アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

小異を残して予算決めちゃったら?

2015年03月05日 | Weblog
 生きている証として、目からウロコが落ちる毎日を過ごしております。一体何枚ウロコがあるんだって?落ちても落ちても次々とウロコが育ってきますから…無限にあることになりますね。生きているうちはの話ですけどね。

 結婚式に遠方から出席してくださる方へは、交通費と宿泊代を包ませていただきます。これ、常識。現金をお渡しするわけですからのし袋へ入れまして、私の場合は、上書きは、「お礼」としたような…。ところが、このような場合の上書きは、「お車代」とすべきだったようで…ここで目から、茶托大のウロコが。

 何でも知ったかぶりしてそんなことも知らなかったのかって?うすうす気づいてはいましたが、飛行機で来られる方に、「お車代」はおかしい。フェリーに福間を載せて来られる方へは…「お車代」が正しいのかぁ…根がまじめなもんで。「駕籠(かご)」で来られる方へは、「お駕籠代」が適当か。江戸時代はあったかも。

 何のはなしかって? 下村博文文部科学相は、支援任意団体に政治資金規正法違反の可能性が指摘された問題で「車代は受け取っていない」と国会で述べました。その後「タクシー代を(団体側が)負担しているのは事実」と釈明。で、答弁は「食い違っていない」と。さすが文科大臣!正しい日本語の使い方をされておられる。日本の教育も安泰ということですね。

 ある新聞にクイズが出題されていた。下村博文文部科学相の弁明は、通常は何と呼ばれるか?次の三つから選べ。「雄弁」「能弁」「詭弁(きべん)」
 車代とタクシー代を、正しくつかいわけているわけで…文句なく、「能弁」でしょう。
 ずいぶん下村さんをかばうんだなあって?ユニクロの社長やら、ソフトバンクの社長の資産と比べたら、政治資金なんて、塵にも値しない…。問題にして国の予算決定を遅らせるような話じゃない。「知らなかったなら許される」それでいいでしょう!なぬぅ?口止めのメールを送ったぁ?メールぐらい3歳児でも送るって!