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ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

ただいまぁ…

2010年11月22日 | 私ごと
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 ミステリアスな旅から無事帰ってまいりました。
写真は早朝のJR塚口駅から見えた朝日です。

夜行バスでハービス大阪に着いたのは、朝6:38分
JRの梅田駅で、塚口までの切符を販売機で買い、駅員のいる改札口で聞くと、まぁ 田舎のおばさんが迷わないように、懇切丁寧に教えてくれます。
「この階段を昇り、4番ホームに今快速が入っていますので 急いでそれに乗ってください。3番目で降りるんですよ。」と・・・

というわけで、 塚口駅まで迎えに来てもらい、パラサイト一家の引っ越し荷物でごった返している新居に着いたのです。
新居といったって平たく言えば社宅を変わったということで、前の2DKが3LDKになって、子供部屋の確保ができて めでたしめでたしと相成ったわけです。
新マンションは3階の角部屋で 明るくて広くて見晴らしもよく、とっても環境もいいのです、この部屋に住めるための抽選が大変だったと、パラサイト娘は口をとがらせていかにも自分の手柄のように言ってました。
 
片づけて掃除して、あらかた目処がついたところで、足りないものをそろえる為、南港にあるIKEAに行った。

  インテリア家具の安いこと安いこと。
あまりの安さに、見るものすべて欲しくなる。そして人の多い事。
ファーストフードも安い。チキンも、ミードボールも、ペンネも・・・
お腹いっぱい食べても2・3千円くらいで済む。
孫たちが食べてるソフトクリームも50円です。

やはり商売するなら人口の多い都会でしなくちゃ ダメですよね。

そして帰りこれまた外資系の会員制のスーパー『コストコ』に行く。ここらの卸業者も真っ青のなるくらいの低価格。
コンソメースープも、パンも、ジャムも、黒毛和牛肉だって、安い。目を皿のようにして見て回ったけど、近くにこんなスーパーがあればもう少し木馬の仕入れ価格を抑えることが出来るのに。返す返すも残念。

 ←しかしこんな店が進出してくると、UCCも大変だろうなぁ…
 
値段が安過ぎるのも考え物ですよね。ついつい 余分な物まで買ってしまいそうで怖い。
さ、早く帰って片づけてしまおう。

今日はパパのお誕生日だから家族パーティです。
メニューのメインディッシュは、まゆパパに頂いたイカの刺身とぶりの刺身、オニオンスープに、イカの辛子めんたい和え、チキンの丸焼きに、お寿司です。

 

こうして暖かい夜はふけて行きました。

 光の巣箱。

それそれ皆違う生活の空間があるのでしょうね。

雲りのち雨 17℃

ミステリアスな旅

2010年11月19日 | 私ごと
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 古いものと新しいものが共存する街というのは、なぜか、文化的水準がとても高い。
そういうものに直接触れる為 ちょっと出かけてきます。

今回この旅を計画するにあたり、親の口から言うのもはばかれらますが、非常に出来の悪い もとへ、出来の良い頼りになるパラサイト娘に「これこれこういう旅をしようと計画しているんだけど、JR大阪駅から行くには なに色の電車にのったらいい?」と相談しました。ところが・・・

「え?子供じゃあるまいに、口があるでしょう、口が。誰かに聞けばいいじゃん。」
「早朝になるけど、聞く人がおるだろうか?」
「大阪でしょう、都野津じゃないんよ。誰でもいるわね。自分でちゃんと行く練習しんさい。どうしてもわからんだったら電話して。私も忙しいんよ、引っ越しやらなんやらで・・」
なんとも優しく暖かい 親思いの返事。
「そうかい、そうかい、わかりました。自慢じゃないが私は筋金入りの方向音痴なんよ。曽根崎署からセンスのいい”迷いばあさん”預かっていますから受け取りに来てください。と電話がかかった時は宜しく!」センスのいいだけは余分かぁ、ま、いいや誰も見ていないんだから・・・

草鞋をはくものひと騒動、大変ですが、一歩踏み出さない事には何事もはじまりません。
頑張ろう!!エイエイオー!!

