OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

DDRとFIXED_IO

2022-12-23 15:41:06 | FPGA
よく見かけるZynqのサンプルデザインのささやかな疑問。

VivadoのBlock Designで、シンプルにZynqだけのブロックを作るために
Run Block Automationをすると、デフォルトでDDRとFIXED_IOのピンが
Externalとして引き出されます。

しかし、これらのピンはすべてMIOに接続されているので、Externalにする
必要はないはずです。

試しに、DDRとFIXED_IOをDeleteしたブロックのビットストリームを生成して、
ハードウェアをエクスポート。



VitisでHello Worldのテンプレートをビルドして実行すると、問題なく動きます。

何のためにDDRとFIXED_IOはデフォルトでExternalとなるのでしょう?

P.S. ちなにみ、このサンプル、Vitis 2022.2でビルドして実行しようとすると、
これまで見たことのないcan't read "map": no such variableというエラーが出る。



どうやら、2022.2特有のバグで、DDRのメモリマップの自動生成に問題があるみたい。

Vitis launching Ultrascale MPSoC debug error: can't read "map": no such variable

おとなしく、動作の確認できている2021.1に戻します。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« PS UARTをEMIOでPLに接続 | トップ | MAX2771のレジスタにアクセス »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

FPGA」カテゴリの最新記事