もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

「ジェンダー」復活

2010-04-20 | Weblog
内閣府主催の第3次男女共同参画基本計画の公聴会が、兵庫県公館であり出席しました。
当日は、兵庫県の男女共同参画推進員の認証式のあとの開催ということもあり、たくさんの人の参加がありました。

男女共同参画の公聴会といえば、ジェンダーバッシングのグループの人たちが占拠して、ジェンダーを語るものは国を滅ぼす、というような論調で、ジェンダーという言葉を使わないとか、ジェンダー関係の本を公的な場所から排除するとか、むちゃくちゃな時代がありました。その波を受けて、摩擦をさけるためなのか、女性センターや男女共同参画センターも動きにくく、停滞していた時期もありました。

しかし第3次の計画では、ジェンダーやリプロダクティブヘルス・ライツなど、一時タブーだった言葉も、きちんと使われており、正常に戻ったという印象を受けました。

国の計画もさることながら、一番基本的には、基礎自治体である、市町の取り組みです。
これは、市民と行政双方が、同じ目標にむかって進んでいくことが必要です。
小野市や加西市など近隣の市町の担当者にも、会場であいさつされました。
プランの改正には、国の動向をキャッチすることは基本的なベースになります。三木の行政の方は来ていたのか、気になるところです。