というわけで、この拙い”ブレンド日記”を毎日を読んでくださってる日本全国の多くの方々、(いつも感謝しています。)二日間更新ができませんが、月曜日に無事帰りつくことができましたら また、旅日記などアップしたいと思いますので、是非覗いてみてください。
ヨロシクです。

一昨日 ドジをして、少し怪我をしたのですが、といっても そう大層なことではないので 足や手にバンドエイドいっぱい貼って、それでは行ってきまーす。

晴れ 16℃

適わぬまでも一矢報いて

2010年11月12日 | 私ごと
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騙されてはいけません。これは月ではなく、太陽。
沈みゆくものではなくて 昇りゆくものなのです。

江津市の嘉久志界隈では朝陽は、星高山から覗くのです。

                         

朝店に来て、バタバタしていたらたちまち朝日は雲にかき消されそいうになっていた。
意地悪な雲は惜しげもなく 降り注ごうとする光を包みこもうとする。。待って!
すべてを包み込み、溶かそうとするかのように。待って、待ってよ。カメラに収めるから・・・

この後 町全体は薄暗くなり、小雨が降り出したのです。(11/11日です。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 スポーツ紙で面白い記事を見つけた。
香川県三豊市の椎茸栽培農家の作業場約500メートルが全焼した。
火付け人はなんと、ゴキブリだそうな。

なんでも農家の人がゴキブリを駆除しようと、アルコールを巻いて駆除しようと火をつけたところ、体に火の付いたゴキブリが、熱い熱いと言ったかどうかわからないが 建物の断熱材の裏側などに逃げ回って引火したとか。
ゴキブリの体ってなんか脂ぎっていて、火をつけたら燃えそうだなといつも思っていたので、やっぱり、と思ってこの記事を読んだのです。

適わぬまでも一矢報いてですね。

雲り時々うす晴れ 19-11℃  黄砂。

俄か管理栄養士の愚痴ですが・・・

2010年11月10日 | 私ごと
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 朝 出勤して覗いたカウンターからの窓。11月9日のことです。

不穏な雲の向こうに、かすかな朝日。
巨大な雲は、小さな雲を吸い上げようとして、小さな竜巻をこしらえる。
喰うか喰われるか、の、せめぎあい。
大きな雲がその手を離し、ちぎれるように分かれていく。
と、光が。
山の木々は大揺れ、何かに引っ張られるように 右に左に揺れ、まるで山が動いているよう。

今シーズン初の冬型低気圧のお出ましで、江津地方は昨日から今日にいたるまで なんと一晩じゅう、びょうびょう、ごうごうと風が吹きまくり、とたん屋根はバタバタ、電線はひゅうひゅう、台風より怖い季節風です。
植木鉢はみなひっくり返っています。
今日は治まってくれればいいが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 さて。
今日の日記は、私的な話で申し訳ないのですが・・・

俄か栄養士の私が、安光姫の糖尿病性腎症の食事を作り始めて半年が過ぎた。
最初のうちは 低タンパク料理のレシピ本や、腎臓病のレシピ本に首っきりで やれ、何カロリーだの、食品交換表だの、何単位だのと、もう本当に何度も投げ出しそうになったけど、大分慣れてきて最近は目分量でもちゃんとgがわかるようになってきた。
塩分濃度も自分の舌でわかるようになってきた。
カリウムだってどうすれば制限できるか、肉や魚が大好きな母にノンカロリーのこんにゃくや、春雨や葛切りで量を増やし、ミンチにした肉と炒めたり、豚バラ肉にこんにゃくを巻いたりして、低タンパク料理も作れるようになってきた。
腎症には絶対に食べられない食材も頭に入ってきたし。
初めのうちはまずくて食べられないといっていた煮物料理も、「最近はホント美味しい。」といってくれる。
しっかり取ったカツオ節とイリコの出汁で、食材をじっくりと薄味で煮るとコクが出てくるということもわかってきた。
昨年の今頃は「もう私もそう長くは生きられないかもしれない。」など弱音を吐いていたが、ここにきて「あと二、三年は生きられそう。何でも美味しく食べられるから」など、もぐもぐしながら嘯く。

一月に一回の定期健診でも、「腎臓もちゃんと働いています。トイレが近いのは歳のせいです。『このままいけば透析しなくても済みそうですよ。』と先生に褒められたから、もうお寿司とか、ステーキとか食べていいんだろうか?たまには食べたい、夢にまで出てくる。あんたの作ってくれた分量じゃお腹がすいてたまらん。」などと,料理番組を見ながら言う。
「バカなこと言うんじゃないよ。それに料理番組なんかみなさんな。この病は完治なんてことはないんだけぇね。私の食事管理がちゃんと生き届いているから調子いいんでしょうに、感謝しんさい。分量だってちゃんと1500カロリー以内にしてあるんだからね。運動もせんで、これ以上食べると太って足腰がやられるよ。」とたしなめていますが、どうも食いしん坊は母方の遺伝みたい。・・・。
いくら頑張ったって 生きてきただけ生きられるわけないし、先が見えているのだから 食べるものくらい好きにさせてあげたいとは思うけど、それでも好き勝手に食べて透析するようになったら介護する方も大変だから、ここは心を鬼にしても食べさせられない。

