト4だよ。
今日も10三振を奪い、3試合連続完投した。
当人は終始冷静(に見えたが・・)目元涼しくいかにも都会的な優男。荒木大輔以来のベスト4らしいが、こちらのほうがいい男だよ。すいません、これまた好みです・・

とは言え「こういう男の子とお近づきになりたいわ!(そんなずうずうしいことは言いませんが)」ではなくて、「こんな男の子が孫ならいいなぁ」的なそういう気持ちで応援しているのですけどね。
今をさかのぼる事 うん十年前は、お近づき的な気持ちも多々ありましたが、さすがにおトシで、もうそんな熱い気持ちは萎えました。ハイ。

明日も また応援できる、気になる、ひょっとしたら、ひょっとするかも?ですよ。

曇り 後雨 28℃ 夕方から本降り。25日ぶりらしい。

江の川花火大会。

2006年08月17日 | 四方山話
 江の川祭りの花火大会。
8月16日の夜、江の川で6000発の花火が打ち上げられた。トンボが医療関係の夜勤の仕事の合間に撮影してくれた。
 
風が強くて、打ち上げ時間ギリギリまで様子を見ていたらしいが、なんとか、無事花火大会は終了した。
風で煙が流れて、昨年よりうまく見えなかったと見物に行ったお客さんは言っていたけど、これで毎年恒例の江の川祭りも終わって、夏休みも後わずかになった。
(写真をクリックしてみてください。)

*****
 
 さて今日の事 トンボが「この店は満ちるのも早いが引き潮も早いね、もう帰省客の団体で沸かんのだね。相変わらずゆったりとした時間が流れている、」と憎まれ口を言いながらやって来て、いつもの席で居座っている昼下がり、
 「こんにちわ!」ニコニコしながら若いご婦人が二人入ってきた。あきらかに私に向かって笑顔で挨拶をしている。

 さぁ 私のトチ狂った脳内コンピューターが、フル活動をする。パチパチ、パチパチ、カチャ、カチャ、カチャ・・繋がらない、困った。

イリコさんが、オーダーを聞く、注文の品を作る。まだ繋がらない。
「あみ の同級生だろうか?」と独り言を言ったら、

トンボがすかさず「あみちゃんの同級生じゃないよ。そんなに若くないよ。」そして指を3本立てて「これじゃないよ。」次に指を3本と5本立てて、「これは超えてるよ。」・・失礼な・・
そうかぁ~。じゃ愛想無しの同級生か?うん?なんとなく、もしかして?そうか~。
やっと繋がった。○城さんと、○○原さんだ!
夏川りみに似ているほうが、「たまには帰ってきます?S山君は・・」と聞く。
「愛想無しは、三行半を突きつけてから、帰って来ません。」といったら笑っていた。
村上里佳子に似ているほうが、「Mちゃん(なにわ猫さんの事)は帰ってきます?」
なにわ猫さんは、この前帰ってたけど14日に大阪に帰ったよ。」
そうか~帰ってたんだ・・そういってたよ。なにわ猫さん!

話はコロッと変わるが、夕べ花火のドンドンという音を聞きながら、サッカーのアジアカップの予選のイエメン戦をみた。
オシムジャパンは、若い選手ばかりで、格下チームのイエメン戦だから、圧勝だろうと高を括っていたが、必死で守ろうとしている相手チームに意味もなくボールを後方に下げて、その間に相手に守りの形を作られてしまう、33本のシュートラッシュにもかかわらずゴールネットに嫌われて得点に結びつかず、もう~、ああぁ~、ため息のラッシュ。私がですが。
 
後半25分阿部のゴールと、最後に佐藤のゴールで2点目を決めたけど、う~ん、不完全燃焼の試合だったなぁ。オシム監督も渋い顔してた。

 でもオシム監督、どちらかというとロバート・デニーロを少し太くしたような、渋くていい男。はい、好み・・

晴れ 午後少し雨 少し曇り。32℃ 蒸し暑い。

8月15日に寄せて・・

2006年08月16日 | 四方山話
 う~ん、散々迷ったんだけど、(生半可な知識で生意気じゃないかと・・)やはり、書くことにした。

8月15日 終戦記念日。
思っていた通り 小泉首相がこの日靖国神社を参拝した。
「いつ行っても批判を受ける、ならば今日が適切な日ではないか・・」
小泉劇場のフィナーレは小泉美学の自画自賛のパフォーマンスに見えた。

 昇殿参拝方式をとり、「内閣総理大臣 小泉純一郎」と記帳したらしい。
単純思考回路の私は難しいことはわからないが、赤紙一枚で戦場に送られ、しかも片道燃料、おまけに命と引き換えに敵艦に突入して若い命を無駄死にさせられた一兵卒と、それをさせたA級戦犯が同じところに神として祭られているところに、一国の総理が参拝しそれを、心の問題、として片付けてしまうにはあまりにも狭量さが目につく。

