曇りの比較的暖かい朝 これから大時化で、爆弾低気圧が日本列島を襲うとテレビの天気予報士が報道していた。
え~また風?でもそういわれてもどうする事も出来ないし、ただあの恐怖の季節風にじっと耐えるしかないのだこの地方の人々は。
異常気象で 年々記録更新をしている風速。
台風なら精々我慢しても一日くらいだけど、この季節の台風並みの季節風は 何日でも吹き続けるのだ。
公務員のKさんが言った。「私は あの風が吹くと心臓が止まりそうになる。それでなくても心臓に爆弾抱えているのに、爆弾低気圧なんて本当にいやだ。」
で暇な木馬で ただいまみんなと爆弾低気圧襲来待ちの状態です。
そんな中 嘉久志の日本海に写真を撮影に行く。だってしんさんに、「写真がいいですね。」と誉られたんですもの、頑張らなくちゃね。(写真をクリックしてください。)
でも昼過ぎは風もあまりなく、時に薄日がさし、撮影に影響なしとみた。
新川河口は 川底まで透けて見えて、ゴミが底に散らばっているのが見えた。枯れ緑色の水は 皺を寄せた気むずかしい老人のおでこみたいに見えたが、テトラポットに返す波も今のところは、普段と変わりなかった。
某スーパーの店長のマンションはこの新川河口の日本海がすぐ見えるところにある。
「よく住んでいるね。」といったら、「家賃が安いからね。でも網戸は毎年 ぶっ飛ぶし、換気扇は電気入れなくてもくるくる回るし、波しぶきは窓ガラスに掛かるし、二重サッシになっているが、家中砂がざらざらよ。こんな夜は早寝よ。」と言っていた。
そして店長はさらに言った。
「わしは 風も嫌だが、掃除がまだ嫌いよ。」
「店長、じゃ大風の日に窓と玄関のドアを両方開けっ放しにしていたら?そうすれば、ゴミも風が綺麗にしてくれるよ。」
我ながら、いいアドバイスをしたと今でも思っております。
店長もまんざらでもないような顔してました。
夕方からやって来ました。爆弾低気圧が・・10℃ 雨 大風 恐いです。