そんな母が一番喜び、私も楽なのが鍋なのだ。
白菜や春菊や大根を合計で100グラムちゃんとボイルする。
お豆腐二切れ、お魚でも豚肉でもどちらでも60グラム。しらたきたっぷりになめこ少々、カツオ節の出汁と一緒にこれらの材料を一人用土鍋に入れて、出汁割ポン酢で食べるのだ。
寒くなるとなべが一番、お腹もいっぱいになるし温まるし美味しい、といいながら出汁まで綺麗に飲みほしている。なにしろ食欲旺盛なので、春雨とか葛切りとか、糸こんにゃくとかで量をごまかして食べさせているのだ。
一週間に二回くらいお鍋料理をしている。

食べることが好きで、食べる事しか楽しみがないのに、それを制限されるなんて、自業自得とはいえ大変。
私もアルコールを制限されたらもう死んだ方がいいもんね。

今のところ私のカラダは順調のはず。
お酒も美味しい、ご飯も美味しい。

病気にだけは気をつけなければ、家族みんなに迷惑かけるからね。

雲り時々薄晴れ 12℃ 大風台風並み

倉敷美観地区

2010年10月19日 | 私ごと
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 昨日に引き続き倉敷物語です。

車で3時間半走り、倉敷の町に入ったとたん、高層ビルの群立が車窓から見えて「大きな町だなぁ、都会だなぁ」と思った。
そして優れ物のカーナビゲーションは今回の目的地倉敷美観地区へ案内してくれた。

たまたまこの日はこの地区の秋祭りと重なったのか、人も多いし、お神輿が立ち往生していたりで、ワイワイしていた。

 
この面白い顔の面をかぶった若者(?)が手にした赤いセンスを子供の頭にのせるとご利益があるのか、子供はまるで、なまはげのように泣きじゃくっていたり尻込みしていたり・・・
このあまりにも有名な「白壁の町」「文化の町」としての「倉敷エリア」での出来事でした。

 江戸時代、天領として栄えた商人の町でもあり、大森銀山を少し大きくしたような感じの町並みが続いていた。
古きよき情緒を今も色濃く受け継いでる…。白壁の屋敷、町の建築様式に息づく江戸の風情、倉敷川沿いの柳並木…そんな倉敷の象徴的な風景は、いつの季節もそれぞれ情緒があっていいのだろうな。いつか又 是非来てみたい。そんな気にさせられた。

   

   

白壁と青い空、川にしだれる柳の色彩のコントラストが綺麗な街です。

いずれにしても大原美術館をはじめ、倉敷の街には倉防、いわゆる大原家の財力とそれだけつぎ込む興味性の結合の産物があちこちにあり、それが、重要な観光資源になっているのだ。
本当にうらやましい。(鳥取県の境港の水木ロードも規模は小さいけれど似ている。)

大原総一朗の趣味の良さが今でも倉敷という街を、独特な気高い街にしているのだ。
してみると、真の金持ちとは、懐の大きい、センスのいい、頭のいい人でないと、全部自分で仕舞い込んでしまったら、こんな素敵な街はできなかっただろうね。
大原さんが自分の私利私欲ばかり追っていなかったから、こんなに素晴らしい文化遺産のパトロンとなって地元に還元してくれているのだ。

お金に縁がないからそんな勝手なこと言う私です。

雲り時々晴れ 22℃

追記
行きはよいよい帰りは怖い、で、帰りの山陽高速道が混んで混んで、4キロくらいの渋滞。
一時間余分にかかりました。
多分私のように運転が下手な人がいて 流れにそって走らないから自然渋滞が起きるのでしょうね。

                        

大原美術館

2010年10月18日 | 私ごと
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 念願かなって大原美術館に行った。
本当は今年の一人旅で行こうと決めていたのだけど、それには少し時間的に無理があった。まず 家から汽車で浜田まで生き、浜田からバスで広島まで行き、広島から新幹線で岡山まで行き、岡山から在来線で倉敷まで戻る。となると一泊しなければゆっくりできないし、というわけで、サンコー観光にお願いして車で連れて行ってもらった。