 昨日の続きじゃないが、子が親を殺す、親が子を殺す、そんな殺伐とした今の世の中、当時家族を守るため戦った兵士たちのことを考えたら、複雑な気持ちになるのも無理はないと、思うのだが・・

 話は少し変わるが、義父(夫の父)は、終戦間際の20年3月にフィリッピン沖で戦死した。
義母は「戦死の通報を受けても、子供たち5人を育てていかなければならないので、悲しんでる暇はなかったよ、当時国から1000円の見舞金をもらったが、いつの間にかなくなってしまった。」
そうは言っても、「毎晩お仏壇の前に座れば『戦争がなければこんなことにならなかったのに。』と涙が止まらなかった、子供の前では見せられなかったけど、」
そういってたが、三十路半ばで後家になり、子供を育てていくのは本当に大変だったろう。戦争を体験している人は強い、到底私には真似できない、義母には頭が下がる思いだった。
そして、戦後すぐに浜田にも天皇陛下が来られたらしい、しかし決して義母は顔を見に行かなかったらしい。

それでというわけじゃないけど、私の愛読書「戦中派不戦日記」の昭和20年8月15日を読んでみた。

8月15日 炎天
 帝国ツイニ敵ニ屈ス。
これだけ記されていた。この短い文章の中にすべての気持ちが込められている、そう思った。

ちなみに前日の14日の書き出しが
国難!幼い日にきいたこの言葉は、何という壮絶な響きを含んでいたろうか。国難!今呼んで見て、それは何という恐ろしい言葉だろう云々・・

戦争は嫌だ、二度としてはいけない。
そんな思いの複雑な日でした。
晴れ 33℃ 炎天。

ジュラシックパークが実現するかも?

2006年08月15日 | 四方山話
 自分でもしつこいと思うけど、これしかない暑い。
髪の毛の首に引っ付いているところが汗で湿って水滴が落ちる。水滴と言っても汗だけど・・
こんなに汗をかくのは、近来まれに見る現象と言うことは更年期障害か・・まぁなんでもいいけど暑い。
 
 買出しの途中、運動公演の入り口に夾竹桃が咲いていた。写真を撮ろうとしたけど、電池切れで残念。
淡いピンク、濃いピンク、しろ、真っ赤もある。風に吹かれて、「たわわ」にゆれていたけど、夾竹桃にこんないろんな色があるとは、今の今まで、花が咲くまで気がつかなかったなぁ。
夾竹桃は、毒があるから触ってはいけないと子供のころ言われたが、潮風が吹こうが、雨が降らずに干からびていようが、太陽ががんがんと照らしてくれようが、人間様が暑さでダウンしそうな時でも、太陽に向かって勢いよく咲くさまは、立派ではある。
つい花を見上げて独り言。「あんたは 偉いねぇ・・」

 さて、話はコロッと変わるが、このところ家庭内のもめごとがもとで殺人事件が多発しているように思う。
新聞を開くと必ずどこかにこの手の記事を見つける。
小さな扱いだが今日も出ていた。
『両親が21歳長女殺害』暴力振るわれ計画したと・・
子供が家に火をつけて母親や姉妹を殺したり、母親がわが子を殺したり、もちろんそれぞれの事件は何の関係もないのだが、こう毎日続くとやはり、変だな、おかしくなってるなと思わずにはいられない。
 それぞれの事件には当事者にしてみれば、やむにやまれぬ事情があったかもしれないが、それがそのままなんの考えもなしに殺人へと進んで行くところが異常だと思う。

 私は 家の造りに問題があると思うと、えらっそうなことを書くが、あながち間違いではないような気がする。(建築士の妻暦30年ですから・・)

 家庭が外部と遮断されて、家庭内だけで顔をつき合わせていて、一旦不幸な思いや悪い空気が生じると、たちまち充満して、時がたつにつれてその思いの濃度がどんどん濃いくなり、一発触発となる。
それには、子供たちがそれぞれの部屋に鍵をかけて、家族それぞれ、密室化して空気の入れ替えが出来ない。
私など貧乏していたから、個人の自分の部屋はとうとういまだにない。
子供のときは3人姉妹で同じ部屋だった。

  縁側のある家、縁側で夕涼みができる家、こんな家は機能的に悪いのかもしれないけど、血縁共同体や地域共同体のしがらみが鬱陶しくて核家族化した結果が悪いほうにいったのではないだろうか?と・・すんません!えらっそうに・・

 長くなるがもう一つ面白い記事を見つけたので、もうしばらくお付き合いを・・
『精子 体ごと冷凍保存』
マウスの体や精巣をそのまま凍結保存し、解凍後にとりだした精子を使って子供を誕生させることに、成功したとの記事だ。
15年間零下20度の冷凍庫に体ごと保存されていたマウス二匹を解凍、精子を回収して受精を行ったところ27匹の子供が誕生したらしい。
このことにより、永久凍土に眠る絶滅動物の精子を近縁種の卵子にいれ、子供を誕生させることも夢ではないと記事は伝えていた。

え~っ!ジュラシックパークの世界が本当になるんだ。
私はこういう話は好き。こういうのなんだか夢があると思わない?

