OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

BeiDou Performance Standard

2014-01-07 08:47:35 | みちびき
BeiDouが提供するオープンンサービスのPerformance Standardと
新しいICDが公開された.

BeiDou Open Service Performance Standard ver. 1.0
BeiDou ICD ver. 2.0

95%のprobabilityで,SIS-UREは2.5m以下,PDOPは6以下.
測位精度は,水平方向,垂直方向ともに10m以下となっている.

SIS-UREに対して,AOD(age of data)が明記されていないが,
どのAODでもこの精度となると,ちょっとタイトな気がする.

ちなみに,GPSのオープンサービスであるSPS(Standard Positioning Service)の
SIS-UREの仕様は,AODがゼロのときに6mです.

GPS SPS Performance Standard 4th Edition

ただし,実力値としては,1m以下の精度がでています.

SPS Signal-in-Space Performance
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1 コメント

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Unknown (taro@kaiyodai)
2014-01-08 00:03:36
ICD v2でBeiDouのB2信号が公開されましたね.昨年からNovatelなどの受信機ではB1,B2が普通に受信できていたので,B2の測距コードはB1と同じじゃないの?とちょうど言っていたらまさにその通りでした.

試しにSDRでB1,B2同時に受信してみましたが,B1と同じようにB2も全衛星ちゃんとトラッキングできました.L2Cが少ないのでちゃんと2周波で常時7~10機受信できるのは結構重要な気がします.あとはB3ですね,公開されたらやばいな...
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