それは思っていた通り 大、大、大満足で、とても癒された旅だったのです。
たったの1000円の入館料で、本物の絵画を間近で鑑賞することができて、本当に心の栄養を蓄えることができたのです。
大袈裟ではなくてこれで冥土の土産ができたと・・・

 ある日新聞で”大原美術館”創立80周年記念特別展2010/9・14~12・5までという記事を見つけ、期間限定に超弱い私は、行こう、行きたいと思うようになった。
そして昨日の定休日に行ったというわけなのだ。

前置きが長くなったけど、今回の特別展には、今まで大原美術館がヨーロッパの有名な美術館に貸し出していた絵画もすべてこの日のために里帰りして展示してあるという。
たとえば、ミレーの「グレヴィルの断崖」はフランスの美術館でしか見られない絵だとか。
ゴッホも、ミレーも、ドガも、グレコの「受胎告知も」、ゴーギャンの「かぐわしき大地」も、モネの「睡蓮(すいれん)」も、ロダンの「歩く人」も、モディリアーニも・・・ぜんぶ、ぜーんぶ本物!!
美術の教科書に載っているような海外の有名画家の作品がいっぱい。「わぁ~、すごい。それをこんなに間近で見ることができて。」と興奮しまくった私です。また、現代の新聞で見る日本人芸術家の作品も楽しめたし。
そして、まさか会えるとは思ってもみなかった熊谷守一の「陽が死んだ日」もはじめて観ることができたし、岸田劉生の娘さんの麗子を描いた「童女舞姿」も、教科書でではなくて本物をじっくりと鑑賞しました。

 そして、もう一つ楽しみにしていたのは、別館で見た棟方志功の作品の数々。
いつだか島根県立美術館で棟方志功に最も影響を与えたといわれている平塚運一の版画展を見て以来、いつか棟方志功の本物を見たいと思っていたのだけど、その思いもここでかなったのだ。
いやぁ なまでまとめてみるとさすがの迫力。とてもラフで野放図で、スピード感のある彫が、単純だけど妙に豪華で豊穣な世界を醸し出していた。
特に「華狩頌版画柵」はよくよく見ると紙を何枚もパッチワーク風に繋いで大作にしたもの。まるで絵本のようで、馬を操る男たちの背景を飾る馬や鳥、犬、花など近づいてみたり離れてみたり、見ていて飽きない。
こんな模様のスカーフがほしいなぁと思ってしまう。

倉敷の街並みの 写真もアップしたいのですが、なにしろ本物に少し興奮していまして、また明日にアップしますので、覗いてみてくださいね。

晴れ 22℃

障子

2010年10月05日 | 私ごと
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 記録的な猛暑の影響は、果物にも異変をきたしているようだ。
散歩していても、柿の実がついていない、イチジクが実がついていても小さいし固い。
トンボ家の果樹園でも、今年は何もかも不作だそうだ。
梨も小粒だって農家の方が言ってたし、それに夏野菜の高いこと。
そういえばお隣 韓国でも、白菜の値段が昨年の5倍になっていて「今年はキムチが漬けられない。」と悲鳴をあげているとか、新聞にも書いてあった。

やはり何でもほどほどがいいのですね。

 さて。
障子の張り替えが終わりました。
毎年するわけじゃないけど、張り替えると部屋が明るくなり、やはり気持ちがいい。

以前は4・5年前だと思うが、障子のサンに刷毛で糊を付けて、貼った記憶がある。
障子は下から貼っていかなければならない。
それは障子紙が巻紙だったので、横に張っていき 重なったところが上からかぶさるように貼らないと埃が貯まるからだ。これが結構大変で、時間もかかった。
ところが最近は、だれでも簡単に張り替えができるようにいいのが出ているんですね。
障子の幅いっぱいの紙をアイロンで止めて行くだけなのだ。超簡単。
皺が寄れば霧吹きで何とかごまかせるし。

雪見障子などは素人ではなかなか難しいかもしれないけど、こういうのは誰でもできます。

昔は祖母がお正月前に障子貼りをしていた。
舌切り雀の意地悪おばあさんのように、小麦粉を水で溶きゆっくり混ぜながら火にかけて糊を作り、それを、障子の桟に刷毛でぬり紙をはっていった。
子供達がふざけて穴をあけると 「いやだね、この子ったら、貼ったばかりなのに穴をあけてどうするの。」と早速 ハサミを取りだし器用に、障子紙の残りで折り紙をして、ハサミを入れるとあらあら不思議 桜の花弁ができました。それで穴あきの補修をしていた。
いま思えばこれもなかなオツなものですね。

