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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

物理的にできてもビジネスになってないとそこに未来は見えない

何か物を作って売ると言うビジネス。
これで重要と思われているのが「物理的に作る事が可能か」と言うのがまずある。

開発したり設計したり工場や作業員、機械などを用意するとできると思う。
余程高度な事をやらない限りそれでできる気がする。

が、実際には気がするだけでできるとも言い切れない。
結果は多くの場合「できない」だと思う。


自分はあまり詳しくないけれど、最近「ビジネスモデル」と言う言葉をよく聞く。
昔の日本は物を作って売る事がすなわちビジネスだったけれども、
近年は自分で作らなくてもビジネスとして成立していたりする。

そう考えると作るとか作らないとか、まして物理的にできるできないとか、
それはビジネスとして考えた場合、ごく一部の小さな事なのだと感じられる。


でも、未だに物理的にとか、原理的にできると言うのが重要だと思っている人は
けっこう多いのかもしれない。
外から見るとできる可能性は無いとは言えないけれど、
多分ダメだろうなあ、と思ってしまう。(あえて言わないけれど。)





あるミーティングで、自分が参加していないプロジェクトの話をちょっと聞いた。
それも物を作って売ると言う商売の事だった。
どうも歩留りが悪いらしい。

話の様子から改善はきっと進まないだろうなと言う印象を受けた。

話しの中身の具体的なところはわからないにしても、多分ダメだろうと。


なぜなら、そこに当事者らしき態度の人が誰もいなかったから。
これが単なる噂話であればそう言う事もあり得るけれど、そうでもない。

問題をどうにかしようと考えた時に具体的に検討すべき項目はいろいろ挙げられるはず。
けれど、そう言う話ができる人がそこに誰もいなくて問題の結果ばかりを言う。
結果ばかりと言う事は結果の前のところに関与しているかしようとしていないと言う事。


う~ん、残念だけれど物理的にできると言うだけで始められた事なのだろう。
でも全体のやり方として誰が何をどうすると上手く行くかがちゃんと組み立てられていない。
結局結果がダメと言うばかりで話の内容が浅いくなる。

そう言うところに未来は見えないなあと...




物作りの仕事をしていてこう言うのも何だけれど、
そう言う事だけじゃ全然意味が無いなあと感じる今日この頃なのである。
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