もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

地方自治は民主主義の学校

2010-04-02 | Weblog
地方自治は民主主義の小学校といわれているそうです。
3月議会では、そのことを改めて再認識しました。

とても大きな宿題が課せられていると認識しています。
議会制民主主義の第一歩から、学んで実行していく決意が必要ではないかと思います。
きのうの騒ぎは、現場にいたわけではないので、人から聞いた話ですが、街宣車で何度も同じことを、マイクの音量も大きく、かなり遠くまで聞こえたそうです。およそ民主主義にはふさわしくない行動です。

きのうは、市役所で新人の儀礼辞令交付の式もあったはずです。
これから、希望を持って、民主主義の社会を守り、市民の福祉の向上のために精一杯力を発揮していただきたい方がたのスタートの日であるのに、残念です。

わたしも、新年度に向けて、議員の一人として、議会改革を推進する具体的な方法を探っていきたいと思います。ひとつの教科書となるのは、各地で作られている、議会基本条令です。北海道の栗山町の議会基本条令は、そのひとつのお手本ですが、兵庫県でも養父市で、4月1日から公布されます。栗山町は夕張市の隣にある町で、夕張のようにならず、町の独立をまもり、現在もその発展に寄与しています。

栗山町議会基本条例
第1章 第一条の目的にそれがあますところなくあらわれています

この条例は、分権と自治の時代にふさわしい、町民に身近な政府としての議会および議員の活動の活性化と充実のために必要な、議会運営の基本事項を定めることによって,町政の情報公開と町民参加を基本とした、栗山町の持続的で豊かなまちづくりの実現に寄与することを目的とする

具体的にどういうことなのかを、これから探っていきたいと思います。
全国で、議会条例ができていますが、実はこの栗山町に刺激を受けてというところが多いのです。