本当に半世紀以上前だけど、夜中にふと目を覚ました時、貼り替えたばかりの障子が妙に白く、かすかに庭の南天の葉影を写し、破れに貼った桜の切り紙が、ぼんやりではあるが、本当の桜のように映ったのを思い出す。

まだ破れていないけど、私は大小の桜をいろいろ切り紙をして作り、飾りたい気分です。
それと 雪見障子の4畳半でしっぽりと雪を見ながら素敵な人と一献傾けたいです。
え?無理無理!! ハイハイ…

雲り 21℃

恒例のサンコー観光温泉ドライブ。

2010年10月04日 | 私ごと
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 小雨降る中 昨日午後から出かけたのは、三次のワイナリーです。
定休日恒例のサンコー観光の温泉ドライブです。

安光姫も家の中にくすぶってばかりでは気が滅入るので、このドライブを楽しみにしているのだ。

雨の江川を広島に向け国道261号線から赤名峠を越え54号線に出て、2時間余りでワイナリーに着いた。
島根より数段お金持ちの広島だからと期待したのに、ここは、島根ワイナリーに比べてすべて規模が小粒だったのには少々期待はずれ感が・・・
島根ワイナリーを自慢するようだけど、島根は見渡す限りブドウのハウスが広がり、広大な出雲平野の中に、葡萄酒の工場まで併設してあり、第一試飲の数が違う。
沢山のワインの樽からどれでも試飲できる島根に比べ、三次はたった8種類くらいい。おまけに試飲カップも島根は検尿カップくらいあるけど、ここのは、お刺身の醤油入れくらいで、勢いよくコックを開けると浅いので飛び散る。

 

ま、でも入口の花壇にはベコニアが色とりどりでとてもきれいに整備されてはいました。
そしてどこからか大好きな金木犀の香りが漂う。
匂いに連られてふっと見あげた木に、たくさんの黄色いつぼみが。わぁ!!
このワイナリーの庭園には 沢山の大木の金木犀が植わっていた。
そしてそのまあるい蕾がほろりとほどけて、そこかしこから、あの甘やかな匂い。

私がこの匂いが特に好きなのは訳があるのです。それはこの香りの漂うころ大好きな古今亭志ん朝さんが亡くなったのです。だからこの香りがすると思いだして志ん朝さんの落語をしみじみと聴きたくなるのだ。

さぁ、いつもの温泉にレッツゴー!!

今日の温泉はたかみや湯の森です。

 ここも廃校になった小学校をリフォームして作られた施設で、お湯は無色透明、とても綺麗でジャグジーの種類がいっぱいの温泉施設でした。
人もそう多くなく、ゆったりのんびりとお湯につかり、あぁ~気持よかったぁ・・・
4時過ぎここを出発。
 
やはりどこも少し咲き始めるのが遅れているのですね。今を盛りに彼岸花が道路沿いに咲いていて、目を楽しませれくれます。
しかし山はというと、なら枯れの木が山肌にぽつぽつと。紅葉ではなくて枯れているのです。

 「山枯れが進むから、熊など、食糧のドングリが少なくなり、里に下りてきて悪戯するんだよね。」と話していたらなんと猿が車の前を横切って行きました。二匹いました
よ。

場所はどこか忘れたのですが、相当高い山が前方に見えたので思わず車窓からパチリ。
何て言う山でしょうね。やはり国道9号線を走っていると津和野で真正面に見える青野山より絶対に高いと思う。ものすごく迫力があったから。

このあたりからぽつぽつと雨が降り出して、そのうちぽつぽつがだんだん大粒になり、車のワイパーも聞かないくらいの大雨、これがゲリラ豪雨だぁ・・・

  

よく馬の背を分けるというけど、大朝の寒曳山パーキングエリアまできたら、嘘のように晴れてはいなかったけど、雨が降ってない。
真中の写真は今も雨が降っているであろう広島側。右の写真は浜田方面です。

こうして半日の温泉ドライブは終わりました。

これから温泉は本当に極楽ですね。

雲り 24℃

ひまわり

2010年09月21日 | 私ごと
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 体中が痛くて、座るのも、かがむのも、「イタタ!」の連発。
たった1時間草刈りしただけなのに、なんなんだ、この筋肉痛は?
思いのほか老いてる身体に、鞭打って仕事しています。
それにしても残暑が厳しい。ふぅ… 

