ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

往復エッセイ

2010年08月20日 | 四方山話
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                              高砂ユリ

 朝陽に輝いていた高砂ユリです。
たったひと茎なのですが、当店とお隣のスーパークリーニングの間の細い空き地に どこからか飛んできた種が花を咲かせたようです。

よくよく見ると、鉄砲ユリと形はそっくりなのに、あの百合の独特の芳香な香りがないぶん、ひっそりとそれでいて存在感を示す、暑い夏に奮い立たせてくれるような、くどすぎず、甘すぎない 花だなぁと思う。
私の毎日の絵日記のようなブログを飾ってくれてありがとう。

お隣の壁に影が映った姿が 天然のスポットライトを浴びて 今まさに舞台の中央に出ようとしているようで、なんとも言えず幻想的だったので、シャッターを押してみました。

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 お盆が過ぎたというのに、暑いのなんのって、毎日汗びっしょり、夏嫌いの私は”青菜に塩”状態です。
世の中、地球温暖化で異常気象だと騒いでいるけど、毎日暑い暑いといっていていいのかね、そう思っていたら、「週刊現代」にエッセイを連載中の落語家立川談志が「地球温暖化」だと、笑わせやがる。早い話寒いより暖ったかいほうがいいに決まっている。
第一寒いと風邪を引く。氷屋が儲からないし、冷蔵庫も売れない。暖ったかけりゃ裸で暮らせる。貧乏人にゃもってこいだ。裸一貫とか、裸で話し合おうなんざァ暖かくなきゃ出来っこない。と書いている。

その立川談志が、同じ週刊誌でやはりエッセイを書いている伊集院静に呼び掛けていた。
こういう往復エッセイというのは面白いし、楽しい。

それによると、世の中平和で書くネタがないからと、伊集院さんに「ご近所に店だしている伊集院さん(同じ週刊誌で連載エッセイ書いているので)、どうしてますか。連載書いたり本を書いたりですからお元気なのでしょう。病後にお見舞いをいただき、遅ればせながら御礼を申し上げます。それも大金で、から始まり、噂できくところによると、野球賭博、大相撲の連中を操ったのも全部伊集院さんがやった事だとか すごいことをやってますねぇ 相変わらず。
今度また何かをしかける時は是非誘ってください。見つかったっていいですよ、小説家も芸人も一度は刑務所に入らないと一人前になれないそうです。なんてバカ出たこと書いていた。

翌週の号にその返事があり、イジュ公(立川さんはこう呼んでいるらしい。)は・・・
談志師匠、暑中お見舞い。私に気遣っていただき、それが冗談に聞こえないというのが、私の過去のどうしようもないところでして・・・・・・
~云々 最後に自分の事は棚にあげて、正義を振りかざす輩を 私は嘘つきと呼ぶ。としめてあったがこれが談志師匠の事ではない。世の若者たちに言ってることで、中々面白い。
週刊現代の夏の合併号ですから、お読みになりたい方は 木馬にありますので是非どうぞ。

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