祭りの風が吹く。霜月の一番初めは、晩秋の風に乗って、祭りの薫りがする。
今晩から、都野津の秋祭りだ。
昔は、レインボーが、巫女の舞でおみこしの前に舞っていたので、ついて歩いたりしていた。
最近は雨に降られたり、風に吹かれたり、散々のお祭りだったが、今年はお天気に恵まれた様子。
鯖寿司を作った。
もうすぐ、今年も終わる。
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今日 食品衛生協会による、講習会と営業許可書の5年切り替えが、午後2時からあり、保険センターに出かけた。
営業許可証が1万6千円 申請手数料が1万円 講習料が2千2百円合計で2万8千2百円。
これだけお金を払って、先5年間営業が許可される。厚生省の天下りの先の食品衛生協会、行政改革など何処吹く風・・?
二時少し前に会場に入ったので、一番前の席しか空いてなくて、仕方なくそこに座った。
前半の講習は、テキストにしたがって、食中毒の話だった。「腸炎ビブリオ」「黄色ブドウ球菌」とかに始まりO157、ノロウイルスの説明をうらなりのような面長の栄養失調男が説明。これには笑った。ピッタリ!
後半は、はかせたろうバリの見るからに保険所に不向きな長髪男が、小声で、テキストを読むだけ、これには隣のおじさん居眠りしていた。
早く読め、早く読んで終われ、とばかりに睨んでいたら、手の平の小指の下の方にほくろを見つけた。私の目が物語ったのが通じたのか、予定より一時間も早く終わった。
「皆さん 早く帰りたいようですから、帰ってしっかりテキストを読んでください。」
よし、よし、と大きくうなづいた私。
この時間の無駄な(テキスト読むだけだから)講習会で一つだけ学習したことは、消費期限と賞味期限があること。
某スーパーの店長が半額シールを、お刺身とか、お惣菜とかつけるのは、消費期限切れであり、店頭のワゴンに入ったカレーのルーとか、ドレッシングの半額は、賞味期限切れであること。
ところが、この後が腹が立った。
「皆さん、講習会で座ったイスとテーブルを片付けて帰ってください。」
講習料をはらっているのに、4人もいる保険所の職員で片付けたらと思った。
タダで講習してくれてる訳ではないのだ。2千2百円も読むだけで取っておきながら・・・
嫌とかではない。自分達は手伝うどころか、お金の勘定に一生懸命。(我々が払った手数料)
この何もしない公務員体質が日本をダメにしているとプンプン怒りながら帰ったら、トンボがコーヒー飲まずに待っていてくれた。
「そのちゃん、今日のコーヒー少し苦くない?」
「苦くないよ、美味しいと思ってのめば、何でも美味しいよ。」
「この店は、絶対にすいません、入れ替えましょうか?とはいわん。」
それにしてもよく腹を立てるおばさんです。
晴れ 23℃朝放射冷却で16℃