 さて。
昨日の続きです。
平田の100%天然かけ流し温泉ゆらりに行くことにして、午後2時ごろ江津を出発したサンコー観光御一行様。

途中、ひまわり祭りしているから斐川町に行こう!ということで、着いたひまわり畑です。(ここは出雲空港のあるところ。で飛行機が見えたのです。)
すごい数、斐川平野の田圃の跡地なのだろうか、見事に何千本、いや何十万本ものひまわりが、既に傾きかけた太陽に背を向けて一斉に咲いていた。
「ね、ひまわりってお日様に向かって咲くんじゃないの?」
一本、二本反対に向かって咲いているのなら、そりゃ中には花の世界にも反逆児もいるでしょうということで、わかるけど、こうも集団で太陽に背を向けているとは、我々の考えが間違っているのかも知れない。

  

それにしてもこの日は暑かった。
道路の温度計は軒並みに30℃を表示していた。けど見上げる雲はやはり秋だった。
夏と秋の季節の変わり目、特に夏から秋へ移るころを「ゆきあい」というらしい。
そして夏の雲と秋の雲とが一緒に広がる晩夏の空のことを「ゆきあいの空」となんとも綺麗な名前がついているが、まさしくそんな空だった。

ひまわりといえば 昔昔のその昔、娘時代に感激と感動で青春の青い血を震わせた、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンが主演した反戦映画を思い出すのだけど。
それほど見事なひまわり畑でした。

そして4時過ぎに今日の温泉、ゆらりに到着。
ゆらりの温泉は値段が高いのが玉にきずだけど、湯船と露天風呂の境の戸が開け放たれていて、開放感があり、夏場は湯気がこもらず とても気持ちよかったです。

一日の疲れを温泉で癒し お決まりの生ビールで 乾杯して帰路につきました。
オムレツのようなお月さまが 雲の間を隠れたり覗いたりしていました。

帰りの車の中でサンコー夫人が、「ね、夕べ ふとお風呂の掃除をしていて、昔うたった唱歌の船頭さんの歌が頭からはなれなくなったんだけど、

♪村の渡しの 船頭さんは
ことし六十の」おじいさん
年はとっても お船をこぐ時は
元気一ぱい ろがしなる ソレ
ギッチラ ギッチラ ギッチラコ

この歌、60でもうお爺さんって、嫌よね。」

ホントです。子供のころの私はおじいさんや、おばあさんは、子供のときからおじいさんやおばあさんをしていたのかと思っていました。

それにしても 私たちも完全に老人の部類に入るのですね。
このゆらりの温泉は、65歳から割引料金になっていました。
「お姉ちゃん、来年は安いね。そういえばアクアスの水族館も敬老の日は65歳以上はただよ。」と妹が笑いながら言うんです。
なんだか複雑な気持ち。

雲り時々うす晴れ   31℃

(37)「確信犯」大門剛明著(角川書店)・・9/12日読了

2010年09月17日 | 私ごと
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 トンボさんの購入の本です。
横取りして、先に読ましてもらっています。
ですからネタばれは禁物、「もう見せてやらん!」と厳しく言われますので。
ギリギリのところで、早くレビュー書かないと頭の中から消えていくぅ…読んだことすら忘れているもんね。

物語は・・・
十五年前に広島で強盗殺人の裁判で無罪判決おりた。
その無罪判決の時 居眠りしていた裁判長末長は定年後、弁護士として広島で働いているが裁判員制度の反対運動を行っている。
特例判事補だった正木響子は母の介護のためエリートの道を捨てて弁護士になり、東京で法テラスに勤務している。未特例判事補の穂積は広島で司法試験予備校の看板講師となっていた。
裁判長だった末長弁護士は、無罪判決とした被告が本当は真犯人、で殺人犯を野に放ったのではと個人的に再調査していた。そして末長弁護士が殺され、引き継いで調査し始めた正木弁護士も殺される。犯人を見たと証言した被害者の息子が疑われるが・・・・

司法制度改革や裁判員裁判といった問題にも切り込んだ社会派の推理小説なのだけど、ただ、一番登場人物の中で嫌な奴だな と思っていた穂積が突然響子の仇を打つ!となるところなど、その心理がよくわからず、唖然呆然としたまま、最後まで、なんか腑に落ちなかった。

そうはいうものの、どうにもならない落ちこぼれ判事やトップエリート判事などが 時に人間くさく、時に恰好よく描かれている。人間の裏表がよくわかり、サスペンスとしても楽しめました。
そうそう、被害者の息子 大変な人生だったろうに、とてもしっかりしていて、好感が持てました。

晴れ 28℃