もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

休みの日には図書館に行こう

2010-04-12 | Weblog
休日には図書館へいくというのが、長いあいだの習慣。
夫の図書カードは、以前手書きだったときのもの。もう30年ぐらい経っているだろう。
1枚のカードで、どれだけの本を借りただろうか。

最近日曜日図書館にいくと、滞在型利用者が多い。いすがあれば、ほとんど埋まっているし
本を探している人も多くなった。
10日付けの神戸新聞でも前年度比19%増之55万冊を超えたそうだ。
青山が今休刊しているし、吉川も昨年末にオープンしたばかりだから、青山もオープンする今年度はもっと利用者数が増えるだろう。

長いこと三木の図書館は小野と比較されきたし、小野まで行っている人も多かった。しかし三木にずいぶん戻ってきているのではないかと思うし、ひょっとして来年は小野の貸し出し数を抜くかもしれない。
もちろん人口規模は違うし、1館と3館の方針も違うけれど、三木の人に、「小野はいい」といわれ続けていたとき、「他のよさを語るのはいいけれど、もっと自分のまちの図書館を
よくしようよ」といい続けてきた。高齢になっても利用し続けられる図書館は、高齢者の居場所になると思う。

子どもの本はもちろん、高齢者にとって居心地のよい図書館づくりをめざすのは、これからの大きな課題だ。特に高齢者の男性の利用の伸び率が高いという。
利用者が伸びているとはいえ、図書費の予算は十分とはいえない。新しい図書館に向けての予算はついているが、上の丸の予算はその分、どうしても薄くなってしまう。新しい本がはいったのが、貸し出し数の伸びだと思うが、更新時期に来ている古い本の入れ替えもこれからすすめていかなければならないだろう。本館の2階3階の有効な利用の仕方も、検討を要する。

三木の図書館はまだまだ途上である。伸びているとはいえ、今までの基準が悪く、ようやく
平均になったところだ。