晴れ 34℃

お盆の出来事。その2は二 転三転・・

2006年08月14日 | 私ごと
  連日 33度だの34度だのという日が続いている。いくらなんでも昔はこんなに暑くはなかった。
こんな田舎でもヒートアイランド現象が起きているのだろうか?
そんなことを考えながら、孫たちも今日帰るので、朝早いうちに汗だらだら掻きながら、片付け始めた。
 おもちゃやら、紙くずやら、もうッ!片付けても、片付けても、はしから汚してくれる。

 持ち帰る荷物、忘れ物がないように玄関先まで出して、来る時より荷物が増えるのは当然よね。あれもこれも持たせたくて積み込むから。

安光姫は昨日の着たものを洗濯して持ち帰らせるため 朝のうちに干してくれてた。

 さぁ ガソリンも満タンにして朝食を済ませて出かけようとしたら、安光姫が、なんだか暑いし風邪気味だから、今日は行くのをやめると言い出した。張り切ってくだびれたのだろう。
それでは私も防府行きを中止しようかと迷ったが、これといった用事もないし行く方向で話を進める。

  私が一人で車で行くと、帰りが心配だと娘は言う。(まったく信用されてない)
Y君の車で、一緒に行き、帰りは防府駅まで送るから汽車にしたら?と話し合いで決まった。
汽車の旅も久しぶりだし これもまたいいなぁ。
汽車に乗ってる自分の姿を想像する。文庫本を持っていこう、じゃバックも少しおしゃれなのを、そうだこの前東京に行ったとき使ったショルダーにしよう。
駅で駅弁を買って乗り込もう、向かいの席にいい男でもいたら大変だから、お化粧道具も持っていこう等々。
想像力を膨らましている時、サンコー夫人からメールが入った。
「家族で、下関の海遊館に行くところよ、車のトラブルがあったら、連絡してね、同じ山口県だからすぐにはせ参じるから・・」

ちょっと待って、下関に向かっている?
かくかくしかじかと、今自分の状況を説明して、帰りに防府で拾ってもらうことに決定。
よって汽車の一人旅は消滅。
 色々あったけど、Y君の車に荷物や孫と一緒に乗り込んだ。少し窮屈だけど我慢、我慢。
途中 益田の私の一番下の妹のマンションに寄る。
あみの従姉妹で私の姪が、やはり二人目を出産して里帰りしていたので、顔を見に行く。
こちらは上が男の子、下は女の子であみは羨ましがっていた。小一時間ばかりお邪魔して、防府に向けて出発した。

 今日のドライブコースは国道9号線で防府まで行くのではなくて、途中徳地から国道489号線を通る。
途中、あちこちで、盆踊りのヤグラが作られていて、ちょうちんがぶら下がっていたのがお盆だなぁと思った。
この道は初めて通る道路だけど、緑が多くて、車が少なくて、いい道。
大原湖に注ぐ佐波川は、(鮎釣り名人の電工のMさんが、この川は鮎も名物で水か綺麗だからいい鮎が釣れると言ってた。)一級河川の看板があり、水が綺麗で、大原湖のほとりには桜の木と思しき木立が、緑の葉を風になびかせていた。ここは桜のお花見の穴場らしい。
急な雨でも降ったのだろう、道路はぬれて光っているし、山々の木の葉は水浴びをしてキラキラ輝いていた。
既にコスモスも咲いていたし、稲穂は少し色ずいて見えた。こんなに暑くても秋はそこまで来ているのだなぁ。

 この道を走ると30分早く防府に着くらしい。
二時半ごろ防府に到着。やはりここも暑い。
歓待してくださり、今日は運転じゃないからと冷たく冷えたビールなど出してくださる。
嫌いじゃないし、まぁいいかぁ~。

 5時ごろ「防府西インターを降りて、2号線の防府の看板のところにいる」とサンコー夫人から連絡があり、そこまで連れて行ってもらって、無事保護された私は、すでにいい気分。

暑くて長い一日はこのようにして終わったのです。

写真は防府Kさん宅の裏の山々です。

晴れ 33℃

追記
 昨日サンコー一家さんに大変お世話になったのだが、サンコー一家さんが行こうとしていた海遊館は、その夜、花火大会があり(門司と下関の関門海峡の両方から打ちあげられたらしい。)120万人の人出だったとかテレビでいってた。
1万2千発の花火に120万人の人出。規模が違う。結局車の渋滞に巻き込まれて海遊館に行けなかったらしい。